NPOの職場におけるパソコンの電力削減と費用削減 [2009年11月30日(Mon)]
NPOに対するIT支援を行うテックスープ・グローバル(TechSoup Global)は、コンピューターのエネルギー消費量を削減する活動を推進するクライメイト・セイバーズ・コンピューティング・イニシアチブ(Climate Savers Computing Initiative)と協働し、NPOの職場における電力使用削減を推進する「Unpower Yourself」キャンペーンを開始しました。
同キャンペーンは、NPOで使用されるパソコンの“スリープ設定”の活用を奨励するもので、パソコン1台当たり、年間で60ドルを節約できるそうです。NPOの職場におけるこういった1人1人のささやかな節電行為も、積み重なれば大きな消費電力の削減に繋がります。もし、毎月TechSoup.orgを訪問する30万人のユーザーのうち、5人に1人がスリープ設定を行ったとしたら、360万ドル以上も節約することができます。また、このことは、5,200台分の自動車から排出されるCO2の削減と同じ効果をもたらすそうです。 同キャンペーンは3週間にわたって実施されます。日々の小さな活動が大きな変化をもたらすという良い例ですね。さらに巧妙なのは、NPOにとっての費用削減に繋がるという点です。NPOの費用削減を環境への配慮という、まさに一石二鳥の取り組みですね。 マネジメントの記事一覧へ≫≫≫ NPO|ファンドレイジング|ボランティア|寄付|社会的起業|CSR|ソーシャル・マーケティング|マネジメント|パートナーシップ|教育|メディア|まちづくり|公共政策 |