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『広報会議』(2015年3月号)

『「社会課題先進国」日本のNPO、なぜ広報が必要なのか?』を寄稿


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『宣伝会議』(2012年3月1日号)

『マーケティング部門と密接に連携 これからのCSR活動の形を考える』の座談会に参加


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『宣伝会議』(2011年5月15日号)

『米国NPOに学ぶ、WEBサイト活用ケーススタディ』を寄稿


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米国の助成財団における助成決定基準の4つのトレンド [2014年04月02日(Wed)]


2013年、米国で助成規模の大きい上位10財団の資産を足し合わせると1,100億ドルとなっていますが、2007年の水準からすると、200億ドルも減少しています。唯一、ゲイツ財団(Bill & Melinda Gates Foundation)だけが、2007年から2013年の間に46%も資産を拡大させています。

こういった状況を踏まえ、米国の助成財団では、助成事業の成果を常に念頭に置きながら戦略的に助成を決定していく必要に迫られていますが、助成の決定基準としては、以下の4つのトレンドがあるようです。

(1)影響の大きい社会課題へのフォーカス
米国助成財団では、政府機関、企業、NPOが共通のビジョンを持ちながら、協業して大きな社会的インパクトを創出できるような取り組みに関心を高めている。

(2)社会サービスの効果改善
例えば、ボルチモア州のアニー E.ケーシー財団(Annie E. Casey Foundation)では、貧困家庭に対する各種社会福祉サービスを統合して提供するようなパイロット助成事業を実施。健康や教育施設を別々に運営するのではなく、受益者である家庭がワンストップ(1つの場所)でサービスを受けられることを狙っている。

(3)統合合併や提携の促進
米国助成財団では、財務的に脆弱なNPOが組織基盤の強いNPOと統合合併したり、パートナー提携をすることを促進。ロサンジェルスにある3つの財団では、300以上もの団体に対して、組織のリストラクチャリングに関するワークショップを実施している。

(4)効果の高い事業の社会浸透速度のアップ
米国助成財団では、パフォーマンスの高いNPOの活動拠点拡大を支援したいと考えている。例えば、慢性的な健康問題を改善するようなエクササイズや活動の促進を行うYMCAのように、広域にわたるネットワーク効果を創出するというもの。また、インターネットを活用してサービス提供を拡大するという方法もある。

ここで紹介した4つのトレンドは米国に限ったものではないでしょう。日本の助成財団においても、バブルの時期を境に助成金額が減少し続けています。この4つのトレンドから言えることは、助成を受けるNPO側で、統合合併、アライアンス提携、行政や企業との協働といったことをこれまで以上に組織の経営戦略の中枢として考えなければならないということです。助成財団が限られたリソースで成果を追及するようになればなるほど、規模の小さい、波及性の乏しい、つまり社会的なインパクトの小さなプロジェクトは助成プライオリティが下がっていくことでしょう。

助成金はNPOの資金源の1つであり、助成財団に媚びる必要はありませんが、NPOは、共に社会課題を解決するパートナーとして助成財団の方針や動向に常に意識を払う必要がありますね。

【2014/03/26 About.com記事参照】



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