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スミソニアン協会の組織改革とリーダーシップ [2008年10月14日(火)]
計18の博物館、美術館、国立動物園からなる世界最大の博物館群、Smithsonian Institute(スミソニアン協会)では、今年7月に経営責任者に就任したG. Wayne Cloughによる組織改革が進められています。

14年間にわたりGeorgia Institute of Technologyの学長を務めた経歴を持つClough氏は、スミソニアンのディレクターの旅行プランは監査長官から承認を得ねばならないと定めたり、理事会を年3回から4回に増やしたり、新たな経営層のバックグランド・チェックを必須としたりするなど、同団体に蔓延していた不正な支出や怠惰な経営への対策を次々と打ち出しています。

こういった改革の中には、Clough氏自身に関するものも多々あります。スミソニアンの職に就くにあたり、3企業における有給の理事職を辞任しました。給与も、前任のLawrence M.Smallの91.6万ドル(2007年)のおよそ半分程度となる49万ドルに過ぎません。また、前任者はかなりの住宅手当を受け取り、お抱え運転手もついていましたが、Clough氏は家賃も自ら払い、職場には歩いて通勤しています。

同氏の一連の改革は組織内部に向けたものばかりでなく、スミソニアンが政府からの支援(運営予算の70%に相当)に頼らなくてもよいように民間からの資金獲得強化を推進しており、5〜7年にわたる10億ドルのファンドレイジング・キャンペーンを来年から実施する計画だそうです。

私のお気に入りは、National Museum of Natural History(国立自然史博物館)、National Air and Space Museum(国立航空宇宙博物館)、National Museum of American History, Kenneth E. Behring Center(国立アメリカ歴史博物館ベーリング・センター)の3つです。あまり美術に造詣がないせいか、目で見てその存在感や迫力を感じられるものが好きなようです。何度足を運んでも「これがアメリカだ!」と言わんばかりの迫力に圧倒されますよ。

【2008/9/14 The New York Times記事参照】

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