今日はお休みの予定だったのですが、朝、現場から連絡
大したことではないのですが、土器川生物公園へ行ってきました。用事は14時半過ぎには終わったので、久しぶりに一人で園内の植物観察をしました。
仕事を抜きにすると、純粋に生物の様子を楽しく観察できます。仕事の目で見てしまうとつい、「あれもせないかん。これもせないかん。」と焦ってしまいます。
今日は樹木を主体に観察。
が生まれた年に植えたドングリ(クヌギ、コナラ、アベマキ、アラカシ、ウバメガシ)は順調に生長しています。ドングリ播種後7年で、樹高6.5mとなり、初めてドングリをつけたのですが、9年目の今年も更に樹高が伸びドングリもたくさん着けるようになりました。我が子とともに生長する樹木は、我が子のようにかわいいです。本当に立派になったし、あちこちにたくさん播いたので今ではすっかり森のようになりました。
そこで今日は樹木の実を撮影してみました。
クスノキ
クロガネモチ
ヤブツバキ
ネズミモチ
この実が落ちて、後継樹が育ってくれるとよいのですが。
この公園では、できるだけ自然の力に任せた管理を目指しています。植栽した樹木が活着し、林床がずいぶん安定してきたので除草の手間がかからなくなってきた箇所もあります。
人と自然との共存、生物との対話をコンセプトとして整備を行ってきましたが、恩師から教わった、
「造園は竣工即完成ではない。」
を忘れずに、これからも生き物たちによる生き物と人の快適な空間づくりのお手伝いに関わっていきたいと思うのです。