歳をとる
[2013年09月30日(Mon)]
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雨
くぐし
今日のお迎え先は、田畑に囲まれた地域です
車を走らせるとあちこちで「くぐし」の煙が上がっていました。 (「くぐし」とは、物がよく燃えないでくすぶること。肥料の灰をつくるために草木を焼くこと。焼いた肥料用の灰。) 利用者さん宅へ着くとご家族が、 「うちも今からしようと思っていたんですよ〜。でも雨が降ってきたから・・・」 と話しておられました。 この “くぐしの風景” を見ると、 「そろそろ雨が降るのかな〜」と予想されます。 農家の方々には “くぐしのタイミング” があるのでしょうね。 今日はあちこちで稲刈り後の草をくぐしておられました。 のどかな風景ですね
若かったら・・・続き
若かったら・・・
女性利用者さんばかりでおしゃべりを楽しんでいた時に、
「若かったら何をしたいですか?」 こんな質問をしてみました。 すると、いつもは口数の少ない利用者さんが、 「私は女優になりたい」 と答えられました。 その後お昼寝をされたため詳しい話が聞けなかったのですが、ちょっと意外な返答にびっくりしました。 続いて他の利用者さんに聞いてみると、 「やっぱり仕事がしたい」 「私も働きたい」 他には、 「お寺のお手伝いがしたい」 などの答えが返ってきました。 「みなさん十分働いてこられたのに・・・まだ働きたいのねということは、こうして今働いている私たちはとても幸せなんだ・・・」 としみじみ感じました。働けるうちがありがたいですね
やる気スイッチ
今日も「おはよう」と元気に玄関を入ってこられた利用者さん。
手に大きな紙袋を持って登場されました。 紙袋の中に入っていたのは、“くるみ絵” の材料。 「どうしたんですか?」と聞くと、 「この前話したろう?やってみんちゃい!」と言われ、先週の会話を思い出しました・・・ 「昔の材料がたくさんあるけど、作ろうっていう気にならんのよ。あんた、よかったら作ってみる?」 この時に、「教えてください!作ってみたいです」と話していたのでした その会話を覚えていて、今日持参してくださいました。 「まず私がやってみるけぇ、ここからやってみんさい」と、 早速利用者さんが先生となり指導が始まりました 「作ろうって気にならん・・・」というセリフが嘘のように、とても熱心に教えてくださいました 一人だとやる気が起こらないけど、誰か一緒だとやってみようという気持ちが起こるのですね。 そんな気持ちになってもらえ、嬉しいスタッフでした
都
「笑う門には?」
とスタッフが言うと、 「福来る!」 このように、利用者さんが元気よく続きを答えてくださいます。 「石の上にも?」 「三年!」 順調に答えが出てきます。 「住めば?」 「都!」 これも元気に答えてくださいました。 「では、皆さんの都は?」と聞くと・・・ 「ここ」 と並んで座っていた利用者さんが声を揃えて言ってくださいました “どんな場所でも住みなれると心地よく感じられる場所” という意味のことわざですよね。 皆さん最初に陽だまりに来られた時には、家と違い慣れない場所だったと思います。 でも通ってもらううちに “都” に変わったのならば嬉しいです
ルコウソウ
頭の体操
糸巻きをされていた利用者さん。
順調に毛糸を巻いていたのですが、途中で毛糸がからまってしまいました 「こりゃ、やれんよ〜」 大変そうなので、「代わりましょうか?」と声をかけたのですが、 「いいや、私がやる!大丈夫!」とのこと。 またしばらくすると、 「からまって、やれんわ〜。ほどくのが大変よ〜」と言われるので、 「やっぱり代わりましょうか?」と聞くと、 「これも頭の体操になるから、自分でやってみる!」と嬉しい言葉。 それから数分後・・・ 「やったよ〜」と得意げな利用者さんの声が聞かれました。 今日は指先の運動だけでなく、頭の体操までされました
種取り
エコカーテンとして活躍してくれたフウセンカズラ。
ところどころ枯れてきて、種を集める時期となりました。 枯れた実から種を取り出す作業中、 「これをまた、この前みたいに蒔くの?」と利用者さん。 6月におこなったキヌヤでの作品展示会で、見に来ていただいた方に、ご自由に“ふうせんかずらの苗”を持ち帰ってもらったところとても喜んでいただけました。 今回もたくさんの種が取れそうなので、来年も一緒に苗作りをしましょうね
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