犬の里親探し[2008年01月27日(Sun)]
今日、善通寺市にある業務用スーパー『ふーずランド』さんで犬の里親探し(里親会)が行われていました。
主催されているのは、香川県内初の民間保護動物ケアセンターの『ラ・パーチェ』さん、協力はNPO法人アニマルサポートネットさんです。
『ラ・パーチェ』さんは、飼えなくなったり捨てられたりしているペットのシェルターとなり、そこでしつけや手入れをしながら、新しい里親を見つけるという活動をされています。
NPO法人アニマルサポートネットさんは、以前からこうした里親探し、不妊去勢手術の推進活動に取り組んでおられ、法人立ち上げ当時は丸亀市に事務所を置かれていて、市の環境関係の行事やNPOと市役所のパートナーシップを考える会議などでもご協力を頂いていたのです。
半年ほど前から、ayuが『犬を飼いたいっ!!』と執拗に迫ってきているのですが、そういう本人は犬を抱いたこともなく、小さな犬でも怖がっている有様なのです。
私も犬を飼った経験がないので実際にはどういう世話をしてよいのやら分からない状態ではあるのですが、私自身が自宅に触れ合える動物がいる状況で大きくなってきたとしたら、今よりももっと動物に素直に触れ合えるのではないかと思うことがよくあるのです。
というのも、私が動物に本格的に接することとなったのは、就職してからのことで、丸亀城の中にある動物園の管理も担当業務となっているのです。
動物園には専属で飼育する人がいるものの、年に何回かは我々職員も一緒になってお世話をしないといけないことがあります。
小鳥やウサギならともかく、白鳥やポニー、ヤギ、ニホンザルなど大きく力強く動く動物を扱うのは、仕事とはいえ、犬も飼ったことがない者にとっては大変なことなのです。今でこそそれほどストレスなく触れ合うことができますが、ここまでにおっかなびっくりを何度も繰り返してきたのです。
なので、ayuの希望は叶えてやりたい気持ちではありますし、市内のペットショップでもいろんな犬がいるので、今すぐにでも買うことはできるのです。
しかし、家内は反対派です。家内もあまり動物に慣れていないということもあるのですが、子供の思いつきで飼ってしまうと後で自分だけが世話をするはめになるということを危惧しています。
そして、人気のある“かわいい”犬を『お金で買う』ということにも難色を示しています。
『お金で買う』よりもっと大切にしなければいけないことがあるのでは?と何度も子供たちに問い掛けています。
ならば、ということで人間様のエゴでかわいそうな状況に置かれてしまった犬のことを知り、そしてそれを助けようとして活動している人達からいろんな話を聞いてみることで子供たちの新しい発見があるのではと思い、アニマルサポートさんのことを思い出し、今日の里親会を知り参加したというわけです。
どうして会場が業務用スーパー『ふーずランド』さんなのかは分かりません。
しかし、こうしたNPOの活動に賛同されてのことだということは間違いないところです。
会場には、8匹の子犬と3頭の成犬が来ていました。
いずれも捨てられて保護されたものだそうですが、とても綺麗に手入れされているだけでなく、いたずらに吠えたり噛んだりせず、きちんとトレーニングされていました。
里親になってもらえる方にできるだけ喜んでもらいたい、犬も愛されて新しい飼い主の元へ送ってあげたいというお話しを伺うことができました。
ayuもmikiも箱に入った8匹の子犬を見て、『かわいい』を連発していましたが、抱き上げるように勧めるととても怖がっていました。
しかし、担当の職員さんに抱き方を教えてもらい、初めて子犬を抱くことができました。
子犬は安心したかのようにジーッとして抱えられていました。
抱くことを経験すると、『かわいい』が『ほしい』と連呼していましたが、もう少しじっくりと考えてみてからということで帰ってきました。
罪のない犬たちがこうした状況に置かれているのも人間様の責任です。
そして、この状況を何とかしたいという人達の強い想いやこの世に授かった生命を大切にする気持ちをこの機会に子供と一緒にじっくりと考えてみたいと思うのです。
しかし、ayuはもう飼うことができると信じきっています。
どうやら親の心中は見透かされているようです。
