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中年のひきこもりの長期化が深刻。多世代交流プロジェクトからも取り残される独身の中年層〜ひきこもりは42歳が最も多く、期間は7年以上が最多〜 [2017年01月07日(Sat)]
きのうの読売新聞の論点スペシャル「大人のひきこもり」を読んで、先日亡くなった子ども時代の友人の事件を思い出した。

「ひきこもり」というと、一般的には10代20代の若者をイメージすると思う。しかし、30〜40代のひきこもりも少なくなく、彼らを支えている親も高齢化している。

[論点スペシャル]大人のひきこもり
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170105-118-OYTPT50419/list_COMMENTARY


■ひきこもりの年長化と長期化

読売新聞の記事には、下記二つの調査結果が紹介されていた。

まずは、KHJ全国ひきこもり家族会連合会( http://www.khj-h.com/ )の2015年〜16年の調査

【ひきこもりの平均年齢】
・平均年齢は32.7歳
最も多い年齢は42歳


次に、昨年内閣府が発表した15〜39歳の「ひきこもり」の調査

【ひきこもり期間】
「7年以上」が34・7%でトップ
「3〜7年」も40・8%

【ひきこもりになった年齢】
35〜39歳が10・2%で前回調査から倍増

ひきこもりの長期化とひきこもりになった年齢が年長化している。

「引きこもり」推計54万人 長期化・高年齢化が顕著に 「7年以上」35% 30代後半が倍増 内閣府が全国調査
http://www.sankei.com/life/news/160907/lif1609070018-n1.html


■支援が手薄な中年のひきこもり

我が国において、若者とは「15〜39歳」と定義されているようだ。となると、ひきこもり状態の若者の就労支援をしている団体は、40歳以上のひきこもりは支援対象外となる。

ひとつの家庭に、高齢の介護が必要な両親と40代のひきこもりがいるという状況が今後増えてくるのだろう。

ヘルパーさんが、高齢者のご自宅を訪問したときに、ひきこもり状態の息子に気づいたとか。

ハローワークに、80代の両親が一度も働いたことがない40代の子どもを連れてくるとか。


そういう話は、今までも聞いたことがある。今は親の蓄えや年金で暮らしていけるけれど、親の死後はどうなるのか。本人が一番考えたくない問題なんだとおもうけれど、誰がどうやってサポートしていけばよいことなのだろうか。


■多世代交流プロジェクトからも取り残される中年

昨今、全国で様々な多世代交流プロジェクトがはじまっているが、「子ども」「高齢者」「子育てママ」などを中心にしたものはよく見かけるが、独身の中年を対象にしたものは「婚活」ぐらいだろうか。それだけ、巻き込むのがむつかしい世代ということであろう。

立川の地域活動「あたみ」にも、独身中年はひとりも来ていないのではないかと思う。
そして今月4日に、子ども時代の友人が父親からの無理心中で亡くなった。精神を病んだことから両親に家庭内暴力を日常的にしていたようだった。高齢の両親にはどうしたら良いのか、どこに相談したらよいのかわからなかったのではないだろうか。

暴力とは程遠い家だった。当時は珍しい水色の洋風のお家で、家の中は、おばさんの趣味のドライフラワーとレースの小物がたくさん飾ってあり、庭にはおじさんの好きな花がたくさん植えてあった。友人もおとなしく優しいお嬢様だった。彼女は私立の小学校に行ったので、その後疎遠になってしまったけれど、一度家の鍵がないと玄関前で泣いていたのを母が見つけてうちに来たことがあったらしいが(私は記憶にない)、それきりだと思う。

昨年から立川の地域活動「あたみ」を始めて、ご近所や町内会の人と交流が少しづつできてきたけれど、10メートル先の昔の友人の家で、このようなことが起きているとは思いもよらなかった。

ひきこもりの年長化・長期化は、このような事件が起きるリスクが潜んでいると思う。

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