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2011年11月29日

子どもの笑顔

ちょっと早めのクリスマスプレゼントが子どもたちへ届きました。




嬉しそうな子どもの笑顔が一番。

自主避難の親御さんが、自分たちで保育所を立ち上げて頑張っています。
子どもの笑顔も良いですが、
毛布も手に入ったので、
これで冬対策ばっちりと親御さんの顔もほほえんでいました。

北海道一の新聞会社さんありがとうございましたOK
posted by 井上秀美 at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動

2011年11月26日

被災者支援リンク集団体のURL訂正を



「被災者支援リンク集」のグランドワークさんのリンクページが古いものでしたので
ここに訂正いたします。

「NPO法人グラウンドワーク西神楽」

昨日は、ご多忙のなか、それもアポなしにも関わらず、ご対応いただきありがとうございました。



posted by 井上秀美 at 15:32| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ

北海道広尾町のサンタランドから

サンタクロースといえば・・・。
トナカイがひくソリに乗り、プレゼントがたくさん入った白い大きな袋を担ぎ、
雪が降る中、子どもたちにプレゼントを配る…そんなイメージが浮かびます。
そして、サンタクロースの入り口、と言えば、煙突です。

北海道には、煙突のある家が多く、サンタクロースのための入口がたくさんあり、
クリスマスが「ホワイトクリスマス」というのも普通の感覚。

そんな北海道に避難されている皆様へ、広尾町の「ひろおサンタランド」から、
「サンタメールを贈りませんか?」というお話を頂きました。

北海道広尾町は、1980年ころからノルウェーとの交流を開始。
1984年11月に、広尾町を国外初、日本で唯一の「サンタランド」とする旨の認定書が贈られ、
1987年からは郵政省の後援を得て、「ひろおサンタメール」の事業を開始しました。
詳細は以下にてご確認ください。

ひろおサンタランドHPはコチラ。

そして、今年は広尾町 ひろおサンタランド様のご協力により、
通常は1通500円と為替手数料がかかるところ、
当団体でまとめて受付することで1通300円でご案内することができました。
ありがとうございました。

今はなにかとメールや電話で連絡を取ることが多く、
郵便屋さんが運んでくる手紙やカードを手にする機会が少なくなりました。
クリスマス、という特別な日に、人から人へ届けられるサンタメールが、
利用される方々の心に、温かな灯をともすことを願いながら、
11月30日発送の生活支援ほっとニュースで、札幌に避難されている皆様へご案内を送らせていただきます。

posted by tk



posted by 井上秀美 at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報提供

2011年11月24日

中間支援として助成金活用のマッチング

私どもの中間支援団体には、多様な情報が入ってきます。

その情報の有効利用を通じて、
被災者さんと被災地支援。
そして、支援団体支援活動支援ですので、
上手くいったときには、サポート冥利につきます。

最近の話題ですが、
ある団体(まだ公表できません)より、ある程度のまとまった金額から助成金を承りました。

条件は、
冬に向かって緊急的な使用方法を企画する!

色々と助成団体と交渉いたしました。
@保育サービスの提供をはじめた新しい団体が、冬を越すのにまだ資金が足りない!
ゆえに助成金の付きにくい人件費支援を考えて頂けないか?

A物資を提供している団体が、冬を越すのにストーブの供給のやりくりが大変!
ストーブ提供購入資金支援を考えて頂けないか?

B公設住宅に入居し、初めての冬を向かえる方々への支援への意識が社会的にやや漸減的!
支援を考えるフォーラム開催への準備金を頂けないか?

