筆者 事務局
すべてのことは繋がっているんだな、としみじみ思う今日このごろ。
この夏はとても暑かった。畑作業も大変だった。1時間も作業すれば暑さで頭クラクラになった。
いまの時期は大根の間引き作業が中心。これから大豆の収穫作業が待っている。
今年の大豆はわりと出来がいい感じ。
たわわに実った大豆を見ていて、思ったこと。
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尖閣問題がおこった後、外務大臣の前原さんが米国国務長官さんのヒラリーさんに、尖閣諸島も日米安保の対象地域であることを確認した、という報道があった。
日本の国防は、とことん「アメリカ頼り」なんだなと改めて思った。
そこで、あらためて日米安保について、調べてみた。
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/jyoyaku.html決まっていることは、つまるところ
「日本が脅威に晒された時には、日米が話し合う」
これしかきまっていないのだ。
もし脅威に晒されても「いつから守るか」という時期については何も決まっていない。
例えば、中国が米国本土と日本を同時に攻めに来た場合。
米国は当然、米国本土の防衛を優先するだろう。
日本に駐留する米軍をハワイや本土に引き上げさせることも十分に考えられる。
そうなれば米国は日本を守るどころではない。
軍事行動を開始する時期についての約束がないということは、日本が中国に占領されてしまっても「安保条約違反」にはならない。
「今米国本土が大変だから、ちょっと待ってくれ。落ち着いたら行く。」と言えばいいのだから。
また、たとえ米軍が日本を守ってくれた場合でも「日本人の生活を脅かすことなく、軍事行動を取ってくれる」
という保証もどこにもない。
最短距離で目的地へ向かうために、米軍の戦車が高速道路を利用して道路がガタガタにされても、日本は何もいえないだろう。
田畑を踏み潰されても何もいえない。
「助けにきてくれた」わけだから。
でももし日本に正式な軍隊があって、自主的に国を守るのであれば、日本人の生活への影響を最小限に抑える形で軍事活動を行ってくれるのではないだろうか?
自分の国を荒らしたくないという気持ちが働くであろうから。
国防を他国に委ねているということは
「日本人の生活を脅かしてもいいから、家族が数人死んでもいいから、どうぞ軍事行動を優先しちゃってください。」
ということなのではないだろうか?
もし今戦争が起こったら、いま畑で収穫を待つ大豆ちゃんが米軍の戦車に踏み潰されても、文句は言えないんだろうなぁ。
冷戦が終結し、米国は共産主義伝播の防波堤でとみなしてきた日本を守る必要がなくなった。
そして米国はテロの脅威から本土を守るために、世界各地に展開していた軍を本土に戻している。
東アジアにおいても、フィリピンから米軍が撤退してしまったのは最近なこと。
米軍駐留のおかげで安定していた東アジアの軍事パワーバランスが崩れ始めている。
中国のヘンな行動はその表れなのだろう。
社会福祉は、国が健全であって初めて成立するもの。国家が不安定なれば社会福祉もなにもあったものじゃない。
戦後、日本がこれまで平和を維持できたのは憲法9条のおかげではなく、冷戦のおかげ、そしてアメリカの核のおかげであることは、明らかなこと。
『軍隊を持たないでも国を守れる方策』があってはじめて「軍隊をもたない」という選択をすることができる。
日本は、国防を他国に依存し『軍隊を持たないでも国を守れる方策』を持たないまま「軍隊をもたないこと」を憲法で決めてしまっている。
他国から攻められやすい状況を自分で作っている。かなりやばい。
「交戦権を放棄している国からの軍事的な脅威はないのだから、日本を攻める国はない」という人がいるが、本当にそうなのだろうか?
なにも相手に脅威を感じるから、侵略をするわけではないだろう。
侵略することで利益があると判断した時点で、侵略の動機は成立する。
侵略する理由も捏造しようと思えば、いくらだって捏造できる。
例えば日本国内で、わざと自国国民を暴殺する、それを日本人のせいにして。
そして自国国民を保護する名目で日本に軍隊を派遣し、そのまま居座る。
素人の私でも、こんなことくらいは想像できる。


