森林農法を通じて学んだこと[2009年06月06日(Sat)]
皆さん知っていましたか?
1秒で世界の天然林5,100m2が消えています。これは約サッカー場の芝生面積(10,614m2)の半分です。1日で種子島の総面積に近い440Km2の森が消えていきます。森林消失の原因は地域によって異なりますが、農地、牧草地、木材産業などが主な原因になっています。
「1秒の世界」という本の中で1秒にテニスコート20面分の森が消えるのに対して、植林によって緑を取り戻そうとしている面積はテニスコート5面分となっているそうです(消失スピードの4分の一)。

僕が去年からお手伝いしているNPOアルコイリスはグリーンナッツという植物を中心にアグロフォレストリー(林業と農業の組み合わせ)をペルーで実行しています。詳しいことはホームページを参照してくださいhttp://arcoiris.jp/。
3月、ペルーに行ったとき、ある農家が言ってくれました「貴方たちが言う環境保全や有機栽培は分かるけど、明日子供たちに食わせなきゃならない、学費を払わなきゃいけない。木材の利用や農業を辞めれば、食べていけない。電気もない、水道もない、機械も持っていない僕たちは全て手作業でやらなければいけない。焼畑を止めれば、作業が何十倍にもなる。ジャングルでの生活は決して甘くない。それを分かっている先進国の人は少ない。僕たちの苦労を知らずに、理想ばかり語る人が多い」。

手作業で草むしりをやっている様子
僕も少しやって見ましたが、本当に大変でした・・・ちょっとやる分にはいいけど、「1〜2ヘクタール、毎月毎月やれ」といわれたら、気の遠くなる作業になります。

現地で会った農家の家族
「世界を救うには伐採を止めなければならない」
そのために伐採を行っている国々で直ぐ
そのために伐採を行っている国々で直ぐ
「原生林の伐採を止める」
「林業を積極的に行う」
などの理想は正しいと思いますが、
現地農家の現状を本当に考えて、
物事を進めることの大切さを学びました。
「林業を積極的に行う」
などの理想は正しいと思いますが、
現地農家の現状を本当に考えて、
物事を進めることの大切さを学びました。
アグロフォレストリーを行うことによって農家の現金収入になるものを与えながら、原生林伐採の軽減を目指すことができます。森林農法を行っている面積がそれほど大きくなくとも、新たな伐採の軽減が見込めるので、一石二鳥だと思います。
NPOが出している「熱帯聖森」という広報誌です。
興味がある方は是非覗いてみてください。
今回は2009年スペシャルです。








