うっかり日付をこえてしまいました。
2月21日は旧暦の小正月です。
小豆がゆや小豆ご飯を炊く習慣がある地域がある日です。
私は、今日は、玄米小豆ご飯。昨日から準備して、真夜中ですが
さっき炊き始めました。なんだか月が出ている内に炊かないと
気が済まなくて。
小正月は全国各地で、春先(まだ雪が残っていても)にその年の収穫を
先取りで祝うことで、豊作を願う・・・予祝(よしゅく)というらしいのですが
行事が行われる日です。
旧暦の正月は新月。そこから約15日後が小正月。満月です。
今晩は、月明かりだけで夜道を歩けます。天気がよければ、ね。
小正月は、いろんな行事が地域ごとに行われています。
「いました」というという所も、けっこうあるようです。
郡上では「ボトボト」「ボトボト売り」といって、子どもが変装して
家々を回る行事があったと、本をよむと書いてあります。
今は、やっているとはなかなか聞きません。
本には養蚕の豊作を願う行事、と解説が書いてあるのですが
小正月に子どもがやる行事は、なんだか科学では説明しきれない
どろっとした、とても原始的な匂いを感じます。
煌煌と明るい月夜、笠を深くかぶって変装した子どもたちが雪まだ残る
田んぼの横を、なにかを呪文のように唱えて笑いながら歩いてゆく・・・。
この国は、たった100年ちょっとで「近代化」という変化を経験したのです。
でも、ほんの、100年と少しです。
泥臭いはずなんですよ、私たちの日常は。もっと、もっと。
子どもがカミサマの代わりに家々を訪ね歩くことは、ムラにとって
とても大事な(でも当たり前の)ことだったのではないでしょうか。
さて。圧力鍋はもうすぐ蒸らしが終わります。
出来上がる直前の、美味しい蒸気の匂いがします・・・。
(炊く直前の玄米と小豆)