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>宮城県内の高次脳機能障害のある方々とご家族の支援ネットワークづくりのため、様々な情報を提供していきます。

特定非営利活動法人ほっぷの森では、みやぎNPO夢ファンドの助成を受けて、3年間にわたる「高次脳機能障害者と家族の支援ネットワークづくり事業」を行っています。
このブログでは、事業活動の報告や支援の情報、また、ご家族の声や働いている高次脳機能障害の方の事例もご紹介していきます。



2011年01月31日

みやぎ高次脳機能障害研修会を開催します!

みやぎNPO夢ファンドの3年にわたる助成をうけて進めている高次脳機能障害者と家族の支援ネットワークづくり事業。
1年目は実態調査を行い、2年目の今年度は県内7ヵ所にて研修会を開催を企画、これまでに仙南、気仙沼、登米、石巻、栗原、大崎の6地域で開催することができました。
どの地域でも県の保健福祉事務所の共催(石巻は主催)してくださり、また、栗原では栗原市の共催もいただき、地域の事業所との共催や講師として参加いただくなど、行政や他の支援機関との協働により研修会を開催でき、それが地域の支援の充実につながりました。
そして、2年目の集大成として2月13日に仙台で研修会を開催します。






岩手にて活動されているイーハトーヴの代表掘間幸子さんにこれまでの取り組みについてお話いただき、宮城の当事者の方の働くまでと働いてからの思いを伺います。
その後のパネルディスカッションでは、全県から現場で支援に関わっている保健師の方々と
仙台市障害者更生相談所の方に参加いただき、
宮城県内の状況を出し合いつつ、今後の支援の在り方を考えていく場としていきます。
多くの方の参加をお待ちしております。

2010年12月20日

大崎での高次脳機能障害研修会報告

12月16日、宮城県大崎市にある大崎合同庁舎大会議室にて、
高次脳機能障害研修会「みんながわかりあって生活していくことをめざして」を開催しました。
前日の夜に降った雪が道端や田んぼに残る寒い日でしたが、
当事者の方やご家族、医療関係者や支援者などなど52名の方にご参加いただきました。

内容は、はじめに、当法人の就労支援センターほっぷのパートナーであり、夫が高次脳機能障害であることから宮城県内でピアカンセラーとして活動している佐々木智賀子が「家族として支援者として」と題して講演しました。
妻として、また、支援員としての思いを語り、今回は、中学生の次女が書いた作文も発表されて、父親が高次脳機能障害になった子どもの立場からの思いも語られました。
会場では涙を流す方の姿も見られました。

そして、高次脳機能障害の当事者Nさんがご自分の受傷から現在、将来への思いを講演しました。Nさんは現在、長町遊楽庵びすた〜りにて経理補助として働きながら就労へのトレーニングに頑張っていらっしゃいます。
そして、地元での取り組みとして大崎太陽の村の支援員安藤優仁さんより高次脳機能障害の方の事例を発表いただきました。当事者の方が安藤さんに今日の研修会に託した言葉も発表されました。



参加した方のアンケートに半数の方が記載いただき、高次脳機能障害が身近な問題なんだとあらためて感じたとか、当事者の方の言葉が聞けたことが良かった、今後の支援に結びつけていきたいなど前向きな感想を多くいただきました。

宮城県各圏域での研修会も来年2月の仙台でのイベントを残して、年内は大崎が最後でした。
各圏域で研修会を開催したことで、目に見える成果、そして、目には見えていないけれど、種はまかれたなと感じる成果も含め、予想を超えた成果が生まれています。
何よりも、全地域で直接の人的なつながりが拡大し充実したということが大きな成果でした。
来年の活動にこれをつなげていき、高次脳機能障害の方やご家族、みんなが笑顔で暮らせる宮城にしていきたいと思っています。

