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亘理町 荒浜にぎわい商店街 [2018年08月24日(Fri)]
鳥の海ふれあい市場の跡は昼食をとるために近くの「荒浜にぎわい回廊商店街」へ

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駐車スペースもございます

「荒浜にぎわい回廊商店街」は
震災で被災した商業店舗が集まったアーケード付きの商店街です。飲食店や海産物の販売店、サーフショップなどがあります。

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海鮮、洋食、軽食などメニューが豊富で値段もお安くなっています。
どれにしようかな〜

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アーケードの下での食事は気持ちがよかったです。

トイレもございますので安心して利用することができます
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荒浜にぎわい回廊商店街の詳しい情報は亘理の観光スポットを紹介している
「ぶらっとわたり」のページで紹介されています。
それぞれのお店の定休日・営業時間はこちらでご確認ください。

ぶらっとわたりはこちらをクリックしてください
亘理町鳥の海ふれあい市場 [2018年08月24日(Fri)]
仙台を出発して最初に伺ったのは2014年にオープンした「きずなぼーとわたり」の1階にある
「鳥の海ふれあい市場」へ
ここでは地元の新鮮な野菜や魚介類が購入することができます。

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車いす優先駐車場を降りてスロープで施設内へ

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貸し出し用の車いすも2台ありました

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とれたての新鮮な野菜やお魚、地域の名産品が並んでいます

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多目的トイレは館内に男女兼用で1カ所ございます

取材日は気温が高く、障害の為に体温調整ができない副代表には、この施設の冷房がオアシスに感じる1日でした。
直売所でお世話になった方へのお土産を購入したりソフトクリームを食べたりとゆっくり楽しませていただきました。

亘理町沿岸部@ [2018年08月17日(Fri)]
亘理町は東日本大震災により300名以上の町民の方がお亡くなりになり、沿岸部である鳥の海周辺も大きな被害がありました。
現在は「わたり温泉鳥の海」もリニューアルオープンされるなど沿岸部の復興に向けた整備が進みつつあります。
8月15日には「わたりふるさと夏まつり」が行われましたので、代表・副代表で亘理町沿岸部に取材に伺いました。
亘理駅から沿岸部に向かう「さざんか号」という町民バスもあるのですが、リフト等はないために今回はNPO法人ドリーム・ゲートさんから車両をお借りして鳥の海に向かいました。

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さざんか号の路線図・時刻表を知りたい方はこちら
さざんか号路線図.pdf

当団体で抗議活動を行うこととなりました [2018年08月16日(Thu)]


私たち「障害者の移動と社会参加を広げる会」は障害があっても誰もが当たり前のように地域の中で自分らしく暮らしていける社会の実現を目指してバリアフリー情報の発信などの活動を行っております。
 この度、名古屋市で名古屋城の改修が行われる予定ですが、別紙「木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針」にもある通り、木造で改修する方針としており、「史実に忠実に復元するためエレベーターを設置せず」とエレベーター等の設備をつけない方針であることが示されました。
今の時代、エレベーター等の手段がなく施設を車いすユーザーが利用できないことは「差別」にあたると明確にされており、仙台市でも「仙台市障害を理由とする差別をなくし障害のある人もない人も共に暮らしやすいまちをつくる条例」が策定され、仙台市は「不当な差別的取扱いにより障害者の権利利益を侵害してはならない」と定められております。
また、エレベーターに代わる設備についても「ロボットやドローン技術の応用」など具体的で現実的な対応は示されておらず、VR技術での対応とさえ書かれております。
全国的に障害者の移動の権利が認められてきている中、今回起こったこの問題は名古屋市という一つの都市だけの問題だけでは片づけられないと私たちは考えております。
公的な建物の改修に関してエレベーターが設置されず車いすユーザーなどの人々が自由に使えない建物の設置が認められれば、他の自治体でも同じようなことが起こっても不思議ではありません。このことがきっかけになり障害者への移動の保証は行わなくてもよいとされてしまいます。
また「VR技術で対応できる」となると、障害者は自宅にいてVRで疑似体験できればいいのでしょうか?そうであれば各地の観光地がVR化され障害者はそれを体験すれば外出しなくてもいいということなのでしょうか?
このような将来にわたり負の遺産となる改修案に反対する障害当事者の方々により「名古屋城木造天守にエレベーター設置を実現する実行委員会」が設立され全国からエレベーター設置を求める声が上がっております。
私たち「障害者の移動と社会参加を広げる会」は「名古屋城木造天守にエレベーター設置を実現する実行委員会」に賛同し(私たちや私たちの仲間が名古屋城を訪れた時に車いすであることを理由に天守に上がれない)ことはあってはならないと考え、天守へのエレベーター設置を求めていきたいと考えております。
そのために別紙の様に県内の障害当事者の抗議の声を集めるとともに名古屋市へ要望を行いたいと考えております。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