等々を提案し、
@43%
A36%
B21%
の比率で、四捨五入すると100万になる助成金の使用方法が決定いたしました。

私ども団体を信用して、助成金の使用方法の企画をさせて頂いたことに感謝をいたします。

只今、取りかかっている事は、
札幌市内の区域限定ですが、
子ども達に総額10万円くらいの図書券を届けたい!とおっしゃる団体のサポートを行なっています。

このサポートは、ある地域の子どもたちへのクリスマスプレゼントになる!と
スタッフ一同力を入れまして企画対応中です。

今日は、中間支援団体としての活動紹介でした。
posted by 井上秀美 at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ

2011年11月18日

まだわすれない


岩手県へボランティアへ入った方から情報メールが入りました。

がれき撤去は、10月?でひと休みする?との情報が入っていたのですが
今月になってもがれき撤去活動をされている方々がいらっしゃいました。

現地の様子は、色々と書き込むより、写真のご紹介の方が分かりやすいと思いますので
転送歓迎との情報とあったゆえ
下記にURLを貼り付けますのでご覧ください。

釜石11月10日
釜石11月11日

震災・津波災害と大きな原発事故について
忘れて欲しくないと
被災地からの声が入ります。

忘れないことは、
だれもが出来る被災者支援ではないでしょうか。
posted by 井上秀美 at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動

2011年11月14日

多様な価値観へゆるやかなネットワーク

3月末から被災者支援という課題に対して、ご助言やご批判をいただきなら中間支援団体として可能な範囲で対応をしてきました。いや、現在も、対応中です。

「北海道」(地域)「被災者支援」(事柄・枠組み)「ネット」(網の目の連携・コミュニケーション・信頼)をキーワードに、
専門家ではない市民としての活動(NPO)として、中間支援(枠組み)として活動実行中です。
直接的な被災者支援を行ないませんので、歯がゆいやり方・何をやっているのだ・達成感が見えない等々、ご批判を受けやすく、なぜ汗をかかないんだと社会的に力ある方からも教育的指導もあります。

私どもの団体の特徴として、
寄付金や支援金を自前で使えない枠組みがあります。
それゆえに、委託金や助成金の枠組みによるカネ資源を資本として取得する工夫を勉強させて頂きながら8ヶ月経過です。

その中で一番勉強させて頂いたのは、「ネット」(連携)時の現実的な信頼構築と有言実行のむずかしさです。

あたりまえと言えばあたりまえ。
これは別に震災とは関係ない多様な価値観の存在する社会の中ではあたりまえです。

資金投資をいただくのにも信頼関係を大事にする事、そのために相手の存在をある程度理解すること学びました。一緒に汗をかく人については、なおさら理解しようと努める大事さを学びました。

「福祉」の分野においても
簡単に〇〇さんに寄り添って・相手を理解して等々は言えないとお聞きしたことがありますので慎重に対応しています(笑い)。

また、今回の被災者支援に関わり、
なぜか競争的な表現が飛び交う場面にもあいます。

支援者側が競争意識を持って対応することは、
どこかの分野が市場競争で煽られているのと同じように見えてしまいます。

お金の使い方は大事だと思います。当然の事です。

でもお金はあった方が良いのですが、お金ではすべて解決しないことも、
それなりの方々は理解していらっしゃると・・・。

この辺も多様な価値観の差がでるでしょう。

どのような社会的課題に対応するのには、「連携」「ネットワーク」が大事だと言われていますが、真に機能的しているのは・・・。



まだまた勉強が足りません。
と思ったときに、北海道新聞の夕刊に、考えるヒントがあるように思えました。
基本キーワードは、課題への「真摯に」でしょうか。

右か左か?YesかNOか?安全か危険か?ではなく、安全な場合もあるが危険な場合もあるのでどのように対応した方が良いなどと、多様な価値観が認められるゆるやかな幅のある人や組織のネットワークの大事さからの対応が社会に認められばと願います。

今日は、ちょっと偉そうに長くなりましたm(_ _)m
posted by 井上秀美 at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動

東日本大震災被災者・避難者向け「無料税務相談会」

北海道税理士会より、被災者の方向け「無料税務相談会」の情報提供を頂きました。

震災で住宅・家財の被害を受けた方や被災された事業主の方などは、各種控除の適用や相続税・贈与税・消費税等の優遇措置が受けられる場合があります。この機会にぜひご相談下さい。

日時  11月26日(土)、27日(日) 10:00〜17:00
会場  JR札幌駅東コンコース特設会場(面談相談)
     TEL 011−631−6090(電話相談)
費用  無料
問合せ先 北海道税理士会 TEL 011−621−7101(担当 高橋さん)
      〒060-8639 札幌市中央区北3条西20丁目2番28号 北海道税理士会館3階
       http://www.do-zeirishikai.or.jp/

