キャッチボールのできる公園づくり[2007年11月17日(Sat)]
今日午前9時30分より、木田郡三木町下高岡にあるウォーキングセンターにて開催された子供キャッチボール教室に参加しました。
講師は“ドカベン”こと香川伸行さんです。
ドカベン香川さんは浪商高(現大体大浪商)で牛島克彦さんとバッテリーを組み甲子園で準優勝した経歴を持ちます。
その後、ドラフト2位で南海ホークス(元福岡ダイエーホークス、現ソフトバンクホークス)へ入団し、親しみやすいキャラクターの人気選手でした。
今回の子供キャッチボール教室は、私の仕事にも関連の深い、社団法人日本公園緑地協会に事務局を置いている『キャッチボールのできる公園づくり推進会』が後援しています。
キャッチボールができる公園づくりについては、またの機会に書いてみたいと思います。
mikiが野球に興味を持ち始めて、毎週のように河川敷で練習しているのですが、まだ1年生で体も充分でない状態で、『野球』を教える少年野球のクラブには入れるつもりもないですし、今は基本の体の動かし方だけを教えて、怪我をせず楽しく野球に取り組めることだけを考えています。
しかし、時折こうした一般向けの野球教室に出掛けると、mikiの刺激にもなるかなぁと思い参加してみました。
まず、ドカベン香川さんは、『礼に始まり、礼に終わる』と挨拶の大切さをまず最初に子供たちに教えました。
そして、キャッチボールには『思いやり』が必要だということも加えました。
『相手が捕りやすいボールを投げる、相手が投げやすい姿勢で待つ』ことで自然と野球も上手になるのだということです。
そしてボールの握り方、グラブの構え方など基本を大切にすること、基本がしっかりとできていると怪我をしないということです。
今日は基本的には小学3年生以下の参加募集ということでしたが、何故かそれ以上の学年、しかも少年野球チームが団体で参加していました。
主催者は、三木町ということですが、本格的に野球をやっている子供たちための教室ではなく、あくまでも気軽に親子でキャッチボールをやってみようというレベルの教室であるはずなのにどうして???という気もしました。
本来目指すべき目的をぶらさないでほしいと思います。
mikiは初めての体験におっかなびっくりでした。
しかし、グラブをはめ、知らない友達とキャッチボールを始めた途端、目の色が変わっていました。
普段から基本的な動作、体の使い方だけを徹底して教えているので、私から見ても無理のない綺麗なフォームで投げています。
私はmikiの背後で、いつものように具体的なアドバイスをしていました。
すると、ドカベン香川さんが近寄ってきて、『ピッチャーのように投げてみて〜。』というので、mikiも頑張りました。
ドカベン香川さんの目の前で、ピュ〜ンといい球を投げることができました。
『子供さん、綺麗な投げ方やねぇ〜。僕、もうちょっと足をまっすぐ前に踏み込んだらもっとええ球投げれるぞ〜。』
mikiは『はいっ!!』っときちんと挨拶ができました。それで充分です。
しかし、さすがは元プロ野球選手です。
私が気になっていたところを一瞬で見抜いてしまいました。
その後、休憩をはさんで9枚の的に当てるストラックアウトゲームをしました。
各学年とも自分の学年の数字と同じ枚数を当てることを目標にしました。mikiは1年生なので1枚抜きが目標です。
一人ひとり大勢の前で投げるので、本当に緊張します。もちろん親も。
上手な子、最近始めたばかりの子、いろんな子供がそれぞれ楽しそうに投げています。
事前にmikiに『結果を考えず、思い切りなげるように』と声をかけるのを忘れていた私は、mikiが的を狙いにいくことに固執して小手先だけで投げるようだったら、大きな声で怒鳴ってやろうと密かに考えていました。
的に当たるかどうかというよりも、ボールを全力で投げるかどうかをmiki自身が一人でどう判断するのだろうということが凄く気になっていました。
mikiの順番になりました。
mikiが投げられるボールは5球です。
私にとっても、子供にとっても緊張の1球目。
mikiはいつものように大きく振りかぶり、いつもの大きなフォームで力いっぱい投げてくれました。
私は本当にホッとしました。
普段一緒にキャッチボールしている時から教えていること、技術ではなく気持ち。一球に全力を尽くすこと。
子供はちゃんと身についていてくれているようでした。
ある意味で、子供とのキャッチボールの本当の意義をmikiから教わった気がしました。
そして、mikiは2枚抜きを含め4球連続で的に当てました。結果は5枚抜き。
毎日毎日家の壁に当てて練習している成果が出たのだと思いました。
もう少しドカベン香川さんからの指導を受けられるものと思っていた私とmikiは少々物足りなさを感じながらも、楽しい初体験となりました。
帰りにはおみやげにドカベン香川さんからサインボールを頂きました。
この物足りなさは必ず夕方に『おと〜さん!!河川敷いこ〜ぉ!!』とラブコールがあるだろうなと思った瞬間。
miki『おと〜さん。mikiおと〜さんと河川敷で練習する方がうまくなる気がするわ。今日も河川敷いこな。』
恐るべしキャッチボール。以心伝心とはこのことなのでしょうね。