2010年12月07日

栗原での研修会報告

みやぎNPO夢ファンドの今年度の事業の一つ、各圏域での講演会や研修会の開催も残すところ2か所となりました。
先日の12月3日に、栗原市この花さくや姫プラザにて行われた高次脳機能障害研修会もおかげさまで100名ほどの方の参加がありました。

民生員や行政区長などの方々を対象として初めて行われた研修会。
はじめて高次脳機能障害という言葉を聞いたという感想も多く、
そして、家族と当事者、地元で支援を行っている事業所からの発表を聞いて、
とても身近な問題としてとらえていただけたようです。

今回の研修会は、宮城県北部保健福祉事務所や栗原市、そして、NPO法人みやぎ身体障害者サポートクラブ サポートセンターころんぶすの方々が、さまざまに協力してくださって開催することができました。
あらためて、地域での人と人とのつながりが、ご本人やご家族が地域で生活することを支える絆になっていくと、今回の取り組みでも実感しました。

年内は12月16日の大崎での研修会が最後です。
来年の2月には仙台にて今年度の事業を総括してみやぎをつなぐネットワークづくりのきっかけとしたいと思っています。

天使のパン

SMAPの香取慎吾さんが司会をしているSmaSTATION!!(テレビ朝日)にて12月4日に元競輪選手多以良泉己さんが作る「天使のパン」が特集されていました。
競輪の試合中の事故によって、頸椎を損傷、高次脳機能障害となった多以良さん。
リハビリとして行ったのがきっかけで
パン作りをはじめ、そのパンが評判を呼び、現在は5年半まちの状態だとか。
パンづくりに取り組む多以良さんは、
本当にひとつひとつに心というか魂を込めてパン生地と向き合って作っていました。
その思いはパンを食べた人にしっかりと伝わるのですね。
多以良さんに寄り添っている妻の聡子さんの姿も素敵でした。

お店のブログを発見しました。
「北鎌倉 天使のパン・ケーキ」
http://gateaudange.com/

こうしてマスコミで「高次脳機能障害」の方が取り上げられて、
また、障害をおってもなおその人らしく輝いている姿がお茶の間の人たちに伝わることは、
高次脳機能障害を正しく理解し、希望や可能性をご本人やご家族がもつうえで大切なことですね。

2010年12月01日

栗原にて高次脳機能障害研修会開催!

ほっぷの森の後藤です。
今週の金曜日12月3日に栗原圏域の高次脳機能障害研修会を開催します。

宮城県北部保健福祉事務所栗原地域事務所と栗原市、そして、地元にて高次脳機能障害の方を受け入れているNPO法人ころんぶすさんが共催してくださっています。
こうして、その地域の行政の方々や福祉サービス事業所が連携してくださることは、
地域の高次脳機能障害の支援を充実していくために、頼もしいことだと感じています。

そして、今回の研修会は、大きな会場でひとりでも多くの民政委員や行政区長等の方々にお話しを聞いていただこうとの内容になりました。
地域の中の身近な人たちに高次脳機能障害を正しく理解していただき、周囲の理解を得ることで、当事者やご家族の孤立を防ぎ身近な支え合いをつくる意図で、民生委員や行政区長の方々等にご案内いただいています。
もちろん、一般の方や当事者・ご家族も参加可能です。

詳細は下記のチラシをご参照ください。

2010年10月21日

NASVAの交通事故被害者援護制度のご案内

高次脳機能障害の原因は、大きくは事故と病気に分けられます。
事故の中でももっとも多いのが交通事故による脳外傷です。
交通事故では、裁判や保険など、病気が原因の場合とは違った問題があります。

そのような交通事故の問題に対しての支援制度のうちの一つに、
交通事故被害者に対してのNASVA(独立行政法人自動車事故対策機構)による被害者援護制度があります。

介護料の支給や短期入院費用助成、
遷延性意識障害者の方のための療護センターの運営などを行っています。
東北療護センターは、仙台市の広南病院(TEL 022-247-1171)が運営委託されています。

