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『広報会議』(2015年3月号)

『「社会課題先進国」日本のNPO、なぜ広報が必要なのか?』を寄稿


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『宣伝会議』(2012年3月1日号)

『マーケティング部門と密接に連携 これからのCSR活動の形を考える』の座談会に参加


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『宣伝会議』(2011年5月15日号)

『米国NPOに学ぶ、WEBサイト活用ケーススタディ』を寄稿


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NPOマーケティングで社会を変える!『草莽塾』の最終成果報告会 [2012年12月04日(Tue)]
11月24日(土)、NPOマーケティングで社会を変える!『草莽塾』の最終成果報告の場である、「NPOマーケティング・セミナー:経営課題を解決する7つの事例と手法を一挙大公開!」を開催いたしました。

当日は、東京をはじめとする関東エリアに加え、大阪、兵庫、群馬、栃木など遠方からも足をお運びいただき、多くの方にご参加いただきました。

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『草莽塾』の開講から約半年。活動現地での緊急対応により参加できなかったドリーム・ガールズ・プロジェクトを除き、6団体がそれぞれ実施したマーケティング施策の成果を発表しました。成果といっても、目標寄付金額の達成などだけが成果ではなく、『草莽塾』ではうまくいった点、失敗した点、考慮できていなかった点、新しく見えてきた点などをきちんと分析して導き出し、次なる一手を打ち立てることまでを成果として位置付けています。

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基調講演では、塾長である私が『草莽塾』とNPOマーケティングの概要をお話ししました。『草莽塾』はNPO向けの教育の機会としては、普段では中々知り合うことのない他分野の複数の団体と共に学び、お互いに事例を共有しながらネットワークを構築できる場であること、単なる座学の講義にとどまらず、自団体の課題を解決するためのマーケティング施策を立案・実施するところまでカリキュラムに含めていることから、独自のポジショニングを確立しています。

≪基調講演資料≫



また、参加団体の発表の中にもありましたが、団体内の誰もが問題だと思っていながら後回しにしていたような組織課題を、複数の参加者で改めて議論して合意形成をし、施策の実践に繋げていく場でもあります。ある意味で参加者の方の期待を裏切ったかもしれませんが、『草莽塾』は新規性や革新性に焦点を当てたビジネスプラン・コンテストとは違い、現状の組織運営の中にある、顕在化していない、気づいていない、もしくは目をそらしている業務の細部にも目を向け、そこに対するアクションを起こせるマインドと組織体制を醸成し、確立することを目的としています。一部のカリスマを帯びた人にしか実践出来ないというものではなく、ちょっとした気づきや工夫で、組織内の誰もができるようなノウハウを提供することを目指しています。

≪参加団体の発表内容≫


エイズ孤児支援NGO・PLAS

【テーマ】
個人寄付の拡大 〜個人寄付のプロモーション強化と法人会員の整備〜

【発表内容】
20代〜30代の有職者の男女による個人寄付拡大を狙い、SEO対策やリスティング広告などによるHPのアクセス数UP、メールマガジンをテキスト版からHTML版へブラッシュアップ(2.4倍の効果)、勉強会などを切り口としたイベントの強化、さらに、支援者への提供サービスの拡充などの施策を実施。今後は、スタッフブログと連携したSEO強化、メルマガのコンテンツ/ユーザビリティの更なる拡充、イベント開催後のフォロー施策実施などにより、さらなる改善を図る。

【団体の振り返りコメント】
・寄付を獲得する上での自団体の弱みと強みを認識することができた。
・寄付者がたどるプロセスが可視化され、効果的なアプローチを意識できるようなった。
・講師からのフィードバックや他団体との情報交換によって施策をブラッシュアップする良い機会となった。

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一般財団法人 アライアンス・フォーラム財団

【テーマ】
強みを活かす!〜バングラデシュにおける企業視察ツアーの拡大〜

【発表内容】
一般ツアーの種類が増え、価格競争になってきた現状を踏まえ、企業へのアプローチにおける中間団体(経済団体や横浜市等の行政機関)との連携強化、オーダーメイドによるツアー・コンテンツの企画、団体の認知度向上(ブランディング・プロジェクト、フォーラム開催、メディアへの露出強化)などの施策による企業向けツアーサービスを強化。

【団体の振り返りコメント】
アライアンス・フォーラム財団とは何か、他の団体との差別化するには何をしなければならないか、団体の強み/弱みは何かをあらためて見つめ直すきっかけとなった。

