日本財団公益コミュニティサイト CANPAN CANPANブログ:公益法人,NPO,CSR,社会貢献活動のための無料ブログ
« 2006年10月15日 | Main | 2006年10月17日 »
2006年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
satoshi
小さな世界を見つめて (11/17)
カメ
とんぼとの出逢い (11/14)
両親が教えてくれた価値観[2006年10月16日(月)]

セラミック工場の倒産後、両親は様々な困難を抱えていたにも関わらず、ボクに不自由を感じさせないため、様々な工夫をしていました。

日本に初めて来て、見たことがなかった、お菓子、玩具、洋服などに目を光らせるボクがいました。「あれも欲しい、これも欲しい」とわがまま言う僕に、決まってお母さんは「ダメ!」と言っていましたが、お父さんはボクに甘く、二人きりになったときに、こっそり買ってくれたりしました(笑)。

ペルーでは夢にも思わなかった玩具が手に入るようになって、浮かれていました。でも、少しずつ。。。自然にわがままを言わなくなるようになりました。誰に何かを言われたからではなく、両親の苦労する姿を見て、自然とそうなりました。

ボクやお母さんに何でも買ってくれるお父さんでしたが、自分のことになると、一切買いませんでした。長年使っていた洋服も変えようとせず、お母さんが「ボロボロで恥ずかしいから、新しいのを買おうよ〜」と言っても、お父さんは必ず「そんな小さなことを気にしないでいいよ、ほら縫えばまだまだ使える」と答えていました。

それを見たり、聞いたりしていたボクは、自然とお父さんの愛情と優しさが分かるようになり、玩具などを見て心がチクッと痛むようになりました。「お父さんがかわいそう。。。、わがままを言うのを止めなければ。。。自分も頑張らなければ。。。」と思うようになりました。

お母さんも大好きだったタバコを止め、少しでも貯金に回そうと努力をしていました。その当時は、タバコを止める難しさを理解していませんでしたが、自分も吸うようになり、お母さんの苦労も分かるようになりました。

異国で、ストレスを抱える毎日だったにも関わらず、タバコを止めたお母さん。。。みんなに優しかったのに、自分には一切、ものを買わなかったお父さん。。。そんな二人を見て、ワガママだった自分も少しずつ変化していきました。



親戚たちにいくら「ワガママなやつ、早く大人になりなさい」と言われても、「ふ〜ん」としか思いませんでした。いくら言葉で言われても、変わろうとしませんでした。

この出来事を今振り返ると、「子供には態度でしか教えられないものがたくさんあるのだな〜」と思えるようになりました。
プロフィール


リンク集
ラテン日系留学生ブログメンバーです!!! 日本財団公益コミュニティサイト
最新トラックバック
ムール貝 (10/27)
http://blog.canpan.info/heiji/index1_0.rdf