Fedoraのインストール [2012年04月28日(Sat)]
Fedoraのインストール
Fedoraのインストール方法には、「インストール DVD」と「ネットワークインストール CD」があります。また、アップグレードによる方法もありますが、今回は省きます。 http://fedoraproject.org/ja/get-fedora-all 「ネットワークインストール CD」の利点は、「CD」にインストールデータを焼いいた後で、その「CD」でネットワークにつないでインストールすると、ソフトが最新版になることです。 「インストール DVD」では、一度インストールした後で、ソフトをアップデートしなければなりません。(yum -y update) だから、ネットワーク環境を光ファイバーに変えた後で、「ネットワークインストール CD」からのインストールにしました。 Fedora用のPCは、自作機です。2004年に自作した物を捨てるのがもったいないので、「Fedora」と「Win-XP」で使っています。 このPCのFedoraは、話しのネタにインストールしているだけでサーバーには使用していません。デスクトップPCをサーバー用途にすると、電気代が馬鹿になりません。 Fedoraをインストールした後で、毎日一回、次のコマンドを実行しています。 yum -y update ; freshclam -V ; freshclam ; freshclam -V ; clamscan --exclude=/sys -irv / ; shutdown -h now 困ったことに、電源が「OFF」になりません。 2004年の自作機だから、ソフトウエアに比べてハードウエアが古くなり過ぎたとあきらめていました。 「ネットワークインストール CD」は記憶容量が少ないので、古いハードウエアの「デバイスドライバ」は入っていないが、ネットワークに接続した時点でPCに必要なハードウエアの「デバイスドライバ」はすべてインストールしていると思っていましたので、古いハードウエアは切り捨てられたと思いました。 私がFedoraを好きな理由は「古いハードウエアもサポートできる」ということでしたので、残念でした。 Fedoraの前のRHL時代のことですが、RHLだけが「シリアルマウス」に自動設定で対応していました。他のディストリビューションでは、「デバイスがうまく動かないときは、設定を書き換えてください」と説明してあったような気がします。Linux入門者には敷居が高すぎました。 あるとき、ハードウエアの「デバイスドライバ」がインストールされていないのではないかとの疑問が湧き、確認するため「インストール DVD」からインストールしました。 今度は、ウイルススキャン後の「shutdown -h now」のコマンドで、電源が「OFF」になりました。 結論として、 1 「ネットワークインストール CD」でインストールできない場合は、「インストール DVD」からインストールします。 2 「ネットワークインストール CD」で電源が「OFF」できない場合は、「インストール DVD」からインストールします。 3 古いPCにインストールする場合は、「インストール DVD」からインストールします。 4 本文を読んで何が書いてあるか分からない場合は、「インストール DVD」からインストールします。 |
Posted by
山田 雄一郎
at 14:53