「年度収計」と「年収計」の違い わが家の光熱費は、オール電化にしていますのでガス代は必要ありませんが、停電に備えて「電池で点火する石油ストーブ」を使っていますので、灯油代もかかります。 早朝、部屋(台所)を素早く暖めるためにも「電池で点火する石油ストーブ」を重宝しています。 今までは、「エクセル」で光熱費の増減を管理していたのですが、月ごとに過去の年度との増減を計算すると、たくさんの「スプレッドシート」が必要になり、記憶容量も増えます。 そこで思いついたのは、Linuxを使って、「PHP」でスクリプトを書いて、Apacheで表示することでした。 Apache/2.4.23 (Fedora) OpenSSL/1.0.2j-fips PHP/5.6.27 mod_perl/2.0.9 Perl/v5.22.2 「エクセル」では、表計算だけでなく、簡単なデータベースとして使用することができます。 同じように、「PHP」でも配列を使って簡単なデータベースとして使えます。 ここで、「年度収計」にするか「年収計」にするか、悩みました。 多くの統計では、1月からはじまり12月で終わっています。「1月〜3月」を前の年だからと気にかける必要もありません。 しかし、「年収計」では夏場の変動はわかりますが、冬場の変動は年が異なるので、(私には)理解が困難になります。 そこで、4月始まりの「年度収計」にすることにしました。これで、夏場でも冬場でも、(私には)変動が容易に理解できるようになりました。 配列を使って簡単なデータベースとして、例えば、 <?php $hairetu = array( array("","電気代(円)","KW","灯油代(円)","L","平均気温(℃)","光熱費","電気代(円)","KW","灯油代(円)","L","平均気温(℃)","光熱費"), array("4 月",0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0), array("5 月",0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0), array("6 月",0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0), array("7 月",0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0), array("8 月",0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0), array("9 月",0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0), array("10 月",0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0), array("11 月",0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0), array("12 月",0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0), array("1 月",0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0), array("2 月",0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0), array("3 月",0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0), array("合計",0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0), array("2016-04-01 電力自由化",0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0), array("",0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0), ); ?> 「1」からはじまるのではなく、「0」が最初になることを知っていれば、 <?php echo $hairetu[14][0]; ?> 「2016-04-01 電力自由化」を画面に表示します。 「エクセル」風にいうと、一番左の「電気代(円)」列から「光熱費」列までが「実測値を表示した年度」、その右の「電気代(円)」列から「光熱費」列までが「比較した年度との差」になります。 例えば、「比較した年度」より「今年 4 月の電気代(円)」が安ければ、「マイナスの数値」となります。 2011年度のデータベースとして、例えば、 <?php $hairetu_2011 = array( array(2011,"電気代","KW","灯油代","L","平均気温"), array("4 月",*****,***,*****,***,**.*), array("5 月",*****,***,*****,***,**.*), array("6 月",*****,***,*****,***,**.*), array("7 月",*****,***,*****,***,**.*), array("8 月",*****,***,*****,***,**.*), array("9 月",*****,***,*****,***,**.*), array("10 月",*****,***,*****,***,**.*), array("11 月",*****,***,*****,***,**.*), array("12 月",*****,***,*****,***,**.*), array("1 月",*****,***,*****,***,**.*), array("2 月",*****,***,*****,***,**.*), array("3 月",*****,***,*****,***,**.*), array("合計",0,0,0,0,0), array("",0,0,0,0,0), array("",0,0,0,0,0), ); ?> 「平均気温」は、過去の光熱費と比べるときに、月間平均気温が関係しているのかも知れないと思い、比較項目に入れました。 「東京 2016年(月ごとの値) 主な要素」は、次の「気象庁のページ」に集計しています。 「気温(℃)」→「平均」→「日平均」 例えば、10月は、「18.7」となります。 東京の、4月から10月までの間の平均気温は、昨年度とほぼ同じです。 ちなみに、わが家周辺の、4月から10月までの間の平均気温は、昨年度より1度ほど高くなっています。 |
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「年度収計」と「年収計」の違い
Posted by
山田 雄一郎
at 15:58
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