蜂に逆襲された話 [2016年01月06日(Wed)]
蜂に逆襲された話
昨年秋の暖かい日に物置小屋を見に行くと、地面から約2mの高さのところに直径5cmほどの蜂の巣があり周りを2匹の蜂が飛んでいました。 今まで、この蜂の巣の近くを歩いていましたが、刺されたことはありませんでした。 今後、蜂に刺されるかも知れないので、蜂の巣を落とすことにしました。 その小屋の中には、錆びた包丁がありましたので、右手で包丁を持って巣に切りつけました。 包丁が巣に当たる直前に、なぜかよくわからないのですが右手が内側に動き、包丁が巣に当たらず飛んでいた蜂に当たりました。 包丁に当たった蜂が地面に叩きつけられたのですが、包丁が錆びていたせいか蜂は五体満足でした。 再度、巣に切りつけようとして右手の包丁を振りかざすと、私の右の上方から一匹の蜂が尻の針を向けて、私をめがけて急降下するのが見えました。 しばらく急降下する蜂を見ていると、急に蜂が消えました。 「おっ消えた」と思った瞬間、頭を左に向けていました。 頭を左に向けている時に、右の首筋を刺されました。刺された痛みは一時的なもので通院する必要もありませんでした。 刺されたので、蜂に巣を落とすことは諦めました。 頭を左に向けていなければ、目の周りを蜂に刺されたかも知れません。 草刈りと一緒で、防塵用メガネを付ける必要があったと反省しました。 昔、「白土三平」氏の漫画で、四貫目という忍者が使う、敵の目の死角を攻撃する「無角」という技を見た経験が役に立ったのかも知れません。 2週間ぐらい経ってから、この蜂の巣の近くを歩きましたが、蜂は襲ってきませんでした。 お互いに、相手に干渉しなければ何もしないということだと思いました。 |
Posted by
山田 雄一郎
at 23:00