CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

«障害を理由にした差別は「ある」が91・5%−内閣府調査 | Main | 「子どもの放課後支援をすすめる会」の全体会がありました»
記事の分類
お薦めサイト
地域SNS「ふらっと」
月別アーカイブ
最新コメント

宮城県自閉症協会と朝日文化事業団が米国ノースカロライナ大学のゲーリー・メジボフ教授による講演会を9月2日に仙台で開催 (07/17) 佐藤 琴子
年一回の「オヤジの会」−きょう「シエルの会」が (11/20) dvd@cdrw.club.ne.jp
NPO法人「全国LD親の会」が28日に20周年記念フォーラム (02/05) 静岡県立浜北西高校 老川晴代
宮城教育大学が3月14日に特別支援教育セミナー 大学における障害のある学生の支援の取り組みを紹介 (06/04) 一般人
日本発達障害ネットワークが27日、障害者自立支援法の一部を改正する法律案ついて緊急要望書を出しました。 (06/03) みやぎアピール大行動実行委員会事務局
新しい障害者法制を求めて、アピール大行動が行われました (04/27) おおた
映画「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」が上映中ですが主人公はADHDとLD (04/06) 森杜
えじそんくらぶ「森杜」親の会宮城が、サイトをブログに移行しました。 (11/11) 管理者
拡大教科書等を発達障害のある児童生徒にも、著作権法に初めて発達障害への「配慮」を盛り込む (03/07) 執筆者
拡大教科書等を発達障害のある児童生徒にも、著作権法に初めて発達障害への「配慮」を盛り込む (03/07)
http://blog.canpan.info/haxtutatusien/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/haxtutatusien/index2_0.xml
タグクラウド
QRコード
特別支援学校「もう限界」-「朝日新聞」が27日、宮城県の実情を報道しました [2009年06月30日(Tue)]

 宮城県では特別支援教育を担う支援学校が不足しています。とくに仙台圏の光明、利府、名取の支援学校は、開校時の定員をはるかに上回る生徒を受け入れているため、過大・過密な学校になっています。特別支援学校の増設と既存の学校の教育条件の改善を求める声は、各方面から上がっています。 「朝日新聞」が6月27日付けの宮城県内版の紙面で、「もう限界」という見出しをつけて、以下のように報道しました。

 障害のある児童・生徒が通う特別支援学校への入学者が全国的に増え、県内でも教室不足が慢性化している。県教委は、過密状態を改善するための整備計画を年度内に策定する方針だが、問題解消までには多くのハードルが横たわる。(高橋昌宏)

 仙台市泉区南中山にある光明支援学校。現在地に移転した94年当時、生徒数は約200人だったが、その数年後から増加が目立ちはじめた。最初は会議室を区切って新たに3教室を設けたが、それでも足りず、99年からは2年で4教室分のプレハブ校舎を建設。さらに美術室も転用し、285人に達した今年度は、4教室分のプレハブ校舎増設でしのいでいる。
 村上善司校長は「日々の活動に大きな制約が出ている」と説明する。作業学習でも、一人当たりのスペースが狭いために取り組む内容が限られたり、個人の能力に応じた細かいグループ分けができなかったりしているという。給食の調理施設は対応能力を超える人数をさばかざるを得ず、教職員の増員で職員室の通路はすれ違うのがやっとだ。
 特別支援学校のなかでも、視覚、聴覚に障害のある子どもたちの人数は横ばいか微減の一方、知的障害者の人数は右肩上がりに増えている。知的障害を対象とした県立学校の児童・生徒数は98年の1042人(254学級)から、昨年5月現在で1479人(349学級)と1・4倍になっている。

 深刻なのは、仙台圏の光明、名取、利府の3校だ。名取の生徒数は10年間で1・8倍に膨らんだ。増築を続けてきた結果、校庭がプレハブで埋まってしまう学校も。県全体で昨年度16のプレハブ教室を新設したが、県教委特別支援教育室の菊池健室長は「すでに限界。もう敷地に余裕はない」と明かす。
 背景には、希望者全員を受け入れる全入制に96年度から移行したことが大きい。さらに、一人ひとりのニーズに応じた個別指導計画の作成などを課す「特別支援教育」が2年前に始まり、保護者の理解が深まってきたことも要因との見方がある。
 県教委は、専門家や校長会の代表らからなる「特別支援学校あり方検討委員会」で、5月から過密化解消に向けた議論を開始。9月に一定の結論を得た後、今年度中に県教委内部で教育環境の整備計画をまとめる。

 ただ、委員会が新たに開校する案を提言しても「財政難のなか、県との調整が必要となる」と菊池室長。同じ事情を抱える他県では、統廃合などで使わなくなった校舎や空き教室に増設するなどの対策をとっている。
 だが需要の多い仙台市内に廃校となった県立学校はなく、仙台市立の支援学校も1校しかない。市議会で昨年、この問題が取り上げられた際、市教委は「新たな学校の設置は、制度上第一義的に責務のある県で対応すべきものと認識している」と答弁、学校新設に否定的な姿勢を示した。
 設置義務は都道府県にあるものの、対応に温度差があるのも事実だ。政令指定市では仙台市より人口の少ない北九州が9校(知的障害以外を含む)、堺、千葉は2校で、新潟市は来春、2校に増える。
 村上校長は「安心、安全な教育活動を保障するうえでも、児童・生徒にこれ以上負担はかけられない」と語る。

<写真1>
昇降口を改造して教室に。中央の柱がそのまま残った
=名取市の名取支援学校






<写真2>
敷地を埋め尽くすプレハブ校舎
=仙台市泉区の光明支援学校
トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント