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ホフク前進で抱腹絶倒
「田舎に力を取りもどす」企画・調査・支援をお仕事にしている十文字美世子のブログです。
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やっぱ日本型[2008年07月25日(金)]
昨日と今日、郡上市明宝地域の教育事務所が主催している
キャンプに少しおじゃましてきました。場所は大谷森林キャンプ村。

小学校4〜6年生のキャンプで、晩、朝、昼の3食自炊です。

ずらりと並んだ羽釜。



キャンプといえば  飯ごう!
ですが、こっちのほうが、おいしくて失敗が少ないよー、と
教育委員会の方からのコメントでした。

キャンプも日本型がいいと思います。
おいしい買い物は新聞紙にくるまれて[2008年04月20日(日)]
岐阜県の割と北の方、郡上や飛騨でよく食べられるのが

ケーちゃんです。ケーちゃんには私のようなヨソ者よりも
地元の方の方が確固たる信念をもっているはずなので
詳しくは説明しませんが、鶏肉の皮や内蔵が
「こんなに美味いのか!」と思える料理です。
ビールも美味しく飲めます

郡上では有名なかしわ屋さん「鳥信」では
味付け前の状態を「皮肝ミックス」(100グラム/100円)
として売っています。

発砲スチロールのトレイじゃ無くて、小さいビニール袋を新聞紙で
くるくると。開くとこんな感じに。


自分好みの味付けをして待つこと一晩。
鉄鍋を熱くして・・・



できあがりの図。美味かった。自画自賛。


レバーや卵巣といったちょっとグロテスク目な部位が
美味いんです。
なにより安い。
新聞紙にくるまれたケーちゃんに拍手☆
ババたちの畑自慢[2008年03月21日(金)]
もーう、芋植えたで。里芋。

里芋?!

今日、たまたま耳に入ったおばあちゃんたちの会話です。
郡上でも、一番あたたかい美並でのこと。

里芋は霜に弱いので、植えるのは「コブシが咲いてから」という
(詳しくは最新号の「里山の袋」を☆)言い伝えもあるほど
ですが、おばあちゃんたちは、「あーやって、こーやって」
と寒さ対策を里芋にさせて植えているようです。

寒さ対策、霜対策をとうとうと語るババにも驚きましたが、
里芋植えた、と高らかに宣言するような声の強さと
それに呼応する張りのある声に
一番おどろきました。

強くたくましく生き続けている彼女たちに拍手を
内心いつも捧げています。

そんなばあちゃんに、私もなりたい。うむ。
地元グルメ?尾崎のパン屋[2008年03月20日(木)]
郡上は山あいに集落点在する、いわゆる中山間地域ですが
マチもあります。そのひとつが、郡上八幡のマチ。
生活感がある、人に匂いがつよーい城下町です。

その城下町に尾崎、という地域があります。
「平和パン」っていうのが、本来の店名ながら
だれもが「尾崎のパン屋」と呼ぶ、素朴なパン屋がありまして

今日、たまたま近くを通ったので行ってみました。

買ったのは

(左から 食パン かぼちゃあんぱん バタートースト)

小麦粉が高いこのご時世に 3つでなんと
350円!

ここのパン屋は メロンパンが有名なのですが今日は売り切れ〜。

で、尾崎のパン屋がはパンの味以外で有名なのは、
包装を機械のシーラーではなくてローソク(ライターだったか?)
の火で留めていること。

よーく見てみましょう。


袋の留め口がナナメでちょっとだけひきつってる・・・。

お店に入ると、しんと静かで、入り口を振り返るとブザーの横に
「ご用の方は鳴らしてください」と張り紙がある。

鳴らすと、地下室めいた部屋からおじいさんが
いらっしゃい と登場してくれました。

祝日なのに、あいててうれしかったです、というと
「今日は、午前中しめとったんやー」と
そっけなく でも にこやかに。

開けてくれていて、ありがとう。

尾崎のパン屋は、跡をやってくれる人がいない、と聞いたことが
あります…。
メディテーション・クッキング[2008年03月16日(日)]
仕事が煮詰まったり、気持ちが落ち着かずにざわざわすると

