子どもの放課後支援をすすめる会の第5回全体会を開催しました [2009年09月09日(Wed)]
「子どもの放課後支援をすすめる会」の第5回全体会が仙台市の福祉プラザで開催されました。
この会は、「放課後ケアネットワーク仙台」(仙台市で障害児の放課後ケア事業を行っている10団体)、児童館の指定管理団体、仙台市学童保育連絡協議会、放課後子ども教室、発達障害支援ひろがりネットの5団体で構成し、昨年9月より、「子どもの放課後支援をすすめる会」を構成して、知的遅れを伴わない発達障害児の放課後支援を一緒に考えすすめていく活動を展開しています。 きょうは、これまでで最高の51人が参加しました。参加者は、児童館職員、留守家庭児童会職員、放課後ケア事業職員、放課後こども教室職員、民間学童保育職員、保護者などです。このほか、マスコミの取材が2人、仙台市の子供未来局、教育局、健康福祉局から関係する各課の職員が参加しました。 初めに、「仙台市放課後子どもプラン」、放課後児童健全育成事業、仙台市放課後ケア支援等事業について、各課の仙台市職員のみなさんから説明していただきました。 次に、仙台市内の放課後ケア事業所、児童館、留守家庭児童会、放課後子ども教室、フリースクール、民間学童保育の計152ヶ所の支援事業所を対象に今年2月に行った「発達障害児の放課後実態調査結果」について、報告を行いました。 最後に参加者が8グループに分かれてグループ討論を行いました。 アンケート調査の結果、発達障害児の放課後支援に関わって19項目の課題が浮かび上がってきています。全体会を重ねるごとに、状況と課題の認識の共有化が進んでいます。きょうの行政報告、グループ討論では、お互いの「知りたい」と思っている情報について発言したり、現状を前に進めるための努力の内容、キイワードが語られ、このミッションがさらに進みました。 次回の第6回全体会は、12月4日(金)10時から、福祉プラザ第一研修室で開催することを確認しました。 |