ほどけたひも[2010年09月17日(Fri)]
今日の四国新聞のコラムを読んで、凄く感動したので原文そのままの引用はいけないと分かっているのですが、どうしても皆様にお伝えしたいと思います。
それは体育祭の目玉企画だった。各クラスの代表を送り込んだ「270人271脚」。世界記録に挑戦しようと生徒会が企画し、マスコミも集まった。ギネスブックの規定でチャンスは1回。生徒たちは見事、50メートルを完歩した―はずだった。
歓喜の輪が広がり、マスコミの取材も終わった後、1人の生徒が母親に伴われて本部席にやってきた。「(自分が脚を結んだ)ひもがほどけていた」。教員たちは顔が青ざめたに違いない。
学校によれば、隣り合っていた生徒も認めたが、映像では確認できず、黙っていたらとの意見も出た。参考記録としてギネスに申請する案もあった。しかし結局、学校は生徒の勇気を大切にし、3日後に申請断念を決めた。滋賀県のある中学校での話だ。
正直に申告しなければ、この先ずっとごまかし続けなければならない。申告しても、間違いなく皆をがっかりさせる。この生徒は今も、言って良かったのかどうか悩んでいるという。
正直の上に何か付くのではと、批判する人もいるだろう。不正の内部告発をして、総スカンを食う例は珍しくない。それが世の中の現実ではある。しかし日本人の正直さが、世界の信頼と経済成長をもたらしたのも事実ではなかったか。
学校には、この生徒への温かい声が続々と届いているそうだ。いっそ再チャレンジとはいかないものか。そして成功させ、正直さが良い結果をもたらす経験を、生徒たちができれば最高だ。正直者が報われる社会であってほしい。(G)
最近の自分、どうなんでしょう?ここまで正直に生きているのでしょうか?
「事なかれ」や「波風を立てない」雰囲気に同化していないだろうか?
正直というよりも、自分の気持ちに真っ直ぐに生きているか?
報われずとも、自分に嘘をつかない人生を歩みたいと改めて思います。
それは体育祭の目玉企画だった。各クラスの代表を送り込んだ「270人271脚」。世界記録に挑戦しようと生徒会が企画し、マスコミも集まった。ギネスブックの規定でチャンスは1回。生徒たちは見事、50メートルを完歩した―はずだった。
歓喜の輪が広がり、マスコミの取材も終わった後、1人の生徒が母親に伴われて本部席にやってきた。「(自分が脚を結んだ)ひもがほどけていた」。教員たちは顔が青ざめたに違いない。
学校によれば、隣り合っていた生徒も認めたが、映像では確認できず、黙っていたらとの意見も出た。参考記録としてギネスに申請する案もあった。しかし結局、学校は生徒の勇気を大切にし、3日後に申請断念を決めた。滋賀県のある中学校での話だ。
正直に申告しなければ、この先ずっとごまかし続けなければならない。申告しても、間違いなく皆をがっかりさせる。この生徒は今も、言って良かったのかどうか悩んでいるという。
正直の上に何か付くのではと、批判する人もいるだろう。不正の内部告発をして、総スカンを食う例は珍しくない。それが世の中の現実ではある。しかし日本人の正直さが、世界の信頼と経済成長をもたらしたのも事実ではなかったか。
学校には、この生徒への温かい声が続々と届いているそうだ。いっそ再チャレンジとはいかないものか。そして成功させ、正直さが良い結果をもたらす経験を、生徒たちができれば最高だ。正直者が報われる社会であってほしい。(G)
最近の自分、どうなんでしょう?ここまで正直に生きているのでしょうか?
「事なかれ」や「波風を立てない」雰囲気に同化していないだろうか?
正直というよりも、自分の気持ちに真っ直ぐに生きているか?
報われずとも、自分に嘘をつかない人生を歩みたいと改めて思います。
Posted by へんこつ侍 at 21:59 | へんこつ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)