夜中だろうがお構いなしに

台所で料理を始める時があります。

食べ物をさわっていると、気分が落ち着いてくるからです。
つまみ食いと味見をしなが、らある程度つくると

食べてもらう人を思い浮かべて
メールして、届けて、我が家に招いて一緒に食べて、おしまい。

「おいしかった、ごちそうさま。」

いいえ、いいえ。ほんとうに食べてくれてありがとう。

野菜など、材料の背景にはたくさんの人がいますが
台所で誰とも関わらずに料理をして
その先に、人に関わってもらって一段落がつく

私をニュートラルな状態にする、役立つおいしい方法です。

今月は、3回ほどやってます。ざわざわしてます・・・。

(こんな記事の時ぐらい、写真があるといいのですが。今日も無し。)
給食から考える[2008年03月13日(木)]
今年度、平日は市内の小学校で授業外で子どもをサポートする仕事を
しています。

給食も子どもと一緒に食べるわけです。
給食は課内時間なんですね。勉強の時間。
先生は「給食指導」をしているのだそうです。
休憩時間じゃないの。初めて知った時は、驚きました。

今、いただいている食事は、けっこう美味しいと思います。

でもー。
やっぱり500人以上の大量調理って、難しいですね。
和え物を食べるとき、よく思います。
あと、熱いと美味しいけれどぬるくなってしまう汁物に
口を付けたときにね。運んでもらううちに、冷めちゃうから。

だから、給食センターで作ってくださっている方の苦労を
想像すると頭が下がります。

料理が趣味(瞑想?)の私がちゃんと納得いくように
作れるのは、たぶん20食分くらいまでかなー。

給食には「勉強」するための体力を保障するという性格が
あるのですが、その他にも、最近は食育の場としての
性格を備えさせようということになっています。

今日の要点。(←前置き長すぎ)
まあまあ美味しい。でも「見えないところ」で「誰か」が作ってくれて
いる「選べない」メニューによって行われる食育って、結果的に

「お行儀よく 残さず 食べる」

ことを叩き込むことに力が集中してしまうんではないか。

いかがでしょう。
未知との遭遇・糀編[2008年03月03日(月)]
日付、変わってしまいましたが
3月2日は 恒例山の家リフォーム大会でした。

二階の畳を上げ、女子トイレを改装、がらくた類を片付け、が
できました。

助っ人のみなさん、差し入れいただいたみなさん
ありがとうございました。

今日は、昨年末に畑の大家さんからいただいた大豆を使って

味噌づくり!もやりました。
(ガールズ4人がゆでた大豆をつぶしています)



うまくできるのだろうか?!半年の間、結果待ちです。

糀(コウジ)を地元の味噌屋さんに買いにいったのですが

「糀は毎週ウムスんやぁ〜」とお店のおじいちゃんが一言。

ウムス・・・(2秒考える)あ、蒸すのことね!と気づいたのですが
(郡上では煮干しを「うむし」ともよぶので)
あとで、
響きが気になって辞典で調べました。電子辞書に入っている広辞苑で。
ウムス(蒸す)は、けっこう由緒ただしい言葉のようです。

糀菌をつけることを「カバス」という風に聞いたことがあるのですが
こっちは載ってませんでした〜。

ウムス も カバス も 普段あまりつかわない「にほんご」。
すごく 日本ぽい cool JAPAN な響きとの出会いでした。
月夜と小豆〜小正月〜[2008年02月22日(金)]
うっかり日付をこえてしまいました。

