はじめてのホームステイ(09.09.29)[2009年10月11日(Sun)]
9月29日(火)18:00『旧善通寺偕行社』(善通寺市文京町二丁目)にて
ブレーメン州立ギムナジウムの学生さん達は、すでに9月28日に善通寺市に到着していました。
翌日の9月29日には、善通寺市や研修中の宿泊先である四国学院大学へ表敬訪問し、
18:30より善通寺国際友の会やロータリークラブ、そして、私達ホストファミリーを交えてのウエルカムパーティが開催されることになっていました。
ウエルカムパーティーに先立ち、ホストファミリーが集合し、学生さんのホームステイ受け入れに関する簡単な説明がありました。
この時初めて、我が家に来る学生さんが、リザとナタリーであることを知ったのです。
学生さん達とはウエルカムパーティーでご対面となるはずだったのですが、予定が変更し、パーティー前に学生さんとホストファミリーが紹介されました。
『旧善通寺偕行社』では食堂として使用されていた会議室は50uほどの狭く細長い部屋だったので、全体的に大柄なドイツの学生さんが25人も入ってきて、ホストファミリー一同が圧倒された雰囲気でした。
身体の大きな学生さん達の中にあって、我が家にやってくるリザとナタリーは標準的な日本人のサイズでした。
その後、パーティー会場である300uほどの大広間へ移動しました。
『旧善通寺偕行社』は重要文化財であり、その大広間は華やかなパーティーにはうってつけの会場でした。
パーティーには、善通寺市長さんや市議会議長さんのほか、善通寺市出身で大相撲木瀬部屋の力士である亀井さんもゲストとして来ていました。
挨拶の後、いよいよホストファミリーと学生さんのご対面です。
私の名前に続き、リザとナタリーが紹介されました。
全員の紹介が終わった後、パーティーが始まりました。
二人は私の側にいて、とても緊張した様子でした。
どうにか和やかな雰囲気にしたいと思ったのですが、どういう話をすればよいのか、また、ドイツ語なのか英語なのかとても迷いました。
しかし、こちらが不安になると二人ももっと不安になるだろうと思い、いろんなことを考えずに、思うままを英語とボディランゲージで伝えようと決めました。
お互いに話したいけれど話せない時間が2、3分あったのですが、二人が上手にお箸を使って食事しているのを見て、私が、『Chopsticks Good!!』と言いながらOKサインを出したことから二人との会話が始まったのです。
積極的に話をしてくれるのはナタリーでした。
流暢な英語でいろいろと話をしてくれているのですが、私は普段から英語を使わない生活に慣れているので、彼女が話している英語を単語やフレーズを日本語に翻訳してからつなぎ合わせて理解しようとするので、反応がとても遅く、彼女の会話の半分しか分かってあげることができませんでした。
私が困惑していると、簡単な言い回しに直して説明してくれるのがリザでした。
彼女はナタリーの側にいて、周囲の状況やパーティーの雰囲気に気を配っていたのがとても印象に残っています。
彼女はとても慎ましやかな女性で、言い方が適切かどうかわかりませんが、和を重んじる日本人のような気質を感じました。
パーティー中は、家族のことやホームステイ期間中にどんなことがしたいのかなどを色々と話しました。
私は、断片的な英語で話しかけましたが、彼女たちが上手く理解しようと努力してくれていたのが、とてもよく分かりました。
すごく申し訳ない気持ちでした。
二人ともに、日本の文化や生活習慣を学ぼうとするとても積極的な姿勢が感じ取れて、すごく安心しましたし、このホームステイが楽しく充実したものになるように、こちらとしても準備してあげたいと思ったのでした。
パーティーでは、善通寺市の獅子舞が披露された後、学生さん達の有志6人でドイツの歌を歌ってくれました。
この6人のうちに、我が家に来るリザとナタリーの二人がともに参加してくれていたことをとても誇りに思いましたし、とてもありがたい気持ちになりました。
20:00頃にパーティーが終了しましたが、彼女たちがほとんど食事できていないことがとても気になってしまいました。
次回に続きます。
