コンドルが飛んでゆく[2006年06月13日(火)]
ペルーのアレキパ県に「Canion del Colca」と言うところがあります。
そこで、運が良ければ野生のコンドルの飛ぶ姿を見る事が出来ます。
一昨年の7月にスペイン人の友達と団体で行きました。私にとっても野生のコンドルを見るが初めてでしたので、非常に楽しみにしていました。高山病と戦いながら、みんなで朝4時30分に起きて、「カニョン デル コルカ」に向かいました。
いざ着いて見ると観光客、様々な民芸品を売る現地の人で賑わっていました。
僕は高山病で頭が痛かったため
、皆と歩くのをやめ、良い眺めのポイントを見つけて、コンドルが出るの待つことにしました。しかし、3時間近くまっても、コンドルの姿が現れませんでした。
ガイドには現れない日も結構あると言われていたので、「これはヤバイ」と思いました。スペイン人の友達も皆ガッカリしていました。
諦めかけて、帰ろうとしていたとき、観光客のざわめく声で空を見上げました。
そこにコンドルの群れ(5匹)が優雅な姿を見せながら飛んでいました。
コンドルは羽を羽ばたいて飛ぶより、風の流れに乗って滑る様な感じです(グライダーの様に)。雄と雌の違いは分かりやすく、人目で違いが分かります。雄は真っ黒で、首にある白い輪の羽が特徴的です。雌は全身茶色です。この鳥は驚くほど大きく、羽を広げた状態で約3メーターあると言われています。
空の青さ、雪で白く被われた高山、新鮮な空気の中、コンドルの飛ぶ姿を見るのは最高です。コンドルはまさに「空の王子」と呼ぶにふさわしい飛び姿を持っています。ただ眺めているだけで、心が落ち着きます。
コンドルを見上げているときに不思議な感覚を感じました。「僕がコンドルを見ているのではなく、コンドルに見られている様な感じでした」。我々人間には無い自由、落ち着き、自然との一体化を感じました。欲望・憎しみ・嫉妬が無く、ただ自然の法則を本能的に守って、生きている「王子」の姿に心を奪われました。
自然が直接心に話しをしてくれている感覚を覚えました。
たった30分の光景でしたが、待つ甲斐がありました。
不思議なことに高山病、頭痛は知らないうちに消えていました。
「大自然のエネルギーが与えられたから良くなったのかな〜」と思いました。
ペルーの世界遺産






そうですね。。。自然は教室や教科書でいくら勉強しても、身につかない部分があると思います。実際に触れて見て初めて体験出来ることが非常に多いですから。。。