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おいらのひみつきち

宮崎のNPO法人で活動しています。活動のことや日々のことをてげてげに思いついたままを書き込んでいくブログです


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綾と都市の交流プロジェクト [2009年02月10日(Tue)]
今日は昼から綾町へ

オーガニック郷田で昼食を食べて、会場となる綾町役場へ。

会議室には綾町の方々と国土交通省・県内外の大学関係者・宮崎県・綾町役場・てるはの森の会。そして昨年の11月に綾町で間伐体験を行った「木の家だいすきの会」の鈴木さんと、前回いらっしゃることが出来なかった発起人の早稲田の佐藤先生がおこしになってプロジェクトの報告会を行い、その後これからの交流について、みんなで話し合った。

 今回の話し合いでは企業との関係性を中心に話し合ったが、その中で、企業が支援する場合にどう理由付けをさせてあげるかについての話題があった。
つまり、なぜ我が社で綾町の照葉樹林に関わるのかという話なのだが、正直、これは私たち地元の人たちにははっきりとは解らない。

逆にこれまでに関わってくれた方達がどうして綾の森づくりを支援してくれた(る)のか?と言う質問をその場で宮崎大学のネギシ先生がされたが、これ、受け入れを行っている宮崎・綾側の正直な疑問である −綾町で行われていることをメディアや口コミなどで知って、地元の人たちが頑張っているし、町内外にもネットワークが出来ていてやりとりや受け入れも出来そうだから− では、企業が「ここだと決めて支援する理由付け」としては非常に薄い。個人が関わる場合にはそれで良いのだろうが・・・。結局、今回は答えが出なかった。

そう言えば前回の間伐体験もアプローチは企業向けだったが、組織としてでなく個人として間伐体験に参加しましたという方もずいぶん多かったなぁ。


それはそうと、今回もまた、イシダ代表に事件が起こった。

会議の最初に、鈴木さんが前回綾町で体験したことと、それらを東京に持ち帰って話し合いをしてこられてまとめたものをパワーポイントを使って参加者に報告していた。

パソコンの前でクリックして、ページをめくる係がイシダ代表。鈴木さんが「次おねがいします」の合図があると即座にマウスをクリックするという「大役」。

報告も後半にさしかかったところ「おねがいします」の合図と共に画面が・・・動かない。

もう、おわかりですね。イシダ代表は寝てました。

「俺の座ってる場所。あたたかくって気持ちよかったっちゃわー」
とのこと。

意外なアイスブレイクに一気に場が和んだ。
綾・げんだぽの森づくりイベント [2009年02月07日(Sat)]
今日は綾で植林のイベント。今は朝の6時40分。誰もいない。道路沿いだが車もまったく走っておらず、空気が澄んでいる。家を出発するときはまだ暗かったが日が昇りだして徐々に明るくなってきた。雰囲気は非常に爽やか。とりあえず待ち合わせの7時までイシダ代表を待つこととする。

なぜ、僕はこの時間にいるのか。イベントの受付開始は9時30分。

それは昨日の夜の話。イシダ代表理事からの電話。

「こーずまっち!明日の8時半集合は予定変更。7時に来れるか!?」
「どーしたんですか?なんかあったんですか?」
「かくかくしかじかで植林予定地を変更せんといかん!場所場所に置いておいた苗をアサイチで回収せんといかんごつなったっちゃわ!」
「かくかくしかじかって、えらいことじゃないですか!植林の代替地は見つかったんですか!?」
「なんとか手配したけど、この時間やから、現場確認は明日の朝になるわな。」
「うう・・・」

で、朝から苗拾いである。(「かくかくしかじか」については、聞かないでください)せっかくみんなが植林しやすいように、また、植える植物が偏らないようにそこかしこに配置した苗を集めて、移動させるイシダ代表と僕。この作業が間に合わないとイベント自体が出来なくなってしまうので必死である。足下はぬかるんで靴下はびちゃびちゃ。正直、あんまり爽やかな状況ではない。おまけに草むらに置いてある苗は見つけにくいことこの上ない。

もうひとりの朝一組、カワノ先生は代替地となる現場の確認を終え、今は苗の仕分け作業。
現場は代替地として問題ないとのことで「おまけに眺めも良かったよ。さっき行ったら雲海がひろがっててねぇ。すばらしいなぁ」とおっしゃって、カメラを持っていなかったと残念がっていた。植林の場所は完全に確保できたのでとりあえずは一安心である。


その後は何事もなかったかのように予定通り10時からイベントは始まった。用意していたマイクの音が出ないなどの多少のトラブルもあったものの、参加者にけがもなく、150人の参加者で、2300本の苗木を植えて無事に終了。楽しんでもらえたようである。
とりあえずは、よかった。

前日に問題勃発!危うく中止かのイベントであったが、何とか開催、終了のイベントの詳細と報告はコチラ↓「だーひょーりじの熱と映画の日々」
https://blog.canpan.info/laputa/

