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手話使用を禁じたミラノ会議議決を却下 〜2010世界ろう教育会議声明〜 [2010年07月23日(Fri)]
筆者 事務局

カナダのバンクーバーで,今月7/18-22の間、開催された世界ろう教育会議。

そこで出された声明

ろう者の教育プログラムへの参加と協力
http://www.nad.org/sites/default/files/2010/July/ICEDNewEraVancouver2010.pdf

日本の聴覚障害児教育の手話否定のきっかけにもなった、ミラノ会議。

はっきりと、「ミラノ会議の議決をREJECTする」とあります。

署名をみると
・2010世界ろう教育会議の実行委員会
・カナダのブリティッシュコロンビアのデフコミュニティ
・カナダろう連盟
・世界ろう連盟
なんですね。

ミラノ会議のときは、殆どが健聴者の聾教育関係メンバーでしたが
このバンクーバー会議は、ろう者が中心なのかな。
”口話教育を否定する”なんていう一文が入らなくてよかったです(^^;

世界の発展途上国では今現在手話が当たり前で、今一生懸命先進国から補聴器を援助してもらって先進国で行われてきた昔ながらの教育を進めようという国があります。そうした国々が、同じ轍を踏まないようにしないといけませんね。

(以下、内容一部抜粋、私訳です)
1880年イタリア・ミラノで行われた世界ろう教育会議の議決は

・世界のろう教育プログラムから手話を排除した
・世界のろう者市民にとって有害となった。
・世界中の教育を管轄する機関の教育の思想や計画から、ろう者市民を排除した。
・政府の計画、意思決定、職業訓練など機会へのろう者市民の参加を妨害した。
・ろう者市民の職業的成功の障壁となり、目標を持って生きることを妨害した。
・各国の国内における多様性に対し、ろう者市民が十分に文化的・芸術的貢献をすることを妨害した。

したがって、我々は

・ろう教育プログラムにおける手話の使用を否定した、1880年のミラノ会議での全ての議決を却下する。
・ミラノ会議の悪影響を認識し、真摯に反省をし、そして
・すべての国々に対し、この歴史を記憶すること、そして教育プログラムにおいて全ての言語とコミュニケーションの形態を尊重することを喚起する。

以上。



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