水の危機[2009年06月24日(水)]
「1秒の世界A」という本によれば、1秒間に世界で12万7千トンの淡水が使われています。これは25mプール325杯分になるそうです。地球上に存在する約14億の水のうち、人間が利用できる淡水はわずか0.01%です。

我々はこの貴重な水を意識して使っているのでしょうか?
日本で一人当たり平均に使用する水の量は:
− トイレを1回流すだけで12L
− 浴そうにためる水は約200L
− シャワーを3分間出しっぱなしにすると36L
− 食器洗い5分で60L
− 洗濯1回で110L
− 洗面・手洗い1分で12L
− 歯磨き、30秒出しっぱなしで6L
合わせると1日平均241Lもの水を使用していることになります

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人口増加と近代化によって淡水の使用が急速に増加し、汚染も進んでいます。様々な研究によると今世紀半ばまでに最悪の場合60カ国、70億人が水不足に直面すると言われています。
直接使用する水以外に、食品の輸入によって、他国の水を使用しています。例えば「米1Kgで3,600L」、「牛肉1Kgでは2万L」もの水が使われます。日本の食料自給率は年々減少し、今では約38%だそうです。60%も輸入に頼っていることになります。1年間で日本が輸入している食糧全て国内で生産するとしたら640億m3の水が必要となるそうです。これは国内の総水資源使用量の3分の2に相当し、他国の水に依存した生活を送っています。日本は水豊かな国ですが、他国で起こる水不足は決して他人事ではないですね。

ペルーの首都リマは砂漠地帯にあり、1本の川(リマック川)にほとんど依存しています。アンデス山脈に雨が降らないと川の水位が減少し、断水が当たり前のように行われます。このため多くの家では貯水タンクがあり、水道がある時間帯に溜めておきます。地域によってはトラックで水が運ばれ、バケツで購入する行列も珍しくありません。
子供の頃からこのような現実を見て育ったはずなのに、日本にいると、水の豊かさに慣れついつい「水の大切さ」が忘れがちになってしまいます

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