日本財団公益コミュニティサイト CANPAN CANPANブログ:公益法人,NPO,CSR,社会貢献活動のための無料ブログ
« 2006年06月26日 | Main | 2006年06月28日 »
2006年06月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
satoshi
小さな世界を見つめて (11/17)
カメ
とんぼとの出逢い (11/14)
ペルーの旗の裏話A[2006年06月27日(火)]
ペルーの旗
ペルーの旗の裏話@

キナの木編 (Quina)

ペルーには世界に提供してきた3の奇跡があると言われています。
− ひとつはマラリアから人類を救ったキニーネであり、
− ふたつ目は 、その昔何百人ものヨーロッパ人を、飢えから救った馬鈴薯(ジャガイモ)であり、
− そして最後の奇跡はキャッツクローであると言われています。

ペルーの旗の紋章の右側にあるのは「キナの木」であります。
上記でも述べた様に、キナの樹皮に含まれるアルカロイド「キニーネ」が昔、マラリアから人類を救いました。製薬技術が発達し、化学合成も出来る様になりましたが、コストがかさむため医薬品としては現在でもキナから採集されています。







人間がこの「素晴らしい」発見をする前は、ペルーではキナの森が広がっていたそうです。しかし、マラリアの特効薬になると知られてから、爆発的にキニーネの生産量が上昇し、森が刈られる様になりました。現在では、逆にキナの木を見るのが珍しいぐらいです。かなり奥地に入らなければないそうです。

実際に私は一度も見たことがありません。。。

ビクーニャと同様に、ペルーの豊富さを表す「キナの木」でありますが、現在では「キナの森」は無残な姿に変わり果てています。

一度刈られた森が元に戻るのに何十年、何百年とかかります。下手すれば、元に戻ることなく、荒地に変化します。その影響で、地域全体の生態系が崩され、死んでいく生物が数え切れないほどいます。それから、生態系の破壊により、現在の原住民は大きな被害を浴びています。山から木が無くなれば、土砂崩れ、水不足、食糧不足に襲われます。毎年の様に、土砂が崩れ、命を落として行く人々がいます。。。

人間の歴史の中でこの様なことは何度も繰り返されています。
現在では被害の多いさも比べられないほど大きくなっています。
それでも、人間は環境破壊を止めようとしないのです。

いつになったら我々の目が覚めるのでしょうか。。。

現在、ペルーが世界に提供した奇跡の三つ目も、キナと同じ様な運命を歩む恐れがあります。
キャツクロー」の有効成分は世界的に注目を浴び、大量に輸出されています。
人間の身体を癒す素晴らしい力がありますが、バランス良く利用しなければいけません。
発注する先進国、供給する発展途上国、両側が力を合わせなければいけないと思います。

結局「自然破壊」の影響を受けるのは我々を含む、地球の「生命」全てですから。。。

何度も何度も同じ様な結論を出して、すみません。。。

しかし、ペルーの紋章にまでなる代表的な「もの」が無くなって行くのを見るのが、悲しくて仕方がありません。。。

プロフィール


リンク集
ラテン日系留学生ブログメンバーです!!! 日本財団公益コミュニティサイト
最新トラックバック
ムール貝 (10/27)
http://blog.canpan.info/heiji/index1_0.rdf