10月25日〜26日、日野春校で「冒険教育プログラムファシリテーター養成会」Aが開催されました。参加者は6名。少人数の特長を活かして中身の濃い研修ができました。
初日の狙いは、室内でのプログラム実施のノウハウを学びました。どうしてもレクを
実施してしまいがちなのですが、ちょっとしたグッズがあれば、イニシアティブや
コミュニケーションを目的とした体験学習プログラムが実施できます。
初日の活動の一部を紹介します。
<ポーキュパイン> 無理だと思う課題をアイデアと粘り強さで達成しました。
<わいわいブロック> 求められるものはコミュニケーションですが、全体と個のバランスを
取りながらどう見ていけばいいのかということについて学びました。
<アルファベッドスープ> 工場チームと運送チームに分かれてパズルを作成、いかにして
時間短縮を図るかという活動でした。
<Ring to Ring> リングの中の卵を、紙コップへ運ぶチャレンジでした。
2日目は、野外でのハイエレメントの体験。
ハーネスやヘルメットのつけ方のレクチャーを受けたら早速チャレンジです。
チャレンジャーとして自分と向き合うこと、同時にビレイヤーとして仲間が
安心してチャレンジできる環境を作るかということも学びました。
最初は、トラバース系のチャレンジ「平行ロープ」
2本のケーブルを使って平行移動します。
次はインパクト系のチャレンジ「パンパーポール」
丸太の上に立って、ぶら下がっているバーめがけて飛びます。
二人組で行うチャレンジは「巨人のなわばしご」にチャレンジしました。
二人で力をあわせてハシゴをのぼっていきます。ハシゴの間隔は上に登るほど
広くなっています。
ハイエレメントの活動は、指導者も参加者となることで、参加者の心の動きやチャレンジしているときの気持ちを体験することができ、今後のファシリテートに役立つかと思います。
いろいろな切り口で様々な体験をすることで、たくさんの学びがあったと思います。
ファシリテーションは冒険教育プログラムだけで使うものではなく、キャンプの指導に
おいてや、普段の組織での関わりなど、様々な局面で活用できる方法です。
ぜひ、今回の学びを活かしてもらえればなと思います。
ワッシー