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拡大教科書等を発達障害のある児童生徒にも、著作権法に初めて発達障害への「配慮」を盛り込む (03/07) 執筆者
拡大教科書等を発達障害のある児童生徒にも、著作権法に初めて発達障害への「配慮」を盛り込む (03/07)
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自立支援法の一部改正をめぐる懸念と推進する立場に立つJDDと、二つの意見を紹介します [2010年06月04日(Fri)]

 障害者自立支援法の一部を改正する「障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律案」は、参議院本会議での採決の直前に鳩山首相が辞意を表明したために審議がストップしています。菅直人新首相が誕生しましたが、国会審議の日程は不透明です。
 この法案については、手続きの問題と、自立支援法の廃止が明記されていないことから、批判があります。日本発達障害ネットワーク(JDD)は、発達障害が明記されることを重視し、推進しています。
 障害者制度改革推進会議にあてた同総合福祉部会構成員による要望書と、JDDの要請書を両方とも紹介します。

要望書 2010年6月1日
障がい者制度改革推進会議 小川榮一議長殿
障がい者制度改革推進会議総合福祉部会構成員一同

 障がい者制度改革推進会議のもとに設置された総合福祉部会において、「障害者総合福祉法(仮称)の実施(制定)以前に早急に対応を要する課題」について、4月の部会立ち上げ以降、本日まで議論が進められてきた。
 しかし、そうした議論をまとめている最中にもかかわらず障害者自立支援法の一部改正が情報提供もなく進められたことに対して、部会構成員一同は強い遺憾の意を表すとともに、推進会議並びに本部会の議論が尊重されるよう、推進本部に意見を上げていただきたい。
以上


要望書 20年6月4日
 「障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律案」をぜひ今国会で成立させて下さい

日本発達障害ネットワーク  代表 田中康雄

 表記の法案は、地域において適切な支援が受けられず、困窮している発達障害のある人およびその家族にとって、一日も早く成立することを待ち望んでいたものです。ぜひ今国会で成立させて下さい。
 この法案の内容につきましては、平成20年度に障害者団体が参加し審議された社会保障審議会の答申を受けて、平成21年度に作られた法案を受け継ぎ、さらに改良したものとなっています。法案の内容は、全ての要望に応えたものではありませんが、少なくとも現行の障害者自立支援法や児童福祉法等の問題点や課題を修正し、喫緊の課題に応えたものとなっています。
 特に、骨子案にある「障害者自立支援法のサービスをより受けやすくする観点から、発達障害者が障害者の範囲に含まれることを法律上明示する」につきましては、予算措置等で対応できるものではなく、法律に明記することにより、各地域における実際の支援が名実ともに進むことが期待されるものであり、発達障害のある人やその家族、関係者が長年待ち望んで来たものです。ぜひ今国会で成立するようお願いいたします。
 この法案は障害者が参加して審議された平成20年12月の社会保障審議会の答申を基にしており、障害者団体の意見を十分に聴いて作られた法案で、不十分な点はあるとしても、現状より大きく前進するものであり、法案に反対する声の中でも、内容的に問題がないとする意見が多く聞かれます。
 一方、本法案につきましては、手続きや進め方の面で、「障害者自立支援法違憲訴訟原告団」と国との基本合意や、障がい者制度改革推進会議や総合福祉部会における検討との関係に疑問の声があるものと理解しております。しかし、本法案は、「障害者自立支援法違憲訴訟原告団」と国との基本合意を順守することを前提としたつなぎ的な法案であること、障がい者制度改革推進会議における検討を第一義としつつ、その結論が出るまでの緊急的かつ時限的な法案であり、上記の基本合意に反するものではないことを国会での与党の答弁でも確認いただいております。
 私どもとしましても、障害者自立支援法違憲訴訟原告団」と国との基本合意の順守、障がい者制度改革推進会議や総合福祉部会における検討が尊重されることを願っておりますので、本法案が成立しましても、それらが妨げられることがないよう対応をお願い申し上げます。
 私たちは、将来的には、日本中のどこに住んでいても、谷間がなく全ての障害のある人が、個々のニーズに合わせた適切を受けられる社会の実現を望んでいます。障がい者制度改革推進会議や総合福祉部会において、当事者参加の下、広く意見を聴き、しっかりとした制度が作られることを願っています。
 地域において、支援を受けられず苦しんでいる多くの発達障害のある人が、法案の成立を待ち望んでいます。ぜひ、今国会で成立するよう、ご尽力をお願いいたします。
  以上