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Trujillo(トルヒーヨ)[2007年02月09日(金)]




トルヒーヨはペルー北部(リマ市から北部に向かって約500km)のモチェの谷に挟まれた海岸沿いにあり、 一年中温和な気候に恵まれています。トルヒーヨにはスペイン人の征服以前の、 プレ・ヒスパニック時代に栄えたチムー文明や モチェ文明といった時代に建設された、Adobe煉瓦(アドベ:伝統的日干し煉瓦)でできた遺構が残っています。 また植民地時代からペルー共和国建国初期に建てられたコロニアル風の大邸宅や教会も多数見ることができます。ペルーの伝統文化史上極めて貴重な都市であり、一度は行って見たいところです。

チムー文明の首都Chan-Chan(チャンチャン)はトルヒーヨ近くのMoche谷(モチェ)にあり、 これもアドーベ煉瓦が主な建築材で有名な遺跡です。チャンチャンは、泥でできた遺跡としては世界最大規模(面積は約20平方キロメートル)を誇り、1986年に世界遺産に登録されています。しかしチャンチャンに限らず、泥でできた都市遺跡は保存が難しく、また文化財盗難が極めて深刻で、1986年に「危機にさらされている世界遺産」にも登録されました。数十年前まで、ペルーには遺跡の土器や遺品を掘り起こして、ブラックマーケットで売りさばく「ワケロ(Huaquero)」と呼ばれる人たちがたくさんいました。現在、チャンチャンでは様々な対策がとられ、ワケロの話が殆ど聞かなくなりました。

しかし、「危機にさらされている世界遺産」に登録されて、初めてペルー政府は対策をとり始めました。ペルーには文化遺産にまだ登録されていない、大きな遺跡がたくさん残っています。これらの遺跡は「荒らされ放題」という悲しい現実にあります。

トルヒーヨにあるプレ-ヒスパニック時代の遺構としては、 高さ20メートルの階段ピラミッドの「Huaca del Sol(ワカ・デル・ソル《太陽の神殿》)」 やアドーベ煉瓦でできた高さ30メートルのピラミッド「Complejo del Brujo(コンプレホ・デル・ブルホ)」、 美しい壁画で知られる「Huaca de la Luna(ワカ・デ・ラ・ルナ《月の神殿》」 などが有名です。





僕は数年前、一度だけ行ったことがあります。このとき「アドベ煉瓦」で出来た大遺跡を見て、感動をしました。保存状態が悪いのが残念ですが。。。

ペルー旅行で、スケジュールに多少余裕のある方はお勧めです。


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