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キャッツクロー熱帯雨林地帯の恵み[2005年09月29日(Thu)]
キャッツクロー
Cat's Claw
Uncaria Tomentosa






キャッツクロー(スペイン語名ウニャ・デ・ガト)とは、アマゾン熱帯雨林と中南米の熱帯地域原産で、ウンカリナ属の木本性大型蔓植物です。その名前は、蔓全体にわたり見られる、猫の爪(キャツクロー)にも似たフックの様なトゲに由来しています。






伝統的利用方法

 熱帯雨林のインディヘナの人々に伝統的に使用されてきています。特にペルーのアグアルーナ族、アキャッツクローはシャニンカ族、カシボ族、コニボ族、シピボ族では、少なくとも2000年以上にわたり、キャッツクロー(U tomentosa)が医療的に利用されてきています。その中でも特にペルー中央部に住むアシャニンカ族は、キャッツクローに最も密接に関係していると言われています。アシャニンカ族によるキャッツクローの利用は、記録されている歴史としては最も古いものであり、また今日ペルーにおいてキャッツクローの最大の供給者の一つでもあります。

 アシャニンカ族によるキャッツクローの伝統的な利用方法としては、喘息、尿道の炎症、産後からの回復、肝臓の洗浄、外傷の手当て(傷薬)、関節炎、リューマチ、骨の痛み、炎症止め、胃潰瘍、ガン治療といったところが挙げられます。

 また、糖尿病、女性の尿道ガン、肝硬変、胃炎、腫瘍の治療にキャッツクローを利用するペルーアマゾンの先住民もあり、ペルーカシボ族では『体を正常な状態に戻す万能薬』として信じられ、膿瘍や体内の洗浄や解熱剤として、古代より代々利用されてきています。

 その他ペルーで記録されている貴重な蔓の利用法として、止血剤、肌の手入れ、血液浄化、月経サイクルの正常化などがあります。

最近の出来事

 最近では、1994年5月にキャッツクローに関する初めての世界会議がWHOの主催によりスイスのジュネーブで開催されました。17世紀にキニーネが発見されて以来、熱帯雨林原産の薬用植物が世界的な注目を集めたのはキャッツクローが初めてのケースとなりました。


現在注目されているキャッツクローの効果

免疫増加:キャッツクローで最も注目されているのは、その樹皮や根に含まれているアルカロイドで、その効能としての免疫強化作用は既に公に認められています。これまでに実施された研究により、キャッツクローのアルカロイドを比較的少量の服用により、人体の免疫機能を最大50%向上させることが報告されています。キャッツクローがガンやエイズといった身体の免疫機構を低下させる疾病の補助的治療薬として世界的規模で用いられています。

抗リューマチ特性:キャッツクローに含まれるアルカロイドに抗リューマチ特性キャッツクローに含まれる有効成分による抗がん特性もいくもの研究を通じて立証されています。

抗ガン特性:キャッツクローに含まれる有効成分による抗がん特性もいくもの研究を通じて立証されています。ガン患者に対する化学療法や放射線療法といった従来の治療法とキャッツクローを併用した場合、抜け毛、体重の減少、吐き気、二次感染、皮膚関連の疾病といった悪性の副作用の発生が減少するレポートも報告されています。

消炎作用:キャッツクローに含まるベータシトステロール、酸、抗酸化物質といった植物性ステロールには消炎作用があり、新たにキャッツクローの樹皮や根に発見されたキノビックアシッドグリコシドと呼ばれる新しい植物化学成分はキャッツクローに含有されている最も強力な消炎成分であることが証明されています。

抗高血圧作用:キャッツクローに含有されているアルカロイドの内、リンコフィリン、 ヒルスチン、ミトラフィリンには、高血圧に対する効果と血管拡張神経特性があることが実証されています。リンコフィリンについては血小板の擬集、血栓症の抑制、血管中の凝血防止(、内皮細胞血管のリラックス、毛細血管の拡張、心臓鼓動の抑制、血中コレステロール低下等の効能があることがわかっています。
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