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「郷土学」セミナー報告/パネルディスカッション [2006年09月15日(Fri)]

はじめまして、日本財団 公益チームの山下です山

セミナーの最初のプログラムである、パネルディスカッションの概要報告をします。
角川地区の地域づくりにおける様々な場面・段階で、現在も関わっている、最前線の方々によるパネルディスカッションです。色々な立場からの話を聞くことで、角川地区の活動を多角的に捉えられて、とても興味深いものでした電球


**************************************

◆パネルディスカッション◆

「郷土の資源や先人の智恵を活かした地域づくり」 〜角川地区の取り組みを例に〜


◇パネラー◇
犬出川真也氏(角川里の自然環境学校・事務局長)
猫田中悦夫氏(同学校・里親委員長)
鳥阿部和生氏(戸沢村教育委員会・教育長)
馬大沼英記氏(山形県教育やまがた振興課主査)


○進行役○
クジラ草鞋(日本財団)


(※進行役の質問、パネラーの会話内容を要約してお届けします)


**************************************
◆まずは犬出川さんから!
クジラ草鞋:
「出川さんが戸沢村に入ったきっかけはどんなものだったんでしょうか?」

犬出川:
「大学院で農山村の地域づくりを勉強している一環で、2002年3月の千葉で開かれた環境系シンポジウムに参加したところ、戸沢村の方と出会いました。
色々な農山村を回り、地域づくりは役所の産業振興課、環境課といったところのウェイトが重いことを感じる中、本当の問題は、自然・伝統技術・文化の担い手、それらの伝承であると考えていたので、戸沢村はそこに力を入れているのを知り興味を持ち、行ってみたというのがきっかけです。
行ってみると、月一回くらいのペースで大人が子供たちに里山、河のことを子供たちに教えるイベントがあり、それらは生活カレンダーに沿ったものだったので、『日常に密着して勉強しないとわからないですねー』と発言したら、住み込むことになりました。」

クジラ草鞋:
「出川さんが住み込むようになってから、どんな変化が起こりましたか?」

犬出川:
「最初、村の方は『こんな何も無いところに、何しに来たの?』という程度の関心だったのが、2,3ヶ月話を聞くと、勉強しきれないくらい色んなものがあって、『じゃあ皆で地域に何があるか探して勉強しましょう』ってことから、郷土学が起こりました。その中には放っておいたら10年後なんて期間じゃなくて、2,3年後には無くなってしまいそうなものが多く、『じゃあ、それらを教え、伝える学校を作ろう』ということで、角川里の自然環境学校が出来たんです。
地域のことは、地域住民が先生となり教え伝えることが重要
そんなことをしているうちに、どこからか外部の方が見学に来たり、農業、ツーリズムの受け入れ地となっていった。
ヨソモンの眼を使ったのが、やっぱり良かったんですね。」


◆次は猫田中さんです!
クジラ草鞋:
「地域づくりに住民がなかなか参加してくれないという悩みが多いなか、戸沢の人は積極的に参加しています。それは元々の気質なんでしょうか?それとも何かきっかけがあったからなんでしょうか?」

猫田中:
「今も同じ悩みを持っています。しかし、上の人たちが良く話して、それをちゃんと下の人に降ろして、広げて、高校生たちが入ってきて、そこまで行ったら、じゃあ俺たちもっていうんで、大人が入ってきました。一番の理由は、ここで、事務局がしっかりした活動をしているから、住民も手を上げられる
平凡なところが賑やかになってきたのは感じている。そして、何にそれが繋がるかはわからないけど、何かを見てみたいという夢をそれぞれが持っている。
行政からの委託も活発になってきた。何かに向かっていくパワーがきっと、今後さらに出てくる。180人の中学生を泊める時も、地区の会長さんたちの力添えもあり、ポンと決まった。子供たちが良い子ばかりで、返って地元住民が感動した。
住民の、農業などを続けて生きたいという想いの繋ぎ役として、角川里の自然環境学校がうまく機能してくれた」

◆続いて鳥阿部さんです!
クジラ草鞋:
「教育委員会が戸沢村に働きかけたことをお聞かせ下さい」

鳥阿部:
「戸沢村に来る前は社会教育に10年間たずさわっていました。住民と一体となった地域の学校づくりを行うということで、戸沢の地域ごとに教育委員会が出来て、その角川地区の委員会とコンタクトを取りました。
山の学校を開校したり、ギフチョウの観察・保護などの活動をしていたら、たまたま出版社から、総合的な学習についての本を作りたいということをうけ、きてくれた。子供のためにやっていたら、大人が楽しくなっちゃったんです。
出川さんはプログラミングをしない。人に語らせて、それをまとめる。住民自らが口にしたことには責任が生まれ、その気になる。
そんな中、教育委員会は黒子に徹します。予算捻出なんかの場合でも、黒子に徹します。」

◆最後は馬大沼さん!
クジラ草鞋:
「戸沢の教育から生まれた地域づくり。県という立場から、社会教育をどうサポートしていくのですか?」

馬大沼:
「地域の学校づくりから始めたが、地域が元気になり子供が元気になってから、学校を作っていかなけりゃいかんだろうってことで、『地域と学校づくり』というふうになった。
そういう、地域を盛り上げようとしているところに、出川さんが来てくれた。
夢ややりたいことを話すと、出川さんが『こうしたらいいんじゃないですかねー』とアドバイスをくれる。
半年後に里の自然環境学校をつくる時には、出川さんは村人全員に『先生になってください』と言ってくれた。
出川さんは、人づくりの他に、地域をどうしていくかとうことに関する大人の課題にも、農村計画課など、県のほかの部署にも関わるようになった。
県という立場から、いろんな方と出川さんを引き合わせてきました。」


内容を見てみると、戸沢の地域づくりにおけるパネラーの皆さんの存在は大きいのですが、誰も主役でないことがわかります。
主役は地域に暮らす皆さん。
僕も、角川の皆さんが辿り着くだろう何かを、見てみたいと思いました。
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コメント
興味深い記事やブログは、それが将来的に来るようにしてください。私は多くを発見する必要があります。
angry birds rio
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Posted by: angry birds rio  at 2012年02月06日(Mon) 18:10

Posted by: Jeny  at 2011年04月28日(Thu) 19:29

Thanks for giving me the useful information. I think I need it. Keep up your work. Thank you

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Posted by: y8  at 2011年01月05日(Wed) 18:21