また、自動車による交通事故が原因で保護者が亡くなられたり重い後遺障害を残すこととなった家族(生活困窮家庭)の中学卒業までの子どもを対象とした交通遺児等育成資金貸付や「友の会」もあります。

NASVAのホームページに援護制度の詳細があります。
NASVA
http://www.nasva.go.jp/

NASVAではホットラインも開設しています。
自動車事故に遭われ、法律、金銭、介護などの悩み事について、
どこに相談すればよいか、お困りの皆様に対して、地方公共団体をはじめとする各種相談機関、損害保険及び紛争処理等の相談窓口を無料で紹介しています。
NASVAの介護料、維持貸付等の被害者援護制度の案内もこちらでしています。

交通事故被害者ホットライン
TEL 0570−000−738全国どこからでも、3分8.5円でかけられるようです。
土、日、祝日、年末年始を除く9時から17時まで。
PHS,IP電話の方は、03-3288-3671へ。


日々コウジ中

8月20日の朝日新聞朝刊に「高次脳機能障害 漫画に」というタイトルの記事が掲載されました。
東京都世田谷区のイラストレーター柴本礼さんが、
ご自身と夫のコウジさんとの6年間を描いた本「日々コウジ中」に関する記事でした。


「日々コウジ中」
主婦と友社
1150円

夫のコウジさんは、クモ膜下出血で倒れ、高次脳機能障害となったところからの
家族の様子がせきららに描かれています。

これまで高次脳機能障害に関する本で、「記憶障害」「遂行機能障害」など障害の説明があっても、実際に関わっているものからすると、リアルに困っている部分が表現されている、伝わる本はなかなかなかったのです。

それが「日々コウジ中」では、
実際の日々の生活でどのような現れ方をして、
どこのどういうところで家族が悩むのかがリアルに伝わるものとなっています。

日々の状況や数々ぶつかる壁や家族の心情など、家族でしか描けないところがたくさん描かれています。
「そう!ほんと、こういうことっ!」と共感できる内容が1ページごとにありました。
また、漫画で描かれることによって、とても身近に感じる本になっていて、
高次脳機能障害を知らない方でも読みやすく理解しやすい本になっています。

「見えない障害」ゆえに、周囲に理解されにくい高次脳機能障害。
この本は、高次脳機能障害とそして、ご家族が抱える苦悩を
知るためにとても参考になる内容です。

たくさんの方に読んでいただきたい本です。
ぜひ、ご一読を!

作者の柴本礼さんのブログもあります。

http://blog.shufunotomo.co.jp/hibikoujichu/
posted by 事務局 at 10:22| Comment(0) | その他

2010年10月13日

今日から!

本年度の「高次脳機能障がい者と家族の支援ネットワークづくり事業」(みやぎNPO夢ファンド助成事業)の活動として、
今日から宮城県7ヵ所で「高次脳機能障害研修会」を行います。

第1回目は、本日10月13日、仙南地域にて行います。
場所は大河原合同庁舎大会議室です。
時間は13:30〜15:30。

この研修会の内容は、地域ごとの課題に沿って違っています。

年度初めに実際に各地域に出向いて、
保健福祉事務所や市役所、相談支援事業所や福祉サービス事業所など、
その地域で高次脳機能障害の支援に関わっているところを訪問して、
各地の課題を把握して、この研修会の内容を考えました。

仙南地域では、
家族としてピアカウンセラーとして、
就労支援センターほっぷパートナーの佐々木智賀子の講演と、
復職を目指して頑張ってこられた当事者の方の講演という内容です。

地域のご本人、そして、ご家族の方々が少しでも勇気づけられること、
そして、地域の方々が、高次脳機能障害がとても身近なことで、
そこへの支援が実は、自分たちの福祉にもつながることなのだと思っていただける内容をと思っています。