札幌市以外でも相談会を実施します。詳しくは、下記パンフレットをご覧ください。





posted by 井上秀美 at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ

2011年11月11日

11月15日(火)支援フォーラムin函館

先月29日に釧路市で行った「東日本大震災・原発大事故被災・避難支援ミニフォーラム」(北海道新聞社会福祉振興基金 助成事業)の第2弾を、今度は函館市で実施致します。被災者支援に関心のある方、支援活動の助成金取得に関心のある方のご参加を、ぜひお待ちしております!

詳しくは、下記パンフレットをご覧ください。

開催日時:11月15日(火) 16:30〜18:00(受付開始 16:15〜)
会場:函館市地域交流まちづくりセンター
   (函館市末広町4-19 TEL 0138-22-9700)
定員:30名(会場準備のため、事前予約をお願い致します)
参加費:無料
問合せ先・申込先:北海道NPO被災者支援ネット
TEL 011-552-5900
E-mail kitanpo@gmail.com


posted by 井上秀美 at 10:41| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ

2011年11月06日

山形からお客様がいらっしゃいました

昨日、山形で子育て支援活動を行っている野口さんにお会いし、山形の被災者支援状況を伺いました。
野口さんは、NPO法人 やまがた育児サークルランドで長年にわたり山形の子育て支援に関わってこられた方です。

現在、約13,000人の方が被災地から山形県に避難しており、
その避難先は
@山形市 約5000人 
A米沢市 約3800人 
B 天童市 約600人
とのことで、札幌と同じように、県の中心部に集中しているようです。

そして、避難に見られる特徴は・・・

@母子のみが避難
A経済的困難(二つかまど、住宅ローン)
B孤立(周囲に親族・知人がいない)
C新しい土地での育児や放射能への不安が高い。

…北海道と同じですね…。多くのお母さんが、放射能から子供たちを守るために、避難しているのです。地続きとはいえ、住み慣れた場所を離れ、家族も離れて暮らす毎日はやはり、ストレスや不安が募るもの。
そこで、やまがた育児サークルランドでは「ままカフェサロン」を主宰し、月3回ほどのペースでイベントを行うなど、避難してきたお母さんたちの集いの場をつくっています。

野口さんのお話を聞きながら思ったのは、
避難してきた方が、被災者・避難者ではなく、
少しでも一市民としての生活を感じることが、
これからとても大切なことかもしれない…、ということです。
子どもを守りたいのは当たり前。
安心できる場所に暮らしたいのも当たり前。
その、「避難」という手段によって、本当は、不安な場所に暮らすよりもずっと安心した暮らしができなければいけないと思うのです。


posted by tk
posted by 井上秀美 at 16:49| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ

2011年11月03日

震災と原発事故の事実から考えて

被災避難支援活動を行なっていて、徐々に震災と原発事故が風化しているように感じるのは私だけでしょうか?

ちょっと事実をキーワードにして下記に。

「核分裂」の話題もありますが、今も放射能漏れある事実。

そして、事故への収束に向けた対応を行なっている事実。

また、福島で”絆”づくりで頑張っている人々がいらっしゃる事実。


でも決断して、北海道へ被災避難者がいらっしゃっている事実。

札幌への被災避難者では、0〜9才と30〜39才の方々、つまり「子育て」「子育ち」に関わる方々多い事実。



そして札幌で高校・大学生が頑張っている事実。

東北の広範囲な地震と津波の自然災害のあった事実と、その地域の皆さんに対する継続的な支援は?

原発大事故による安全神話が崩れ、今も放射能漏れがあり、除線対応に追われているた事実と、その地域の皆さんに対する継続的な支援は?

簡単に頑張ろう・頑張ってくださいとは言えません。

事実を踏まえて、
北海道・札幌市から、何ができるか?

震災と原発事故への風化現象が感じられる中で、
何ができるか?

まずは、来道・来札している被災避難の皆さんを
そっと見守りながら支援活動ができればと考えます。
posted by 井上秀美 at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動