寄付における男女差とファンドレイジング
[2008年09月24日(水)]
コンサルティング会社Grant Thorntonによる内国歳入庁(Internal Revenue Services)のデータ分析結果によると、米国では、女性の方が男性より寄付が多いそうです。
米国女性は、2005年に、男性よりも50億ドルも多く寄付をしています。1997年には、男性の方が30億ドル多かったそうですが、逆転したということになります。総額でみると、2005年に女性は217億ドルを、男性は168億ドルを寄付しています。
寄付の方法については、女性は男性ほど、信託などの方法による税金対策を講じているわけではないようです。男性の26%は信託というかたちで寄付を行っているのに対し、女性は22%という結果になっています。
また、財産については、女性は男性と比べると、税控除の手段として活用されることの少ない寄贈を行うことが多く、女性の寄贈のうち72%が、現金と実物資産の寄付となっています。現金の贈与は、贈与税や遺産相続税への対策という意味では最良の方法ではないですが、女性のほうがより即時的に、直接的な支援を行う傾向にあるということかもしれません。
特に日本では、ファンドレイジング活動を行うにあたり、寄付における男女差を強く意識した戦略の差別化を行っていないと思いますが、性別のみならず、今後はこういった細かいセグメントに対応したファンドレジング戦略が必要になると思われます。

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米国女性は、2005年に、男性よりも50億ドルも多く寄付をしています。1997年には、男性の方が30億ドル多かったそうですが、逆転したということになります。総額でみると、2005年に女性は217億ドルを、男性は168億ドルを寄付しています。
寄付の方法については、女性は男性ほど、信託などの方法による税金対策を講じているわけではないようです。男性の26%は信託というかたちで寄付を行っているのに対し、女性は22%という結果になっています。
また、財産については、女性は男性と比べると、税控除の手段として活用されることの少ない寄贈を行うことが多く、女性の寄贈のうち72%が、現金と実物資産の寄付となっています。現金の贈与は、贈与税や遺産相続税への対策という意味では最良の方法ではないですが、女性のほうがより即時的に、直接的な支援を行う傾向にあるということかもしれません。
特に日本では、ファンドレイジング活動を行うにあたり、寄付における男女差を強く意識した戦略の差別化を行っていないと思いますが、性別のみならず、今後はこういった細かいセグメントに対応したファンドレジング戦略が必要になると思われます。
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