私たちの活動のちらしはこちらです
抗議メッセージちらし.pdf

名古屋城の整備計画です
名古屋城の整備計画.pdf

名古屋市が発表した名古屋城の昇降に関する方針です
名古屋城の昇降に関する方針.pdf

名古屋城木造天守にエレベーター設置を実現する実行委員会の活動の様子はこちらをクリックしてください
三越屋上ビアガーデンに行ってきました [2018年08月16日(Thu)]
暑い今年の夏に心が折れそうになりますが、そんな夏の夜におすすめなのが夜空の下でのビアガーデンです。
いろいろとネットで調べたり、実際に現地で聞いて回ったりしたなかで、多くのビアガーデンは階段や段差があったりと車いすでは行きにくい所が多かった中、ここ三越のビアガーデンは大きな段差がなくスムーズに会場に入れることから、行ってきました

三越屋上のビアガーデンは本館8階で9月9日まで行われています。
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入口でチケットを購入しテーブルへ
食事はビュッフェ形式のセルフサービスになっております。
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入口はじゅうたんを敷いて段差の解消をしていました

来年は早めに情報をあつめて皆様にお伝えできればと思います。

※会場には多目的トイレはありませんでしたが三越営業の午後7時までは本館の多目的トイレも使うことができます。
せんだい3.11メモリアル交流館 [2018年08月09日(Thu)]
せんだい3.11メモリアル交流館は仙台市市民文化事業団が運営する
東日本大震災の記憶と経験を未来へつないでいくための施設です

館内は主に
1階 交流スペース
2階 展示スペース
3階 屋上庭園

と分かれており、東日本大震災に関する展示やイベント等を行っています

施設のパンフレットはこちらをご覧ください
panf.pdf


せんだい3.11メモリアル交流館は地下鉄東西線荒井駅に隣接しているので、駅からそのまま入館することができ、雨の日でも安心です

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車でお越しの方は近隣の駐車場をご利用ください。
写真は近くのNPCパーキングの車いす駐車スペースです。
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他、タイムズ駐車場にも車いすスペースがあります

館内では様々な震災に関する展示を行っています
段差がある所にはスロープがありますのですべての展示を見ることができます
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1階の交流スペースには、立体地図があり、沿岸部の様子を知ることができます
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訪問した時には来場者に対して震災の状況の説明が行われていました

2階の常設展では震災の被害や復旧・復興の様子を知ることができます。スタッフによる説明も受けることができます
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企画展では戦後に撮られた写真の展示「写真展MIYAGI1951」が開催されていました。
戦後間もないころの貴重な写真を見ることができました
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3階には屋上庭園があり、イベントスペースとして使われることもあるそうです。
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多目的トイレは館内2階にあります。
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ちなみに地下鉄荒井駅の多目的トイレはこちらです
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調査票の内容について確認したい方はこちらをご覧ください
3.11メモリアル交流館.xlsx



震災を経験した私たちには
これを未来に繋いでいかなければならない大きな役割があります
多くの人たちに震災の状況を正しく知っていただくために

地元で暮らす私たちも足を運んで学び、私たちの身近な人々に伝えていくことが必要なのだと思います

皆様、ぜひ訪問してみてください

せんだい3.11メモリアル交流館
宮城県仙台市若林区荒井字沓形85-4 地下鉄東西線荒井駅内
TEL:022-390-9022  FAX:022-353-5710
開館時間 10:00〜17:00
e-mail office@sendai311-memorial.jp