アンド、文化本舗HP↓
http://www.bunkahonpo.or.jp/
綾町でフォーラム [2009年01月12日(Mon)]
綾川荘で、フォーラムのおてつだい。

今日は平成20年度「官民パートナーシップ確立のための支援事業」照葉樹林研究フォーラム〜森と水〜が綾川荘で行われた。

てるはの森の会主催の綾町共催で、県外からお迎えした照葉樹林などの研究者4名の発表と河野先生をコーディネータにフォーラムの3時間の構成である。

研究者4名の発表は1人30分だったのだが、みなさんそれぞれ面白く、もっと、もっと話を聞きたかった。

その中の1人、兵庫県立大学の服部先生は綾の照葉樹林における着生植物の種多様性などで論文も書いている方で、照葉樹林が日本でそう呼ばれるようになるまでのプロセスについても話された。その中での「照葉樹林」という名前の始まりが驚いたし、面白かった。

カナリヤ諸島や日本などにある常緑広葉樹林について、とある海外の研究者が「Laurilignosa」と命名した。これを日本語に直訳すると「ローレル林」あるいは「月桂樹林」となるはずで、「照葉」いう読み方はは全くないのである。
しかし、それを当時の研究者、中野さんという東大の教授が、その「Laurilignosa」をなぜか「照葉樹林」と意訳して、今、呼び名として定着しているという話なのだ。

綾の森は当然、月桂樹の林ではないので、違う名称が付きこそすれローレル林とは呼ばれなかったとは思うのだが、それにしても、「照葉」樹林とはなんとも見事。

椿などの木々の太陽に照らされてきらきら光る葉っぱは、まさに照葉。ぴったりである。

名前って大事だよなー。

詳しい報告は てるはの森の会のHPで↓
http://teruhanomori.com/
環境省へ書類送付。今日は祝日かー [2008年12月23日(Tue)]
今日は明日までに東京の環境省に提出しなくては行けない書類を昼すぎになって郵送。と思ったら今日は祝日なのね。郵便局が空いてない。
あわてて、近くの郵便局からとって返して中央郵便局へ。速達・書留で送る。
年末だからか、窓口がものすごく込んでいた。これだけで疲れた。

土日休みという仕事をしていないので、最近、祝日とか、曜日の感覚が薄れてきている。というか、無い。困った物である。
綾に伊藤さん再度いらっしゃる [2008年12月22日(Mon)]
ばたばたしながら、来年のイベントの案内チラシを作っていると、10月に綾の木こり体験をしていただいた伊藤さんが宮崎に来たというので、イシダさんとソウマさんと一緒に会う。
今回は、前回行けなかったほんものセンターなどに行ってきたそうである。お元気そうだ。何でも、先日の体験など参考に本を作られるということで、その原稿を持ってこられ、説明をされた。
一度、綾町へ来て、そこの御飯を食べて帰ったひとが、地元へ帰って綾の話をしてくださる。それが新しい関係性を生み、また、綾とつながる。すばらしいことである。
「いきものみっけ」九州・沖縄ブロックフォーラム [2008年12月13日(Sat)]
フォーラムを宮崎県立図書館で行う。
午前中が基調講演、その後分科会・全体会という流れで、僕は第一分科会の司会。
基調講演では(財)日本自然保護協会の芝小路さんから「セミの抜け殻調査からわかったこと」というタイトルで今回行った調査について、調べ方から集計、見えてきたことをお話しいただいた。

その後の分科会では、佐賀県の中原さん、大分県の三宅さん、宮崎県の中尾さん、鹿児島県の仲峯さんら4人の方にそれぞれ発表いただいたが、共通していたのは蝶についてだったが他にはやトンボの北上の様子や、かつて日本で見られなかった種について発表していただいた。

南九州から中部・九州の北部へといった感じに徐々に分布を広げるものと、そうではなく突発的に関東地方などで、急に発見されている例もあって、環境との相関関係が見られるのではという種類も在れば、造園業者などが観葉植物などと一緒に持ち込んだ可能性もあり、一概に温暖化の影響とは言えないのではないかということである。

特に、宮崎の中尾先生に発表いただいたカバマダラと言う蝶の事例では、幼虫がえさとするトウワタやフウセントウワタの分布との相関関係を発表され、観葉植物として持ち込まれたフウセントウワタなどと一緒に移動しているのであれば、一概に温暖化だからとは言えないとの見解を示された。人為的な部分と温暖化による北上をごっちゃにして考えてはいけないということである。
これは、本当にその通りで、きちんと検証もせずになんでもかんでもこれは温暖化。と流行言葉で括ってしまうことはどうだろうと思いますな。

佐賀の中原さんの発表ではタテハモドキについてで、こちらについては個体としての特性が幼虫が低温に弱いなどあるらしいのですが、特性に変化がないにもかかわらず、九州内を土着しながら北上しており、温暖化の影響ではないかと言われていた。同時に平均気温の推移についても上昇しているというデーターを示されました。

