日本語の表記 [2012年06月02日(Sat)]
日本語の表記
「漢字」、「カタカナ」、「ひらがな」、「ローマ字」があります。 私が「ローマ字」で気に入っているのは次の2点です。 1 「ローマ字」は、表音文字ですので、見た文字を発音することができます。 2 「ローマ字」は、パソコンの入力をするときに便利です。発音するとおりに入力すれば、日本語の文章ができます。 昔は、韓国人の名前も漢字で書いてあったので、漢字の日本語読みができました。金大中氏を、「キンダイチュウ」氏と発音するようなものです。 しかし、韓国人名が、韓国の現地読みになってから、なじみが薄くなりました。金大中氏を、「キム・テジュン」氏と発音するようなものです。 そんなに重要なことではないので、覚える気力が無くなりました。金大中氏を、「Gim Dae-jung/Kim Tae-jung」氏と書いた方が、より発音しやすいと思います。 韓国の全斗換大統領は、経済の建て直し、1988年のソウルオリンピックなどの成功した政策が多いのですが、「名前の現地読み」は、私は成功しなかったと思っています。 これが、韓国人が日本人に、「Kimchi」と発音することを強要する原因になっているのではないでしょうか。 資料 韓国の陸軍士官学校を卒業している事から、全斗煥は歴代の韓国の大統領では初めて、純粋な自国の教育を受けた経験がある人物となる(李承晩と張勉はアメリカで、朴正煕と崔圭夏は日本で教育を受けていた)。この事から全斗煥は、韓国の指導者としての正統性をアピールするために、「ハングル世代で、正規の士官学校を卒業した」という事をしばしば強調していた。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E6%96%97%E7%85%A5 資料 http://members.jcom.home.ne.jp/u33/i%20think%200301103c.htm 中国人名と韓国人名 2003年1月10日 宇佐美 保 中国人名は、いわゆる私たちが使用している漢字読みなのに、何故韓国人名は、韓国の現地読みなのでしょうか? 私は、ある時期に日韓間に条約成立して、以来、“人名を両国はお互いの現地読みをする”と記憶していたのですが、若干記憶違いでした。 NHKに教えて頂いた結果は、次の通りでした。 1)日中間の人名の読み 1972年(昭和47年)9月、当時の田中角栄首相が中国を訪問し周恩来首相との日中国交回復の会談の際に、日中両国の人名は、互いに、読む人の国の読み方(日本では、周恩来はシュウオンライとの如くに)を従来通りに継続することで合意した。 2)日韓間の人名の読み 1984(昭和59年)韓国の全斗換大統領が来日し、日本の政府高官たちとの会談の席上、両国の要人の名前を、お互いに現地読みすることで合意した。 その結果、金大中氏が、「キンダイチュウ」から「キム・テジュン」に変わった訳です。 |
Posted by
山田 雄一郎
at 10:48