秘密保護法を制定しないことを求める国際協力NGOの要請
書
[2013年10月31日(Thu)]
この間、JANIC、関西NGO協議会、NGO福岡ネットワークにお声掛けさせていただき、添付の通り「秘密保護法を制定しないことを求める国際協力NGOの要請書」を作成し、賛同を集め、政府に提出する取り組みを始めることとなりました。
秘密保護法は特定秘密の範囲が広範に及び、国際協力、平和構築等に関わる情報が秘密指定される恐れがあり、NGOにとっても無関係ではありません。
また、生活の安全や安心に関わる重要な情報を国民が知ることができなくなり、国会議員にも情報が制限され、政策決定に国民の声を反映できない恐れがあります。
ひいては知る権利やプライバシー等の基本的人権が侵害され、民主主義の根幹が破壊されることが懸念されます。
※政府が示した「特定秘密の保護に関する法律案の概要」を添付します。
※下記に日本弁護士連合会の「法律案の概要」に対する意見書があります。
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/year/2013/130912.html
※秘密保全法に反対する愛知の会のブログにも情報が掲載されています。
http://nohimityu.exblog.jp/
要請書ではこうした問題点を指摘し、国際協力NGOの立場から、制定しないよう求めています。
できるだけ多くのNGOから賛同をいただき、国民の声として政府に提出したいと思います。
つきましては、呼びかけ団体もしくは、賛同団体としてご協力頂きたく要請書を添付しますので、ご検討ください。
ご賛同頂ける場合、11月4日(月)までに、名古屋NGOセンター事務局まで(info@nangoc.org)ご連絡ください。
11月5日以降に賛同団体名を記載した要請書を政府へ提出します。記者発表も行なう予定です。
どうかよろしくお願いいたします。
なお、当団体のHPにフォーム形式で入力できるページも作りましたので、よろしければご活用下さい。
http://www.nangoc.org/information/2013/10/114ngo.php