2月21日は旧暦の小正月です。

小豆がゆや小豆ご飯を炊く習慣がある地域がある日です。

私は、今日は、玄米小豆ご飯。昨日から準備して、真夜中ですが
さっき炊き始めました。なんだか月が出ている内に炊かないと
気が済まなくて。

小正月は全国各地で、春先(まだ雪が残っていても)にその年の収穫を
先取りで祝うことで、豊作を願う・・・予祝(よしゅく)というらしいのですが
行事が行われる日です。

旧暦の正月は新月。そこから約15日後が小正月。満月です。

今晩は、月明かりだけで夜道を歩けます。天気がよければ、ね。

小正月は、いろんな行事が地域ごとに行われています。
「いました」というという所も、けっこうあるようです。

郡上では「ボトボト」「ボトボト売り」といって、子どもが変装して
家々を回る行事があったと、本をよむと書いてあります。

今は、やっているとはなかなか聞きません。

本には養蚕の豊作を願う行事、と解説が書いてあるのですが
小正月に子どもがやる行事は、なんだか科学では説明しきれない
どろっとした、とても原始的な匂いを感じます。

煌煌と明るい月夜、笠を深くかぶって変装した子どもたちが雪まだ残る
田んぼの横を、なにかを呪文のように唱えて笑いながら歩いてゆく・・・。

この国は、たった100年ちょっとで「近代化」という変化を経験したのです。
でも、ほんの、100年と少しです。

泥臭いはずなんですよ、私たちの日常は。もっと、もっと。

子どもがカミサマの代わりに家々を訪ね歩くことは、ムラにとって
とても大事な(でも当たり前の)ことだったのではないでしょうか。


さて。圧力鍋はもうすぐ蒸らしが終わります。
出来上がる直前の、美味しい蒸気の匂いがします・・・。

(炊く直前の玄米と小豆)
せんべい汁のこと[2008年02月18日(月)]
十文字美世子、青森県出身ですっ!と、自己紹介した後のリアクション。

「えっ?!あおもりぃ〜?!」

↑よくあります。関西や中部では、青森出身者がめずらしいようです。

青森出身の私に、さっき知り合いからメールが来ました。
話題はせんべい汁。

私が生まれた六戸町は、旧南部藩にありまして、
南部地方には、南部せんべい というせんべいがあります。

小麦粉を焼いた薄いせんぺい。おやつはもちろん
汁物の具にぴったり。美味いです。せんべい汁。

せんべい汁は、なんだか最近B級グルメとして世の中に
出ているようですがー。
http://b-1gp.cande.biz/b1-2-aaa.html

ごちそうですっ!
鶏肉とゴボウが入っていて醤油味の汁はハレの日の味なんですっ!!

時々、どうしても食べたくなる味です。これ。
幼い頃の味と生活が結びついた記憶は、強烈ですね。
今週、作ろっかな。せんべい汁。
連想〜ギョーザショックと私が田舎ですべきこと[2008年02月07日(木)]
今回は、少々長くなります。あしからず。

*文末に岩手の「森と風のがっこう」から求人がまわってきたので付けて
あります。興味のある方はどうぞ〜!森風、とてもステキですよ。

はるばる中国から運ばれてきた冷凍ギョーザに毒性が強い農薬が混入し
ていたこの事件。波紋はどんどん拡がっています。

現代社会で、この事件が起きていることは、どういう意味があるのか。
私が「できること」と「したいこと」、「するべきこと」はどこでつながって
いるか、広がるギョーザショックの中で考えています。
憶測だし、連想だし、「ただの思いつき」レベルなのですが・・・。

食が原因の健康被害が社会的格差と
関係があるとしたら
、どうでしょう。

問題の冷凍ギョーザは、多分安かったはずです。冷凍食品ですから、
あまり手間がかかりません。

低賃金で、長時間働かなくてはならない人が安くて手間がかからない食
べ物を買うことも、起きやすいのではないでしょうか。

この連想をしたのは、ジャンクフードを多く食べて健康を害する人は
貧困層に多い、というアメリカ社会の実例です。
(高学歴のホワイトカラーは「いいもん」を食べますね、当然。)

「危ない食べ物」は、格差社会の下を狙う仕掛けになっているのでは?

