生物絶滅の危機[2006年10月29日(日)]
地上に生命が誕生してから、40億年経っています。この長い年月の中、生物が進化していき、多様な生物が誕生し、非常に豊かな生態系が出来上がりました。現在、動物・植物を合わせて、約2000万種いると言われています。
40億年。。。我々の想像を超える数字ですが、人間は100年足らずで、この敏感な生態系バラナスを破壊し続けてきました。大量生産と物質社会が普及し、人口が爆発増加してから、森林伐採、湖沼や河川の埋め立て・コンクリート化、オゾン層破壊、砂漠化、農薬大量使用、環境汚染、温暖化などが深刻化しました。

信じられないことに、毎年5〜15万種の生物が絶滅しています。一日で換算すると100〜300種が毎日、この地上から姿を消していることになります。過去の絶滅の数万倍の速度で絶滅しているといわれています。WWF野生生物保護協会出版の『レッドデータブック』によれば、100年以内に全生物の25%が滅びるそうです。

我々、人間は考えているのでしょうか。。。
確かに世界的に沢山の対策がとられるようになっています。「動物保護地域」、「絶滅危機動物の繁殖」、「緑の増加」、「二酸化炭素・環境汚染の減少」、「遺伝子冷凍バンク」、「法律・規則」などなど。。。しかし、これらのプロジェクトはあくまでも西洋医学でいう「一時的な対症療法」であって、「原因療法」にはなっていないと個人的に感じています。
この「環境破壊」の原因は、社会を構成する「人間一人一人の心のあり方(欲望)」にあると思います。いくら一部の人たちが努力をしても、直接関係していないにも見える我々が「心のあり方」を変えなければ、本当の「原因療法」にはならないと思います。
「私には関係ない」、「私には何も出来ない」と思っていても、この社会の一員である以上、「環境破壊の輪」に入ってしまっています。直接、動物を殺さなくとも、森を切り倒さなくとも、肉を食べるだけで、木材を使うだけで、破壊の悪循環に参加をしています。これらを心にとめて「自然に対する優しい心」を取り戻す必要があります。「肉を食べない、木を使わない」と言っているわけではありません。自然の恵みを利用しながらも、上手いバランスが必ずあると信じています。
政府が「法律・規定・規則・対策」を沢山作っても、それに伴う一人一人の「心」がなければ、解決に近づくことがないと思っています。スペイン語の諺で「Si no eres parte de la solucion eres parte del problema(解決の一部ではなければ、問題の一部である)」というのがあります。
まず、一人一人が環境問題に対して、敏感になって「感謝の気持ち」を取り戻す必要があります。心の奥から生まれる「優しさ・感謝の気持ち」さえあれば、破壊の悪循環は自然と改善されていくと信じています。
