秋晴れの良い日になりました。
さて、これから出発です。

2010年05月28日

調査報告書完成しました

ほっぷの森の事務局長の後藤です。

昨年度、みなさまにご協力いただいた
宮城県内の高次脳機能障がい者と家族の実態調査の報告書が完成いたしました。

調査にご協力いただいたみなさまに、改めて感謝申し上げます。




この調査報告書は、調査票によるアンケート調査のまとめと、
県内7ヵ所で行ったご家族へのグループインタビュー調査をまとめたものです。

調査票は、宮城県内の各保健福祉事務所や仙台市障害者更生相談所などのご協力により、
ご本人用、ご家族用とも各400部を福祉サービス事業所や相談支援事業所等へ配布。
そのうち、ご本人、ご家族とも各63通のご回答をえました。

また、県内7ヵ所で行ったご家族へのグループインタビュー調査は、
各圏域の保健福祉事務所にご協力いただき、
ご家族への参加呼びかけをさせていただいたおかげで、
全体で24名の方の生のお声を聞かせていただくことができました。
受傷の経緯も、状況も、立場も異なる24名のケースは、
高次脳機能障害の多様さを立体的に伝える貴重な情報となりました。

本年度は、この調査で明らかになったニーズを関係機関にお伝えしつつ
宮城県内のご本人、ご家族をつなぎ、支援の輪を広げる取り組みをしていきます。

posted by 事務局 at 13:08| Comment(0) | その他

2010年02月26日

高次脳機構障害家族交流会

こんにちは・・・
佐々木智賀子です。

先日、2月24日(火)ほっぷで第二回 高次脳機能障害家族交流会を開催しました。
第一回は昨年12月17日(木)に開催し六名のご参加を頂きました。

今回ご出席頂いたのは五名のご家族でした。前回もご出席頂いた四名の方々は
お互いの状況もわかり合えている安心感が感じられました。
また、今回初めて参加された方も直ぐに心を開いてお話しされている姿に
改めて同じ立場でお話をしたり聞いたりする
ピアカウンセリングの素晴らしさを感じました。

前回から一ヶ月ちょっと・・・
それぞれお一人お一人の近況報告からお話が始まったのですが
幸先良く嬉しいご報告からお話が始められました。
現在、就労支援センターほっぷで活動されてる方のお母様から
「息子が今年四月より採用が決定しました」と大変嬉しいお話をして頂きました。
技術を持ってらっしゃる方でしたので、その技術を活かせる希望職種に就く事が出来たと満面の笑みでお話ししてらっしゃるお母様の表情に
私たちも心からお祝いの言葉を贈らせて頂きました。
そして、復職に向けて頑張ってらっしゃる旦那様を日々支えつつもご自分も輝ける場を見つけられた奥様。
びすた〜りで働きながら休日はボランティア活動を始めるられるような場を娘さんの為、そして様々な障がいをお持ちの方の為に始められたお母様。
遠くに一人で住んでる娘さんの為に何時でも戻って来られる環境を準備するよう
様々な情報を集めてらっしゃるお母様。
旦那様と一緒にご参加くださった奥様へは皆さんから
「旦那様の表情がとても明るくなりましたね・・」とお声掛けされてたり
毎日接してる一番身近な家族にはなかなか気付かないご本人の変化を
感じ伝えて下さってました。本当にこういう存在は大切だと思います。
そんな五人の皆様に交じり今回は私も同じ家族の立場としてお話をさせて頂きました。
私自身の喜びを同じように喜んでくださり、悲しみに涙を流してくださる
同じ悩みや苦しみを共有し、そして一緒に前に進める方法をいろいろ考えてくださる。
交流会の場で出会う皆様はお互いそんなとても大切な存在になっている
今回つくづく感じました。

この次出会う時もお互い元気で・・そして笑顔で会える事を願って
アッと言う間の二時間の交流会を閉じました。
是非、またみなさとお会いするのを心から楽しみにしております。
そして、もっともっと大切な仲間を増やしていきたいと思っております。