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珈琲ブレイクF《ロッキード事件・その末端で》[2012年07月13日(Fri)]
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1976年12月31日、フジテレビのスタジオで


ロッキード事件は1976年2月、米国上院の多国籍企業小委員会(チャーチ委員会)で明るみに出た。航空機の売り込みに際して、米国ロッキード社が右翼の大物や商社を介して日本の政界トップらに賄賂を贈った大疑獄事件。“総理の犯罪”にまで発展し、日本中が大騒ぎとなったが、大阪本社から異動してきたばかりの記者5年目の私は、指示された「張り番」や「関係者の追っかけ」など事件の末端部分ではいずり回り、喚(わめ)き、オロオロするばかりだった。
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珈琲ブレイク(6) 《御巣鷹山はるか》[2012年06月29日(Fri)]
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世田谷区のお寺の境内で

昭和60年8月12日に起きた日航ジャンボ機墜落事故(死者520人)。音信の途絶えた機体を追いかけて、私は同僚らと深夜の山道や町はずれの街道を迷走していた。ようやく群馬・御巣鷹山に近づいたら、現場キャップの先輩から「山麓の町役場に“前線基地”を作り、そこで待機」の指令。事故現場に行きたい気持ちを抑えて、仲間を山に送り出す。ところが基地を作った役場が川上村(長野県)で、事故対策本部が設置されたのは上野村(群馬県)、御巣鷹山をはさんで全くの反対側だった…。
どんな取材にも困難は付きまとうが、あの日の御巣鷹山はひときわ遠く、実際の距離以上に遥かな存在だった。
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珈琲ブレイク(5)《初代「帆船日本丸」・誘致ものがたり》[2012年06月15日(Fri)]
帆船日本丸.jpg

横浜で余生を送る初代日本丸

「太平洋の白鳥」とうたわれた大型練習帆船日本丸。今は2代目が就航(1984年から)しているが、80年代のはじめ、初代日本丸の隠居先をめぐる誘致合戦が激しく繰り広げられていた。名乗りを上げたのは横浜、神戸、大阪、小樽、新湊、福岡、鹿児島など10都市。中でも横浜と神戸が有力視されていた。

神戸の応援団長は、大阪フィルを指揮する朝比奈隆氏(1908-2001)。横浜市は、アンクルトリスで有名なイラストレーター、柳原良平氏をリーダーに、ともに大々的な市民誘致運動を展開。私は当時、横浜市役所の担当だった。
神戸市担当の同期生に電話した。「横浜に決まりそうなんだって」と言うと、「なにをトボケタことを。神戸で内定したとの情報を掴んでいるゾ」…。
結局は横浜が勝利し、初代日本丸はみなとみらい地区に美しい羽を休め、海洋教室などに利用されている。この誘致劇の裏側ではどんな争いが行われたのか。
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珈琲ブレイク(4)《情けは人の為ならず》[2012年05月28日(Mon)]
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小笠原・父島の坂道で

読む人に「うまい文章だ」と褒められたい。だから時々ことわざを使う。洒落た感じが出ると思うから。しかし、意味を正確に知らなくて後で冷や汗をかくことも多い。
横浜支局時代、自民党の県議から「清濁併せ呑む人ですね」と言われたことがある。「いつ俺が“濁”を呑んだ、汚れたものは避け、いつも“清”だけだ」と腹の中で怒っていた。それも長い間。ひょんなことから「善悪問わずに受け入れる、度量の広い人」の意味だと知った時は、とても恥ずかしかった。
『情けは人の為ならず』も誤解されやすい。人に掛けた情けは、回り回って自分に返ってくるというのだが、情けを掛けても結局はその人のためにはならない…ととられることが多いとか。私は間違いなく、グルリと回ってきた情けに助けられた。
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珈琲ブレイク(3)『昭和』が終わった日[2012年05月15日(Tue)]
昭和64年1月7日未明。「高木(顕)侍医長が迎えの車で自宅を出ました」。侍医長番の記者から緊急連絡が入った。昭和天皇が倒れられてから111日目。侍医長が皇居・吹上御所に詰め、帰宅後の深夜に宮内庁から呼び出されるのは、それだけ陛下のご容態が急変したということ。しかし、これで3度目だ。
「どうする、今回は見送るか」。
「いや、編集局の全員に呼び出しを掛けましょう」。
記者から整理マン、製版関係、運転手…招集の数は軽く200人は超える。呼び出し手当はいくらかかるのか、そんな心配がちょっと頭をよぎる。過去2回は持ち直されている、でも…。金額を振り払って、社会部遊軍長として、3度目の臨戦態勢を編集幹部にお願いした。


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昭和天皇と記者団=那須御用邸
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珈琲ブレイク(2)キツネとタヌキとムジナ?[2012年05月02日(Wed)]
関西出身、うどんが好きだ。きつねうどんが良い。甘いアゲさんと、鰹だしでとった薄口のおつゆ。東京転勤となって長い間、濃口の真っ黒な汁が苦手だった。小さい頃、うどんの替わりにソバを使った「キツネそば」のことを「たぬき」と呼んでいた。東京で「たぬき」といえば天カスの入ったうどんのことで、アゲさんの姿がない。浅草の大衆食堂で「ムジナうどん」なるメニューを発見、注文してみると、アゲと天カスが同居していた。キツネとタヌキの上をいく、ヒトを喰ったうどんだった。

ムジナ.jpg

『和漢三才図会』より「狢」
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珈琲ブレイク(1)美空ひばりの訃報は間に合わなかった[2012年04月20日(Fri)]
春は人事異動の季節。左遷、栄典、横滑り…勤め人はなにがしかの喜怒哀楽を伴って、手渡された辞令に見入る。大抵は時間とともにその時の感情は忘れてしまうが、小さな塊となって心の奥に沈んでしまうものもある。
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