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認定NPO法人 国境なき子どもたち

【テーマ】
心を動かすパンフレット検証 〜資料請求&寄付掘り起し大作戦〜

【発表内容】
パンフレットの大幅改善とABテスト実施に基づいた、団体DB内インアクティブ支援者と新規資料請求者に対する寄付の戻り率改善施策の実施。競合団体のパンフレット分析、デザインパターンのABテスト、継続寄付申込書の追加、開封率UPに向けたカンボジアシルクの「しおり」封入、送付後のEメールによるリマインドなど、複合的なマーケティング施策を展開。寄付の戻り率は、前年の約3倍を達成。

【団体の振り返りコメント】
これまで弱かったマーケティングの視点を学ぶことができた。特に、PDCAのCAの部分が弱いことを改めて認識することができた。

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認定NPO法人 難民支援協会

【タイトル】
難民を『伝える』〜難民支援コミュニティの拡大に向けた取り組み〜

【発表内容】
既存寄付者へのインタビュー及びチャリティ講演トライアルを実施。難民の現状が、潜在的支援者に十分に伝わっていなかったこと、寄付への誘導が不十分だったことなどを発見。また、想定していた寄付対象が限定されていたことも踏まえ、『難民無関心・寄付なし層』に対し、活動説明会のリニューアル、パンフレット改定、難民支援への入り口の多様化などのマーケティング施策を実施予定。

【団体振り返りコメント】
・座学だけでなく、実践を通じた取り組みであったことが有益であった。
・団体内での議論を積み重ねる良い機会となった。
・普段は知りえない他団体の取り組みから学ぶことができた。

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NPO法人 「育て上げ」ネット

【タイトル】
「地域に寄付文化を創造する」〜地域活動を寄付に変える取り組み〜

【発表内容】
立川市における寄付文化の創造に向けた施策を実施。『キフボン』(古本)の活用による寄付手段の提供拡大により、日常/地域活動を寄付につなげる。あわせて、寄付活用使途が寄付行動にどう影響するかを把握するためにABテストを実施し反応率を把握。開始1カ月で、これまで2年半:28件→30日で4件(+潜在寄付者9件)の反応を獲得。年末年始の大掃除や引っ越しなどのシーズン特性を踏まえ、2月で全体を集計・分析予定。

【団体振り返りコメント】
・学習→実践プロセスは、組織力底上げ、後回し案件実行への手段
・マニアック/クローズドな世界から、ジェネラル/オープンな世界への架け橋
・Theory of “Weak-Ties”形成のきっかけ

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一般社団法人 SoLaBo

【タイトル】
本業を通じたCSRの作り方 〜稼げるソーシャル活動を目指す〜

【発表内容】
CSR部署だけでなく成果が見えやすいPR部署と経営陣へのアプローチにより、様々な業種の方が社会活動の事例を通じて意見を交わせる「対話の場」を形成。テストマーケティングのフェーズを経て、今後はさらなる会員拡大に向け、大学生チームの設立、横浜にいる社会人の集客施策拡充、PR/広告代理店との連携などを展開していく。

【団体振り返りコメント】
・CSR、ソーシャルビジネスの関連性を、企業側の立場から考えられた。
・ソーシャルの定性化、定量化の難しさと必要性を痛感した。
・法人を立ち上げる前からの参加で、ベースとなるデータやコンセプトも走りながら考えていたため、指標や軸が示せなかった。

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参加団体によっては、策定したマーケティング施策に取り組みはじめたばかりのところから、既に1サイクル回し終えたところまで様々。塾としての活動はこの報告会をもって一旦終わりとなりますが、これからが本番です。『草莽塾』を通じて団体内に意識付き始めた改善のDNAを、今後は団体内でしっかりと根付かせ、PDCAサイクルを自発的に回せる盤石な組織体質へと変えていかなければなりません。

改正NPO法や新寄付税制など、諸外国と比べても見劣りしない法制度が整ってきた日本のNPOセクター。さらに、新しい公共ということで国もお金を投じています。これらに対する批判はあるでしょうが、一通りNPOが活躍できる仕組みが整ってきたといえる状況のなかで、今後は、NPOが本当に社会の課題を解決する力となりうるのか、まさにその真価が問われることになります。今回、『草莽塾』に参加していただいた団体の皆様が、真に社会を変革できるNPOとして活躍していくことを心から願っています。

参加者の皆様、参加団体の皆様、助成をいただいた日本財団様、ボランティア・事務局の皆様、そして日頃から色々なかたちで応援していただいている皆様、本当にありがとうございました。来年またお会いしましょう!

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