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讃岐では、へんこつ店主のつくるうどんがじょんならんぐらいうまいことがある。
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自然観察研修会[2007年09月29日(Sat)]
少し更新が遅れましたが、9月23日徳島県徳島市の徳島市立文化センター、徳島城山公園で行われた自然観察会研修会

“自然観察会からはじまる自然保護”

に参加しました。
丸亀で自然観察を通じて自然保護や環境保全に対する意識を広げようとしているある団体の代表さんからこの研修会をご紹介頂いたのです。

午後は都合で参加できなかったので、午前の講義のみ参加です。


この研修会は地元の『とくしま自然観察の会』日本自然保護協会(NACS-J)の共催で開催されました。


『とくしま自然観察の会』のご案内によりますと、

「一人でも多くの人に自然観察会を通じて身近な自然環境を知り、人と自然のつながりを見つめ直すことの大切さや素晴らしさを伝え、環境教育や身近な自然を守ることの実践活動へとつなげるためにはどのように展開すればよいのか、NACS-Jの自然観察指導員養成にかかわってこられた志村智子氏を招き、自然観察会がめざすこと、自然観察会を実際に開くためのテーマさがしやプログラムづくりについて講義と野外実習を行い、私たちが自然観察会をひらくことで何ができるのかを考えるためのきっかけづくりにしたいと思います。」
とのことです。


午前は、日本自然保護協会の管理部長である志村智子氏の講義、午後は城山公園での野外実習とふりかえり・まとめと交流会という日程でした。

あいにく午後からの城山公園で行われた野外実習には参加できませんでしたが、午前中の講義だけでもとても勉強になりました。


以下、志村智子氏の講義内容をまとめてみました。




■日本自然保護協会(NACS-J)とは 

電源開発のため沈もうとしていた尾瀬を守るために発足した『尾瀬保存期成同盟』がきっかけとなり、日本各地の自然を守るために活動している。

日本自然保護協会には、現在26名のスタッフがいるが、全国の約25000人の会員が各地での活動に協力している。

 一口に自然保護といっても、活動手法と対象(何をまもるのか)は様々であり、なんでもかんでも取り組むわけではない。


■活動の3本柱

 調査・研究…【調べる】プロ・アマの研究者。正確な現状認識と問題点の抽出。

 政策提言…【伝える】市民グループ。行政に働きかけ課題解決に向け、一緒に取り組んでいく。

 自然保護教育…【育てる】自然観察指導員。現在22,000人以上。【調べる】【伝える】活動を支える。

これらを相互に連携し、自然保護という目的に向けた取り組みを展開する。


■市民が関わる自然保護の歴史

 『尾瀬保存期成同盟』が発足した頃はまだ市民のうちでもごくわずかな有識者が声をあげ、行政に対して意見する程度だった。

 1970年頃からはイデオロギーを越えた参画が増加し、“普通の人達”が声を上げ始めることとなった。

 最近では修学旅行の一環として日本自然保護協会への職場訪問があるなど、市民レベルでの活動が定着した。


■わが国の生物多様性「3つの危機」

 第1の危機は開発・過剰利用による種の絶滅などの『人間活動や開発に伴うインパクト』である。

 第2の危機は里山、中山間地域の変化などの『人間活動、生活スタイルの変化に伴うインパクト』である。

 第3の危機は外来生物、化学物質などの『人間活動で新たに持ち込まれるインパクト』である。

 日本自然保護協会では、このような危機を乗り越えられる、次の危機を回避できる人を育てられるような環境教育を進めたいとしている。


■1970年代後半の国内における自然保護

 ・自然系施設が急増したが、ソフトがなかった。
 ・民間教育産業が観察会を商売にし始めた。
 ・学校では価値教育ができなかった。
 
 という現実を踏まえて、
 
 ・“反対”ではない自然保護運動が求められる。
 ・市民団体と行政の議論を進めシステムの標準化を図る。
 ・採集や知識の覚え込ませただけの観察会ではいけない。
 ということが目標となった。


■自然観察会と一口に言っても…。

いろんな力(特技や興味)が役に立つのである。

自然の中で遊ぶことが苦手でも、それぞれの様々な特技が自然観察会の活動を支えることとなる。

性質が偏った人のグループではうまく運営できない。


■環境教育が社会システムを変える

白神山地の話題。

1985年には用途の狭いブナは木に非ずとして、伐採開発が進められようとした。

その後、全国でブナの森の観察会を実施し、草の根運動で大切さを訴えてきた。

1993年『世界遺産』に認定された。この時にブナは、「未来の世代に引き継いでいくべき人類のかけがえのない財産」とうたわれた。

重要なのは、開発が止まったことではなく、人の価値観が変わったことなのである。


■こんな力を持つ人が増えてほしい

 ・自然観(自然を見る目、何が当たり前か?)
 ・科学的・論理的な思考
 ・地域の自然や社会へのプライド
 ・コミュニケーションするちから
 ・健全な批判精神
 ・希望を持ち続けるちから
 ・夢を実現させようとする実行力



■日本自然保護協会の目標

 なくなりそうな自然を守る⇒自然を守るしくみをつくる⇒守った自然をもっとよくする

 ここでの自然とは生物の多様性であり、個々の動植物ではなく、自然のしくみのことである。



もっとたくさんの内容がありましたが、生物学的な部分は少し割愛しております。

この中で、市民活動や協働を進める上においても共通する内容がたくさんあったように感じます。

社会システムを変えるというと少し大げさな聞こえ方がするかもしれませんが、りよい社会や地域となるように人が活動できるような仕組みと仕掛けがうまく機能するような環境整備が必要なのでしょう。

人づくりもその一環です。自然観察指導員を育成することが目的なのではなく、指導員が育つことで地域や自然を考える市民が増え、個々の主体的な取り組みが育っていくことで、自然が守られ、自分達の地域の生活環境がよくなっていくということが目的となるのです。


目的と手段、仕組みと仕掛け。よ〜く考えていないと概念がごちゃごちゃになりますが、これを見失わないためにも、明確なビジョンが必要で、そのビジョンを共有するための場の設定、情報開示が必要なのだろうと考えます。


自然観察の研修会でしたが、私の場合、結局最後はこういう落とし方となってしまうのでした。


そして、今回もまた新たなつながりができました。
つながるということは、表現の仕方が異なるだけで、お互いの根本的な目的や目標を理解し、共感し、ともに汗をかいてみたいと思うことなのかなぁと思えるのです。

Posted by へんこつ侍 at 17:04 | 協働を考えよう! | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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