ブレーメン州立ギムナジウムの学生さん達は、すでに9月28日に善通寺市に到着していました。
翌日の9月29日には、善通寺市や研修中の宿泊先である四国学院大学へ表敬訪問し、
18:30より善通寺国際友の会やロータリークラブ、そして、私達ホストファミリーを交えてのウエルカムパーティが開催されることになっていました。
ウエルカムパーティーに先立ち、ホストファミリーが集合し、学生さんのホームステイ受け入れに関する簡単な説明がありました。
この時初めて、我が家に来る学生さんが、リザとナタリーであることを知ったのです。
学生さん達とはウエルカムパーティーでご対面となるはずだったのですが、予定が変更し、パーティー前に学生さんとホストファミリーが紹介されました。
『旧善通寺偕行社』では食堂として使用されていた会議室は50uほどの狭く細長い部屋だったので、全体的に大柄なドイツの学生さんが25人も入ってきて、ホストファミリー一同が圧倒された雰囲気でした。
身体の大きな学生さん達の中にあって、我が家にやってくるリザとナタリーは標準的な日本人のサイズでした。
その後、パーティー会場である300uほどの大広間へ移動しました。
『旧善通寺偕行社』は重要文化財であり、その大広間は華やかなパーティーにはうってつけの会場でした。
パーティーには、善通寺市長さんや市議会議長さんのほか、善通寺市出身で大相撲木瀬部屋の力士である亀井さんもゲストとして来ていました。
挨拶の後、いよいよホストファミリーと学生さんのご対面です。
私の名前に続き、リザとナタリーが紹介されました。
全員の紹介が終わった後、パーティーが始まりました。
二人は私の側にいて、とても緊張した様子でした。
どうにか和やかな雰囲気にしたいと思ったのですが、どういう話をすればよいのか、また、ドイツ語なのか英語なのかとても迷いました。
しかし、こちらが不安になると二人ももっと不安になるだろうと思い、いろんなことを考えずに、思うままを英語とボディランゲージで伝えようと決めました。
お互いに話したいけれど話せない時間が2、3分あったのですが、二人が上手にお箸を使って食事しているのを見て、私が、『Chopsticks Good!!』と言いながらOKサインを出したことから二人との会話が始まったのです。
積極的に話をしてくれるのはナタリーでした。
流暢な英語でいろいろと話をしてくれているのですが、私は普段から英語を使わない生活に慣れているので、彼女が話している英語を単語やフレーズを日本語に翻訳してからつなぎ合わせて理解しようとするので、反応がとても遅く、彼女の会話の半分しか分かってあげることができませんでした。
私が困惑していると、簡単な言い回しに直して説明してくれるのがリザでした。
彼女はナタリーの側にいて、周囲の状況やパーティーの雰囲気に気を配っていたのがとても印象に残っています。
彼女はとても慎ましやかな女性で、言い方が適切かどうかわかりませんが、和を重んじる日本人のような気質を感じました。
パーティー中は、家族のことやホームステイ期間中にどんなことがしたいのかなどを色々と話しました。
私は、断片的な英語で話しかけましたが、彼女たちが上手く理解しようと努力してくれていたのが、とてもよく分かりました。
すごく申し訳ない気持ちでした。
二人ともに、日本の文化や生活習慣を学ぼうとするとても積極的な姿勢が感じ取れて、すごく安心しましたし、このホームステイが楽しく充実したものになるように、こちらとしても準備してあげたいと思ったのでした。
パーティーでは、善通寺市の獅子舞が披露された後、学生さん達の有志6人でドイツの歌を歌ってくれました。
この6人のうちに、我が家に来るリザとナタリーの二人がともに参加してくれていたことをとても誇りに思いましたし、とてもありがたい気持ちになりました。
20:00頃にパーティーが終了しましたが、彼女たちがほとんど食事できていないことがとても気になってしまいました。
次回に続きます。
Posted by へんこつ侍 at 23:28 | 国際交流 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)