せんだい3.11メモリアル交流館のホームページはこちらをクリックしてください
http://sendai311-memorial.jp/

マイマップを作製しました [2018年08月09日(Thu)]
今後は投稿した記事などについて
googleマップのマイマップを使ってブログとリンクさせながら
様々なバリアフリー情報を発信していきたいと思います。
まだまだ情報量は少ないですが、これから充実させていきたいと思います。
皆様よろしくお願いいたします。



移動支援に関する問題点C [2018年08月01日(Wed)]
仙台市から
「1級でなくても支給できる」とのお話をいただき、更に両上肢1級ではないが支給決定を受けている当事者の方と共に再度区役所を訪れました。

市では当初「1級でないので決定は変わりません」と言っていたのですが、1級でなくても支給を受けている現状を伝えるとその矛盾に「う〜ん」と明確な返事がない状態でした。
そこで、その場で市役所から聞いた方針を伝え更にその場で電話で確認をしていただいたら驚きの結果に

急に態度が180度変わり

分かりました。

と自宅で外出に介助が必要かどうか訪問調査を行うことになり

決定通知が出たのです。

この期間、副代表はどこにも行けず髪も伸び放題でした。ここまでかかった時間を返してほしいと思いました。

その後、私たちの交渉の結果を聞き、同じく移動支援が却下されたという障害当事者から相談を受けました。今までの私たちの経過を伝え、仙台市としては障害等級ではなくあくまでも生活状況を踏まえて申請を出すので、必要性を訴えていくことが大切であることを伝えました。
その結果、その方も移動支援が支給されることになりました。

これは氷山の一角かもしれません。もっと多くの人が手帳の等級を理由に却下されている現状があるのかもしれません。
私たちは今後もこの問題について取り組んでいきたいと思っています。
多くの仲間が安心して外出できるように願って活動をしていきます。


移動支援に関する問題点B [2018年08月01日(Wed)]
移動支援の申請を邦行ったのですが却下の決定を受けてしまいました。
要綱にある対象者は

「両上肢1級及び両下肢1級の肢体不自由により身体障害者福祉法施行規則(昭和25年厚生省令第15号)別表第5の規定による障害の等級(以下単に「障害の等級」という。)が1級である身体障害者手帳の交付を受けた障害者(以下「全身性障害者」という。)若しくは障害児又は移動に際し,その者の障害の状態に照らし,これらの者と同等の支援が必要であると市長が認める障害者若しくは障害児」

となっていますが、私たちは文章を普通に読めば
「必ずしも上肢・下肢共に1級でなくても同等の支援が必要であれば対象者となる=同等の支援とは介助者の介助が必要であることであり、重要なことは外出に介助者が必要であるかどうかである」と考えていたのですぐに要望書を作り区役所に伺いました。

今回の却下の理由としては「障害者手帳では1級だが、の障害等級が上肢1級下肢1級と認められない」ということでした。
実は副代表は岩手県大槌町の出身で、障害者手帳を取得した時の資料が津波で流されてしまったそうです。
そこで、いろいろと障害の等級にすいて調べたところ、上肢が1級ではないだろうと判断し、却下をしたとのことでした。

区では「障害等級が上肢・下肢共に1級でなければ支給できない」との1点張りで、私たちの主張である「1級ではないが同等の支援=介助者が必要」ということには耳を傾けようともしませんでした。
「区では支給したくても手帳が上下肢1級でないので支給できない。このことは仙台市も同じである」とまで言われました。

全く話し合いにもならず、その日は話し合いが終わりました。

手帳の級をもう一度判定していただき、その後医者からの意見書をいただいて再度交渉を行おうと障害等級判定を受け、下肢1級上肢2級の判定がでました。

その結果を持ち、仙台市へ伺い担当者にお話を伺ったところ
「仙台市としては要綱に上下肢1級との文言があるが、両上肢共に1級でなければ支給できないわけではない。本人の生活状況を見て判断して構わない」
とのお話でした???

ここで区と市の意見が違っていたのです。区が言っていた「本庁も同じ考えである」ということが間違っていたのです。(つづく)