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はやしま Basic Life Support
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他職種連携意見交換会[2018年11月17日(Sat)]
総社市長寿社会課地域ケア推進係 竹下氏を講師にお迎えし
「災害時に求められる連携を考える」を演題に講話を拝聴しました。
総社市は西日本豪雨で浸水被害や土砂災害の被災を受けられ、また
アルミ工場の爆発炎上という度重なる被害があった自冶体です。

竹下氏も保健師の専門職をお持ちのなか被災現場や市役所で一時は
不眠不休で業務を遂行されています。
講話では高齢者福祉施設が被災し入居者や利用者の健康管理や
安全安心を確保することの困難さと重要性についてお話されています。
健常者でも避難は困難である状況の中で、福祉避難所までの搬送や
福祉避難所も被災して市外への転移先に苦慮されたことは他人ごと
ではないと改めて痛感しました。
また、被災された経験のある自冶体からの応援職員の応援や
DMATやWMATなどの専門職の応援や支援には救われたとのお話です

その後、グループワークでは
災害時に個々ができること、求められる役割、連携について
それぞれの専門職の方からの意見交換をしました。
私たちのテーブルは医師、看護師、作業療法士、施設管理者、介護職員
での意見交換を行いました。
南海トラフ地震が発生したとの想定で意見交換しましたが
震度6強の強震や沿岸部や河川沿いの施設では津波被害も想定され
その上で停電、断水などとライフラインが停止することで病院内は
パニックになることはおおよそ予測できるもののマニュアル通りに
現場が動くかの不安があるとの意見もありました。
職員の安否確認も取れない中でどこまでの医療的ケアが可能か
認知症の入居者や利用者は急激な環境変化には耐えられず
パニックに陥り、認知症状も悪化する。その対応について
自分たちでどこまでできるか? いつまでできるか?不安だとの意見
マニュアルはあってもその通りにはいかないであろう
BCPを策定して、各専門職の役割も決めているがいざ災害では
機能するかが不安である

一般企業や事業所の避難訓練はほとんどが健常者で自立歩行は可能
しかし医療機関や高齢者福祉施設では医療的ケアが必要な方が多く
実働の避難訓練は困難であることは言うまでもありません。
私たちが支援活動させていただいた医療機関では避難所運営ゲーム
HUGやZIGといった机上訓練をアレンジした内容で発生する事例を
カードにして対応する訓練を繰り返して実施している施設があります。

何が起こるかを明らかにすることで対応する方法も考えらます。
アセスメントすることで緊急対応から事後対策に結び付けることは
小中規模の施設や事業所では時間、費用もかかり、専従する職員が
いないなど実際には問題が多く、対応したいができない切実な
問題があることも事実です。
現状で可能なできることから始めるにも・・・・・これが現実

このような問題について私たちの団体でも可能な限りのお手伝いが
できるように今後は専門職の連携を深めて対応できるようにする
ことが急がれると痛感した意見交換でした。


 
Posted by はやしま BLS at 21:31 | 災害時における他職種の連携 | この記事のURL
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