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原爆被害者相談員の会は、病院で患者さんの福祉相談を行う医療ソーシャルワーカーが、その専門性を活かし専門ボランティアとして被爆者相談や毎年8月6日には「証言のつどい」を開催しています。

被爆者相談の専用携帯電話は090−7375−1211です。ご利用ください。

ここでは、会の活動予定や活動報告を掲載します。

2013年12月10日

2013年 12・11講演会 行いました

12月7日(土)、広島平和記念資料館 会議室1 にて
12・11基本懇意見書にこだわる被爆者問題講演会を行いました。

今年は田村和之先生をお招きし、「大詰めにきた原爆症認定問題を考える」と題して
ご講義を頂きました。

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原爆症認定の「新しい審査の方針」の実態と新たな課題、
認定制度検討会の現状を詳しく解説頂きました。

今後、認定制度のあり方がどのような結果となるか、
我々ソーシャルワーカーもその動向に目が離せませんが、
被爆者の思い、願いを発信できるよう引き続き取り組んでいきたいと思います。

posted by 原爆相談員 at 21:19| Comment(0) | 12・11

2013年10月30日

第31回 12・11講演会 ご案内

毎年開催しています「12・11基本懇意見書にこだわる被爆者問題講演会」を
今年も企画をしました。

今年のテーマは、「大詰めにきた原爆症認定問題を考える」です。

これまで原爆症認定をめぐっては、
全国各地でその認定制度の在り方に異論を唱える人々が協力し合い、
集団訴訟や制度改正に向けた運動を長年にわたって行ってきました。
その結果、原爆症認定制度が大きく変わろうとしています。

この度、「原爆症認定を求める集団訴訟を支援する広島県民会議」の代表世話人を長年務められ、
現在は「在ブラジル・在アメリカ被爆者裁判を支援する会」の代表世話人として
ご活躍されている田村和之先生に、
原爆症に対する「援護」を医療法の初めから振り返りつつ、
現在の到達点と課題、問題点などを総括的に話していただくことに致しました。

新しい原爆症認定制度について共有し検討したいと思いますので、ぜひご参加ください。


日時:2013年12月7日(土)13:30〜15:30
場所:広島平和記念資料館 会議室(1)
講演テーマ:「大詰めにきた原爆症認定問題を考える」
       広島大学名誉教授 田村 和之氏


詳しくはこちらをご覧ください
  ↓↓↓↓↓↓↓
2013 12 11 チラシ.pdf

posted by 原爆相談員 at 22:22| Comment(0) | 12・11

2013年10月01日

企画会議を行いました

9月27日に「続・被爆者とともに(仮称)」の企画会議を行いました。


原爆被害者相談員の会は、被爆50周年にあたる1995年に「被爆者とともに」を発刊しました。
認定申請から日常生活の相談ごとまで被爆者に寄り添いながら活動してきたことをまとめた本です。


それを発刊してから、約18年が経ちました。


改めて相談員の会の活動をまとめたいとの会のメンバーの意向もあり、
「続・被爆者とともに(仮)」を発刊しようという案が出ました。


まだ企画案が出たばかりで、内容などはこれから練っていきます。
若いメンバーにとっては初めてのことで、どう進めていいか戸惑うことばかりですが...
色々な方のお力を借りながら進めていこうを思っています。


また具体的なことが決まり次第、このブログでもご報告していこうと思います。

posted by 原爆相談員 at 20:31| Comment(0) | お知らせ

2013年09月06日

第32回 8・6証言のつどい 行いました

今年で原爆が投下された日から68年がたちました。
平成25年8月6日、今年も広島YMCAで 8・6証言のつどいを開催しました。

午前の部は被爆者からの証言を聞きました。
30度以上真夏日にも関わらす、県内外から約170人が参加して下さいました。
今年の証言者は11人。 
参加者は1グループ10〜20人に分れて被爆者の証言を聞きました。
 
被爆者からの生の証言を聞き当時の悲惨な状況に衝撃を受けるとともに、
平和への願いを受け継いでいかなければならないと改めて感じました。


午後の部では、福島県のわたり病院 熊田ワーカーから
地元の医療ソーシャルワーカーや理学療法士や介護支援専門員など
福祉や医療関係団体が集まり、仮設住宅で支援活動を行っていると報告されました。
熊田さん自身も被災者ですが、休みの日にボランティアで活動されています。
具体的な実践の話と動画を用いて報告をして下さいました。

