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湘南せかい江の島藤沢

 湘南地域 および、その周辺の生活・観光などの情報を掲載致します。
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稲作の起源 [2018年07月23日(Mon)]
 昨年の12月続き、今回も日本大学生物資源科学部に於いて、2回目の「稲作の起源と発展」の講演を聴講しました。講師は池橋宏氏★1です。 
 『栽培イネの起源は1980年代に入って、中国の長江中下流域に最古と考えられる稲作遺跡があることが分った。一方、長江中流域の湖南省や江西省には、浅い沼地に多年生の野生稲が分布していることが明らかになった。イネの栽培の起源地をめぐる論議は一変した。それまでは、“南方”起源とされてきた』との話でした。
 また、『稲作では水を湛える栽培により、土壌の浸食防止、肥料分の保持や有効化、連作の可能性などのため単位面積当たりで極めて多収な農耕が発達したことである。歴史的にはムギ類の栽培では一粒が10粒程度になるだけ、稲作のイネは一粒が50粒や100粒になるとのこと。さらに、世界的に見て稲作の水を湛える栽培地域(中国・インド・東南アジアなど)と人口が多い地域がほぼ同じと言えるとのこと』。
 これらのことにより、私は世界の食料対策はムギよりイネが有効と思いました。
 さらに、『この稲作は、弥生人の起源とも関係しているとのこと』興味が湧きました。
★1、池橋宏氏は農林省でイネの品種改良に従事し、千葉大学・京都大学教授をへて、日本大学生物資源科学部教授でありました。
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