日本語は難しい 「小説家になろう」に投稿されたWeb小説を「小説を読もう!」で読んでいて、表現に違和感がありました。 外れスキルをもらったけど、敵の攻撃食らってたら最強になってた 〜Fランク冒険者は最強英雄候補です〜 10、初めてのクエスト 普段は下町の女の子って感じのファルルが、黒のミニドレスにハンディバッグにハイヒールまで穿いてるという気合の入れようだった。 「ハイヒールまで『穿』いてる」という表現が、「ハイヒールまで『履』いてる」の間違いだろうと、「誤字報告」をしようとして、念のためネットで検索しました。 すると、「ハイヒールまで『穿』いてる」でも間違いとは言えないことが分かりました。 しかし、私個人としては、ひらがなの「はく」で良い気がします。 つまり、「ハイヒールまではいてる」という表現となります。 アスペ日記 2014-07-27 「履く」と「穿く」が面倒なことになったいきさつ ズボンや靴を「はく」というのは、どう書くか。*1 ご存じの方は多いと思いますが、これはけっこうやっかいな問題なんですよね。 もっとも、「あ、これ正解知ってる」という人もいるでしょう。 ズボン・スカートは「穿く」で、靴は「履く」でしょ、と。 漢字の意味、つまり中国語での意味を考えると、全部「穿」で問題ないところだからです。 「ズボン等は突き通すから『穿』だ」というのはよく見ますが、近代中国語*3では服もズボンも靴も靴下も、全部「つきとおす」という発想で「穿」を使います。 実際、戦前(明治から昭和前期)の間は、中国語と同じ発想で、すべて「穿く」を使うのが普通でした。 ただ、この「穿く」というのは主に明治以降のもののようです。 それ以前のものを見ると、はきものについては古くから「履く」が使われています。 今後、「はく」の表記はどうなるんでしょうか。 個人的には、「腰から下につける」という意味の「はく」にひとつの表記があったほうが日本語として便利だと思います。 明治から戦前にかけては、すべて「穿く」が使えたところです。 でも、「穿く」が支配しかけていたところに江戸からの「履く」が復権して侵食してきたという流れを考えると、今後統一される望みはなさそうです。 |
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日本語は難しい
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山田 雄一郎
at 22:05
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山田 雄一郎
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