もちろん、そうとは言い切れないと思います。人間の購買行動の背景
には、ほんとに様々な理由があるでしょう。

一方で、私は今田舎に住んでいます。収入はお世辞にも多いとは
言えません。今しかできん!と思い収入を横においといてギリギリ
限界に近い生活をしています。
でも、危険な食品を買わなくても大丈夫な暮らし、なのです。

どこの誰がどこで作ったのか、だいたい分かる食べ物をいただいて
生きていけています。

年収というモノサシでいえば貧しいのですが、食を取り出すと質的には
豊かだと思います。もちろん、新鮮でおいしい。

ニート・ワーキングプア・ネットカフェ難民・・・
都会の若い労働者が直面しているこんな問題(病理!)と、田舎で
土を耕して生きて行こうとしている私たちは、どこかで手をつなぐ
ことになると予感しています。

おカネで自分の全てが計られ、左右され、使い捨てられるような
「労働」ではなく、助け合って分かち合いながら誇りをもって「働く」
ことが出来る社会へ。つないだ手が拓いていくのは、食と農が基本
にある場所で働き、生きることなのではないでしょうか。

いきなり飛躍しますが、今、頭の中にあるイメージは大都市から若い
「ネットカフェ難民」や「日雇い派遣」など、厳しい労働環境に置かれて
いる人たちを、農山村へと運ぶツアーバスが郡上へ走ってくるという図。
バスは、ちょと古めの路線バスを借り切ったヤツね☆

■■有給スタッフ(カフェ森風 担当)急募。■■
(転送、転 載歓迎)

森と風のがっこうのスタッフとして年間を通じて働くこと
の可能 な、意欲あるひとを求めます。
スウィーツづくりやパンづくり、人とのコミュニケーショ ンが好
きな方。畑しごとが好きな方。いのちの大切さ、食と農のつな
がりに関心のある方。宮澤賢治が好きな方。アタマよりカラダ
で考えることの得意な方。そんなあなたを 本気にする、おしご
とがここ森と風のがっこうにあります。


 「北東北は日本の北欧だと私は思っています。厳しい自然風土
の中で支え合ういのちと暮らし方の原型が確かにあると実感でき
るからです。 カフェ森風は、オープン以来、地域の人々と、外から
訪れる人々の出会いをつ なぐ、重要な役割を果たしてきました。
森と風のがっこうの活動を支えるカ フェは様々な表情を持ってい
ます。新たな意欲のある方との出会いを期待します。」

NPO法人 岩手子ども環境研究所 理事長 吉成 信夫

●条件:森と風のがっこうに住み込みで通年働けること。性
別、経験不問
(生活を同じくすることの中でまなびを深めてもらうため、住込み
の形を取っています)
●給与:応相談、能力により優遇
※ 食費、住居費はかかりません。
●勤務開始時期:2008年4月もしくは3月から
●応募方法:応募される方は、履歴書(市販)を森と風のがっこう
まで郵送して下さい。追ってご連絡をいたします。
●募集期間:2008年2月末日


 ※森と風のがっこう(NPO法人 岩手子ども環境研究所)
   もったいない・ありがたい・おかげさま。
自然エネルギーを取り入れた生活スタイル・循環型の生活デ
ザインを、身の丈にあったサイズで、自分の手足を使って体
験して、楽しみながら学ぶことのできる施設づくりを目指して
います。
---
特定非営利活動法人(NPO法人)
岩手子ども環境研究所(森と風のがっこう)
028-5403岩手県岩手郡葛巻町江刈42-17
(小屋瀬小中学校上外川分校跡)
TEL&FAX 0195-66-0646
http://www5d.biglobe.ne.jp/~morikaze
morikaze@mvb.biglobe.ne.jp


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