講師は“ドカベン”こと香川伸行さんです。
ドカベン香川さんは浪商高(現大体大浪商)で牛島克彦さんとバッテリーを組み甲子園で準優勝した経歴を持ちます。
その後、ドラフト2位で南海ホークス(元福岡ダイエーホークス、現ソフトバンクホークス)へ入団し、親しみやすいキャラクターの人気選手でした。
今回の子供キャッチボール教室は、私の仕事にも関連の深い、社団法人日本公園緑地協会に事務局を置いている『キャッチボールのできる公園づくり推進会』が後援しています。
キャッチボールができる公園づくりについては、またの機会に書いてみたいと思います。
mikiが野球に興味を持ち始めて、毎週のように河川敷で練習しているのですが、まだ1年生で体も充分でない状態で、『野球』を教える少年野球のクラブには入れるつもりもないですし、今は基本の体の動かし方だけを教えて、怪我をせず楽しく野球に取り組めることだけを考えています。
しかし、時折こうした一般向けの野球教室に出掛けると、mikiの刺激にもなるかなぁと思い参加してみました。
まず、ドカベン香川さんは、『礼に始まり、礼に終わる』と挨拶の大切さをまず最初に子供たちに教えました。
そして、キャッチボールには『思いやり』が必要だということも加えました。
『相手が捕りやすいボールを投げる、相手が投げやすい姿勢で待つ』ことで自然と野球も上手になるのだということです。
そしてボールの握り方、グラブの構え方など基本を大切にすること、基本がしっかりとできていると怪我をしないということです。
今日は基本的には小学3年生以下の参加募集ということでしたが、何故かそれ以上の学年、しかも少年野球チームが団体で参加していました。
主催者は、三木町ということですが、本格的に野球をやっている子供たちための教室ではなく、あくまでも気軽に親子でキャッチボールをやってみようというレベルの教室であるはずなのにどうして???という気もしました。
本来目指すべき目的をぶらさないでほしいと思います。
mikiは初めての体験におっかなびっくりでした。
しかし、グラブをはめ、知らない友達とキャッチボールを始めた途端、目の色が変わっていました。
普段から基本的な動作、体の使い方だけを徹底して教えているので、私から見ても無理のない綺麗なフォームで投げています。
私はmikiの背後で、いつものように具体的なアドバイスをしていました。
すると、ドカベン香川さんが近寄ってきて、『ピッチャーのように投げてみて〜。』というので、mikiも頑張りました。
ドカベン香川さんの目の前で、ピュ〜ンといい球を投げることができました。
『子供さん、綺麗な投げ方やねぇ〜。僕、もうちょっと足をまっすぐ前に踏み込んだらもっとええ球投げれるぞ〜。』
mikiは『はいっ!!』っときちんと挨拶ができました。それで充分です。
しかし、さすがは元プロ野球選手です。
私が気になっていたところを一瞬で見抜いてしまいました。
その後、休憩をはさんで9枚の的に当てるストラックアウトゲームをしました。
各学年とも自分の学年の数字と同じ枚数を当てることを目標にしました。mikiは1年生なので1枚抜きが目標です。
一人ひとり大勢の前で投げるので、本当に緊張します。もちろん親も。
上手な子、最近始めたばかりの子、いろんな子供がそれぞれ楽しそうに投げています。
事前にmikiに『結果を考えず、思い切りなげるように』と声をかけるのを忘れていた私は、mikiが的を狙いにいくことに固執して小手先だけで投げるようだったら、大きな声で怒鳴ってやろうと密かに考えていました。
的に当たるかどうかというよりも、ボールを全力で投げるかどうかをmiki自身が一人でどう判断するのだろうということが凄く気になっていました。
mikiの順番になりました。
mikiが投げられるボールは5球です。
私にとっても、子供にとっても緊張の1球目。
mikiはいつものように大きく振りかぶり、いつもの大きなフォームで力いっぱい投げてくれました。
私は本当にホッとしました。
普段一緒にキャッチボールしている時から教えていること、技術ではなく気持ち。一球に全力を尽くすこと。
子供はちゃんと身についていてくれているようでした。
ある意味で、子供とのキャッチボールの本当の意義をmikiから教わった気がしました。
そして、mikiは2枚抜きを含め4球連続で的に当てました。結果は5枚抜き。
毎日毎日家の壁に当てて練習している成果が出たのだと思いました。
もう少しドカベン香川さんからの指導を受けられるものと思っていた私とmikiは少々物足りなさを感じながらも、楽しい初体験となりました。
帰りにはおみやげにドカベン香川さんからサインボールを頂きました。
この物足りなさは必ず夕方に『おと〜さん!!河川敷いこ〜ぉ!!』とラブコールがあるだろうなと思った瞬間。
miki『おと〜さん。mikiおと〜さんと河川敷で練習する方がうまくなる気がするわ。今日も河川敷いこな。』
恐るべしキャッチボール。以心伝心とはこのことなのでしょうね。
Posted by へんこつ侍 at 22:43 | 協働を考えよう! | この記事のURL | コメント(4) | トラックバック(0)