Maiz Morado[2006年10月27日(金)]
Maiz Morado (ムラサキトウモロコシ)

日本が健康ブームに入り、ペルーの様々な農作物が注目され始めました。今回はその中でもまだあまり知られていない「ムラサキトウモロコシ」について触れたいと思います。
ムラサキトウモロコシには「アントシアニン系」の食用色素が豊富に含まれています。アントシアニンといえばブルーベリーやアヤムラサキという種類のサツマイモに含まれている紫色の色素で、抗酸化物質ポリフェノールの一種です。視神経の働きを支えているロドプシンという色素の再合成を促して、疲れ目を改善し、視力を向上させるといわれています。それから、活性酸素の生成を抑制し、血液をきれいにする作用もあります。
それから、アントシアニンは肝機能を向上させる特徴を持ち、最近の研究では、アントシアニンが血圧を上昇させる酵素の働きを阻害することが分かっており、血圧抑制効果が期待できます。
ペルーでの主な使用方法として、ムラサキトウモロコシ、パイナップル、りんご、レモンなど煮込み作られる「Chicha Morada(チチャ・モラダ)」といわれるジュースがあげられます。このジュースは普通のレストランでも注文でき、非常に人気がある飲み物です。今ではインスタント用の粉末も売られており、日本にも輸入されています。


インスタントチチャの粉末ジュース
ムラサキ・トウモロコシのオモシロ話
大学の頃、農産物の課題でムラサキ・トウモロコシの輸出国を調べていたら、「インド」がトップの方で出てきました。インド

「インドではどうやって使っているのかな?インドもチチャにして飲む習慣があるのか
?」と疑問が湧いてきました。自分が知っていた限りではムラサキ・トウモロコシは南米の限られた国でしか使われていないはずでした。「インド」に興味を持ち、いろいろ調べていたら、ムラサキ・トウモロコシは粉末状で輸出されていて、食物としてではなく、布に色付けるために使用されていることが分かりました
。「なるほど!!これなら納得」
自分の頭の中ではムラサキ・トウモロコシは食べ物でしかなかったから、繊維業界で使っていることを連想出来ませんでした。このとき「自分の現実は、国境を越えれば、現実でなくなる」ことを思い出すことが出来ました。常に頭の柔軟性を保つことが必要ですね〜
。話しが少し飛びますが、今日偶々「奥さんは外国人」という番組を視ていたら、ペルーの奥さんが出て、「Maiz Morado」はポリフェノールをたくさん含むため、ダイエット効果が抜群だそうです
。女性の方には嬉しい効果ですよね〜。続く。。。デザート編