主催されているのは、香川県内初の民間保護動物ケアセンターの『ラ・パーチェ』さん、協力はNPO法人アニマルサポートネットさんです。
『ラ・パーチェ』さんは、飼えなくなったり捨てられたりしているペットのシェルターとなり、そこでしつけや手入れをしながら、新しい里親を見つけるという活動をされています。
NPO法人アニマルサポートネットさんは、以前からこうした里親探し、不妊去勢手術の推進活動に取り組んでおられ、法人立ち上げ当時は丸亀市に事務所を置かれていて、市の環境関係の行事やNPOと市役所のパートナーシップを考える会議などでもご協力を頂いていたのです。
半年ほど前から、ayuが『犬を飼いたいっ!!』と執拗に迫ってきているのですが、そういう本人は犬を抱いたこともなく、小さな犬でも怖がっている有様なのです。
私も犬を飼った経験がないので実際にはどういう世話をしてよいのやら分からない状態ではあるのですが、私自身が自宅に触れ合える動物がいる状況で大きくなってきたとしたら、今よりももっと動物に素直に触れ合えるのではないかと思うことがよくあるのです。
というのも、私が動物に本格的に接することとなったのは、就職してからのことで、丸亀城の中にある動物園の管理も担当業務となっているのです。
動物園には専属で飼育する人がいるものの、年に何回かは我々職員も一緒になってお世話をしないといけないことがあります。
小鳥やウサギならともかく、白鳥やポニー、ヤギ、ニホンザルなど大きく力強く動く動物を扱うのは、仕事とはいえ、犬も飼ったことがない者にとっては大変なことなのです。今でこそそれほどストレスなく触れ合うことができますが、ここまでにおっかなびっくりを何度も繰り返してきたのです。
なので、ayuの希望は叶えてやりたい気持ちではありますし、市内のペットショップでもいろんな犬がいるので、今すぐにでも買うことはできるのです。
しかし、家内は反対派です。家内もあまり動物に慣れていないということもあるのですが、子供の思いつきで飼ってしまうと後で自分だけが世話をするはめになるということを危惧しています。
そして、人気のある“かわいい”犬を『お金で買う』ということにも難色を示しています。
『お金で買う』よりもっと大切にしなければいけないことがあるのでは?と何度も子供たちに問い掛けています。
ならば、ということで人間様のエゴでかわいそうな状況に置かれてしまった犬のことを知り、そしてそれを助けようとして活動している人達からいろんな話を聞いてみることで子供たちの新しい発見があるのではと思い、アニマルサポートさんのことを思い出し、今日の里親会を知り参加したというわけです。
どうして会場が業務用スーパー『ふーずランド』さんなのかは分かりません。
しかし、こうしたNPOの活動に賛同されてのことだということは間違いないところです。
会場には、8匹の子犬と3頭の成犬が来ていました。
いずれも捨てられて保護されたものだそうですが、とても綺麗に手入れされているだけでなく、いたずらに吠えたり噛んだりせず、きちんとトレーニングされていました。
里親になってもらえる方にできるだけ喜んでもらいたい、犬も愛されて新しい飼い主の元へ送ってあげたいというお話しを伺うことができました。
ayuもmikiも箱に入った8匹の子犬を見て、『かわいい』を連発していましたが、抱き上げるように勧めるととても怖がっていました。
しかし、担当の職員さんに抱き方を教えてもらい、初めて子犬を抱くことができました。
子犬は安心したかのようにジーッとして抱えられていました。
抱くことを経験すると、『かわいい』が『ほしい』と連呼していましたが、もう少しじっくりと考えてみてからということで帰ってきました。
罪のない犬たちがこうした状況に置かれているのも人間様の責任です。
そして、この状況を何とかしたいという人達の強い想いやこの世に授かった生命を大切にする気持ちをこの機会に子供と一緒にじっくりと考えてみたいと思うのです。
しかし、ayuはもう飼うことができると信じきっています。
どうやら親の心中は見透かされているようです。
Posted by へんこつ侍 at 21:03 | 社会の問題 | この記事のURL | コメント(5) | トラックバック(0)