ベビーブーマーとNPOでのセカンドキャリア [2008年06月23日(Mon)]
|
米国におけるベビーブーマーの労働支援を行うCivic Venturesは、『MetLife Foundation/Civic Ventures Encore Career Survey』と題する、7,800万人にものぼるベビーブーマー(団塊世代)の労働の実態/労働観についての調査を実施しました。同調査は、44歳から70歳までの3,500人を対象に行われたものです。
同調査によると、およそ530万から840万の米国人が、慈善団体や政府機関、学校、その他広く社会貢献に繋がる団体でセカンドキャリアをはじめているそうです。上記の年齢層の大分部分は、自分の持つスキルや経験を他人のために活用したいという願いをもっており、既にセカンドキャリアを開始しているもののうち、84%はとても高い満足度を示しており、94%は自分の仕事に対して高い評価や有用性を感じているようです。 また、未だセカンドキャリアをはじめていないうちの約半数も、教育やヘルスケア、NPOなどの非営利分野におけるキャリアに興味をもっており、今後の米国経済や社会全体に大きな影響を与えそうです。 一方、セカンドキャリアに興味を持っている人の80%は、休みを柔軟に取れるかどうかや、適度な収入や福利厚生を懸念事項に挙げています。さらには、前職で積んだ“年功”や新しい職場でのポジションについても不安を抱えているようです。 日本でも、団塊世代と呼ばれる年齢層の人たちが、生きがいや新しい人生を求め、NPOでのセカンドキャリアを模索しています。高い専門性と経験を有する団塊世代の人たちがNPOで活躍することにより、NPO自体のレベルアップや活性化に繋がることは間違いありません。一方で、こういった人たちをNPOに取り込むには、本調査の結果にもあるようないくつかの障害を取り除くための法規制の整備やNPO側の受け入れ努力も必要になってくるでしょう。 マネジメントの記事一覧へ≫≫≫ NPO|ファンドレイジング|ボランティア|寄付|社会的起業|CSR|ソーシャル・マーケティング|マネジメント|パートナーシップ|教育|メディア|まちづくり|公共政策 |