その後、意見交換会を行いました。
被爆者の方から、8月6日は静かにする日だと意見を出されました。
その方自身は福島の新聞を毎日取り寄せて関心を持っているとも言われました。
熊田さんの持ってこられた映像では
福島は復興を目指した子どもの笑顔が明るい音楽と共に映し出されました。
どうかすると私たちにも勇気をもたらせてくれました。
しかし、被爆者の方が言われるように
その映像と8月6日を体験した広島とのギャップがあったのかもしれません。
それぞれの立場で様々意見が出て、有意義な意見交換会になりました。

過去にも全体会では、8.6のことだけでなく
被爆問題と深く関わる認定訴訟や在外被爆者や沖縄、長崎のことも伝えてきました。
そして様々な意見を出し合いました。
これからもその姿勢は変わらず続けようと思います。


2013年07月12日

平成25年7月 運営委員会

本日、運営委員会を開催しました。

今月の主な議題は、
8・6「証言者のつどい」の準備に関する話を中心に行いました。

具体的な話の内容として
今年度、証言をしてくださる方の確認、当日の部屋割り、進行や
スタッフの配置などの確認を行いました。

午前の部では、被爆者の方に証言をしていただきます。
今年で被爆者の平均年齢が78歳となり被爆者も高齢化が進んでいます。
また、体調不良等により年々、証言をお願いできる方も少なくなっています。
そのような中で、今年も十数名の被爆者の方が証言をしていただけることになりました。

午後の部は、福島県の病院でご活躍をされている
医療ソーシャルワーカーの方をお招きしております。
福島の現状や活動状況についてお話いただき、
みなさんと問題や課題を共有して、
必要な支援等について意見交換などを予定しています。


今年もたくさんの方のご参加をお待ちしております♪♪♪


2013年07月07日

8・6証言のつどい 2013


今年も8月6日に「被爆者証言のつどい」を開催いたします

≪日時≫
平成25年8月6日(月)
  午前の部 10:00~11:45  小グループにわかれて証言を聞く
  午後の部 13:30~15:00  全体会 福島のソーシャルワーカーからの報告
≪場所≫
広島YMCA 本館
  広島市中区八丁堀7-1
≪参加費≫
午前の部  大人500円 高校生以下300円
午後の部  無料


詳しい開催要項はこちらをご覧ください
 ↓↓↓↓↓↓↓
2013 8・6ビラ.pdf


みなさまのご参加をお待ちしております!!


お問い合わせ:090−7375−1211
        g_soudan@yahoo.co.jp


2013年06月21日

平成25年6月 運営委員会

6月12日に運営委員会を開催しました。
今月は、新しい若いメンバーが2名運営委員会に参加してくださって
にぎやかになりました。

主な議題は、
・機関誌ヒバクシャの発行に向けて
・第32回被爆者証言のつどいの開催について

相談員の会はこれから毎年8月6日に行う
被爆者証言のつどいの準備で
忙しくなりそうです!!

2013年05月15日

平成25年5月 運営委員会 開催

運営委員会を開催しました!

議題は、
・「ヒバクシャ」第30号の編集
・「第31回被爆者証言のつどい」の企画について など


【募集しています】
現在8月6日に行われる「被爆者証言のつどい」での、
・証言をしていただける方
・お手伝いをして頂けるボランティアの方

興味のある方はご連絡ください。

問合せ先:g_soudan@yahoo.co.jp

2013年02月12日

『生きる』第四集

『生きる』第四集を2012年8月6日に発行することが出来ました!!

被爆者11人の自分史が掲載されています。

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2009年12月5日に栗原淑江さんの講演がきっかけでスタートした自分史づくり。
発刊までに約2年半の年月を重ねました。

呼びかけを行い、執筆してくださる方を集めて合計14回「自分史のつどい」を開催。
毎回数名ずつ執筆した原稿を持ち寄ってもらい、
皆で読み合わせをしながら内容を確認していくというスタイルですすめました。

原爆被害者相談員の会のメンバーは、
被爆者の方とペアを組んでサポートをさせて頂きました。
サポーターは被爆者の「生きる姿」から「被爆者の思い」を知り、
かけがえのない経験をすることができました。

今後も、この自分史をきっかけとして被爆者の願いを繋いでいきたいと思います。

2013年02月11日

大変ご無沙汰致しました

いつもブログをご覧下さりありがとうございます。

長い間ブログを更新せずに申し訳ありませんでした。
これからまた定期的に情報を発信していこうと思います。

今後ともよろしくお願い致します。

posted by 原爆相談員 at 21:32| Comment(0) | お知らせ