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2011年06月17日

八幡神社本殿葺き替え工事〜屋根裏の中には〜

今回の屋根裏には、小動物の白骨が出てきました。

1枚目は、外来種・ヌートリアと思われます。
色んな白骨となった小動物を見つけましたが…ヌートリアは始めてです!

宮司さんの話では、境内の溜め池で何度となく見かけたそうです。

2枚目は、イタチか何かだと思います。

3枚目は、蛇だと思います。

この白骨となった小動物は、全て同じ場所にありました。

追伸 白骨となった小動物は、宮司さんによって供養されました。





2011年06月15日

八幡神社本殿葺き替え工事〜千鳥破風・他・屋根葺き〜

屋根が葺き上がり棟の台座となる品軒が付いて完成しました。

この後は、大工さんによって箱棟工事になります。
全体の工事は、幣殿・玉垣の銅板葺きになりますが、私は、ここまでの作業になります。


完成したら、立派なお社になると思います。







2011年06月14日

八幡神社本殿葺き替え工事〜千鳥破風・他・屋根葺き〜

軒付け後は、水切銅板、上目皮を3枚貼り、唐破風の谷と同じように土居板で下地葺きし、最初は谷と箕甲を同時に葺く形で葺き、ある程度と上がると谷を先に葺き、箕甲と平葺きを2人同時で葺き上がります。

最後の写真は大屋根の箕甲です。
師匠の孫が始めて葺きました。
なかなか旨く葺けていると思います。
センスは、かなり良いと思います。







2011年06月13日

八幡神社本殿葺き替え工事〜千鳥破風・軒付〜

千鳥破風の『走先・はしりさき』の軒付けです。

蛇腹台を取付、先の方は1枚ずつ蛇腹板を取付けることは困難なので、何枚かまとめて仮組した蛇腹板を作り、それを桧皮の屋根地に合わせながら取付ます。

蛇腹の厚みの通りが揃うように上場を鉋で削り揃え、台皮を付け軒付けしました。

走先の蛇腹板の取付は、別の施工の仕方もあるので、また機会があればご紹介したいと思います。







2011年06月11日

八幡神社本殿葺き替え工事〜唐破風〜

唐破風を葺くには『面皮・つらかわ』と言って、長さ8寸(約24?)、幅3寸(約9?)以上の皮を生包丁で木口を丸く切った皮を使います。

(屋根の大きさによって面皮の寸法は変わります。)

左右より葺き上がった所は、『1.2.3』と言われる三段の軒を付け、『鏡皮・かがみかわ』と言って、面皮と同等の皮質の箱皮を使用して鬼が添えられる位置まで葺き上がります。

今回、唐破風を左側を龍福寺でもお世話になった滋賀県の職人さんに、右側を私が別れて葺きました。

始めて葺くので、先に葺き上がっていく左側を参考にして葺く形で行いましたが…自分でも思っている以上に綺麗に葺くことが出来ませんでした。

今まで、年輩者の方々が葺いているのをみていましたが、やってみないと全然ダメだと言うことが大変良く分かりました。



2011年06月10日

八幡神社本殿葺き替え工事〜唐破風野地〜

水切銅板と上目皮貼りが終わると、唐破風の野地板です。
野地には『櫛形・くしがた』を入れて野地板をしました。

唐破風屋根は曲がりがキツいので幅が狭い野地板を使います。

野地板を貼ると唐破風屋根らしくなってきました。

いよいよ葺きなりますが…長尾八幡宮・本殿と同様に谷は土居板で下地葺きをしました。

唐破風を葺くのは、始めてなので不安でいっぱいです…



2011年06月08日

八幡神社本殿葺き替え工事〜唐破風軒・菊紋〜

以前の唐破風の軒には真ん中に『菊の紋』があったので今回も再現します。

浮き彫りする為、軒の仕上がり線より7分出して、菊紋の面となる場所を仕上げ切りし、チョークで模様を書き、出刃包丁など、ありとあらゆる刃物で仕上げてみました。

正直、始めて菊紋を彫り勉強になりました。
次はもう少し上手に出来るようにします。p(^-^)q







2011年06月07日

八幡神社本殿葺き替え工事〜軒付け〜

正面の『唐破風・からはふ』の軒は別に段差をつけたもう1つの留めを『小留・こどめ』と言って言います。

(もしかしたら漢字は間違えているかも…)

小留によって谷の場所をハッキリさせて屋根の形を納め易くしています。





2011年06月04日

八幡神社本殿葺き替え工事〜蛇腹板取付〜

蛇腹台と裏甲に合わせながら『蛇腹板・じゃばらいた』を二枚ずつ斜め角度で裏甲に釘で打ち止めます。

蛇腹板は厚み3分(約9mm)、高さ1寸2分(約36mm)、長さ1尺(約30?)です。

蛇腹板の寸法は、軒の厚み、裏甲からの出や幅などで大きく変わります。

取り付けた後は、蛇腹板の出の線が綺麗に通るように吟味し電動式丸ノコなどで切り落とし、木口と厚みを鉋で削り仕上げします。

仕上がった蛇腹板の上に『台皮・だいかわ』(割れや歪みなどない素性の良い少し厚めのしっかりした桧皮)を打ち止め軒付けになります。

蛇腹板の名前の由来は下から見ると蛇のお腹に似ているからだそうです。







2011年06月02日

八幡神社本殿葺き替え工事〜蛇腹板取付〜

本工事は水切銅板からの葺き替え工事になります。
(一部損傷のある部分と正面の向拝唐破風は軒付けからの工事です。)

今回の現場は軒付けの台座となる物は『蛇腹板・じゃばらいた』です。

まず最初に、屋根の角となる『隅・すみ』には『留甲・とめごう』を取付ます。

軒の投げ勾配となる角度を合わせ真心に取付ます。
(この留甲の取付が私は全然苦手です…(x_x;))

次に蛇腹板の取付基準となる『蛇腹台・じゃばらだい』を作ります。

蛇腹台で軒の仕上がり線が決まるので、裏甲を基準に反りや軒の出の線が綺麗に通るように取付ます。