今回、みなさんの発表の中で共通しているのは、温暖化が進んでいるとすると九州を南限とする生きものについて、見られなくなる。あるいは九州では死滅するということが考えられると言うことである。

多少の温度の変化なら対応できるほ乳類とは違い、昆虫は環境の変化に弱く、かつ非常に小さい物が多いため、興味がなければ全く気付かれない。ということで、身近な小さな昆虫に気を配り、そこから地球環境を見つめるという今回の企画は、いろいろな意味で意義のあるものであったのでは無いだろうかという気がしてきた。
「いきものみっけ」準備 [2008年12月12日(Fri)]
明日の「いきものみっけ」九州・沖縄ブロック・フォーラム宮崎会場の準備。資料の作成と印刷・領収書や謝金の準備。

いきものみっけは環境省生物多様性センター企画の事業で、市民参加型の温暖化影響調査で、全国で一般の人たちに植物や昆虫などの身近なものを観察して報告してもらい、そのデータを集計して温暖化の進行状況と、それが生物などにも影響を与えているかどうかを調べる事業である。

例えば、セミの鳴き声調査では、宮崎市の○○町では6月20日にアブラゼミが鳴き始めました。クマゼミは○月○日でしたとか、そんな調査報告を一般から集めていき、例年と比較して早くなっているか、遅くなっているかを確認することで、地球温暖化の影響を知ることが出来るのではないかということである。

それで調査として成果があるかはよく解らんが。

夜は、その発表者の方達と打ち合わせ兼食事会。
某県の温暖化防止活動センターのカワグチさんが豪快すぎてびっくりする。
人を見た目で判断してはいけないのだが、見た目といい、体格といい、スーツ姿といい、ドスの利いた声といい・・・。
しゃべったら非常によい人なので、余計にびっくりするのだが、そのカワグチさんの話では、保育園などに温暖化防止の講座でおじゃますると、初見では大概よくない顔をされるそうである。一言しゃべると一転。安心されるらしいが。
ちなみにこの日と、次の日一緒に飲んだが、やたら面白い人であった。

宮崎市環境フェア [2008年10月05日(Sun)]
10月4日と5日と宮崎市のフローランテ宮崎で環境フェアが行われた。

環境に関する講演会に映画上映・フリーマーケット・廃油ローソクや布ぞうり作り体験など盛りだくさんの二日間。あと、牛串などの「でみせ」も出る。

4日は西都市で講座があったため、僕は5日のみスタッフとして参加。

主な担当は映画の上映と講演会。上映するのはアンパンマンの最新作。アンパーンチ。

朝、映写用の車を運転してオープン前の会場へ。まず、ミーティング前に映写機の動作と照明の操作・音響を確認。はい、すべてオッケー。準備万端。

イベント前のスタッフミーティングが終わり、お客様が入られるまでの少し時間が空いた。軽く腹ごしらえと思い、出店を巡ったが、オープン前なので準備中。ザンネンでした。

と、会場を少しうろうろしている間にお客さんが集まってきた。もう10時ですか。

映画と同じ会場で10時から保育園の環境演劇。「エコ太郎」は偉いよ。よい子のみんなはちゃんとゴミを捨てるときに分別してるかな?

演劇が終わったら、映画の始まり。場内が暗くなって、映写機をまわして

あらあらっ。音が出てない?テストの時には大丈夫だったのにっ。

スピーカーのラインを確認し、音量を再度調整。あら?エキサイターランプ(映画のプリントから音を読みとるライト)が点灯していない。と、あわてて再点灯。
「ごめんなさい」と謝り、映画を巻き戻して、もう一度最初から上映した。

でも、何でエキサイターが点灯しなかったんだろう?不思議。いや、そんなことよりお客様にはご迷惑をおかけいたしました。

と、そんなトラブルにも見舞われながら上映は終了。


昼から始まる講演会。講師は慶応義塾大学の金谷年展先生。

金谷先生はもともとコンサルタントで、地産地消(僕のパソコンは「ちさんちしょう」を変換しませんでした。けっこうメジャーな言葉だと思うんだけれど)の飲食店を北海道や青森等でいくつも経営している実業家でもある。

実際に現場を持っている人の話はとってもためになる。

講演は環境の話がメインだったが、中でもコンサルタントから独立したときの話で先生がおっしゃった、シンクタンクではなくドゥタンク(Do タンク)でありたい。との言葉が非常に印象に残った。

実はこちらでもあわてたことがひとつ、先生の講演の前にビデオを会場のスクリーンで上映。事前の段取りでは、ビデオが終わったら、バイト君が演台をステージの袖から真ん中へ移動する手はずになっていた。

しかし、バイト君がビデオの最中に居眠り。結局、僕とI代表が演台を運んでおりました。
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