CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«講演会「ハウジングファーストと社会デザイン―フランスと日本の実践から」の感想〜まず広義のホームレスの実態調査を! | Main | 社会事業家(株)アットマーク・ラーニング代表の日野公三さんの講演から〜就学から遠ざかる子どもたちと国内初の株式会社が運営する通信制高校»
<< 2017年12月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
なぜ空き家は問題なのか〜住宅における根強い価値観を変えられるか [2015年11月15日(Sun)]
■空き家は、なぜ生じたのか

@経済的要因
・住む必要がない・住めない(売却したくない場合、税制問題により放置)
・賃貸にする場合、ある程度の改修費が必要
・中古住宅は、価値が下がり売却しづらい→メンテナンスを怠る
・需要と供給のバランスが崩れている

Aライフスタイルの変化
・単身者が増加(空き家の多くが民間賃貸共同住宅)

■空き家は、なぜ問題なのか

(個人) 所有者にとって、維持費、防犯上の課題→経済的要因
(コミュニティ)治安上の課題、地域のつながり希薄 へ
(ネットワーク) 地域の景観、都市計画上の課題、地価の下落、地域イ メージの悪化

■どういう成果をみせることが解決につながるのか

@家に対する愛着をもつ (維持する)
A家を地域の活性化に活かす(資源とみなす)
B空き家に対するニーズを創る、ニーズとつなげる
(貸す・売るといった従来の繋げ方以外の道をつくる)

■現時点での対策

@セキュリティ会社の見守りサービス
A空き地にして駐車場へ
B中古住宅の鑑定、民間による資格・空き家管理士創設
C空き家バンク(空き家の売却・賃貸希望者と移住希望者をマッチング)
DNPO、アーティストなどが住居以外にも活用
Eコミュニティが共有する場。地域のつながり強化に貢献
F移住の推奨
G法制度の整備
H神戸市:まちなか防災空地として空き家整備(火災時の延焼防止)
I世田谷区:世田谷らしい空き家等地域貢献活用モデル(ディサービスと認知症カフェを備えた地域の多世代交流拠点、高齢者施設と同居するグリーフサポートセンター)
@〜Cは民間企業の取り組み、DEはNPOやソーシャルセクターの取り組み、FGは行政の取り組み、HIは行政、地域、NPO、民間企業など、他セクター間連携のハイブリッド領域。

■発見と仮説

@経済的要因、「市場の失敗」によって生じた課題は、環境的、文化的要因を伴って社会課題へと転じた。
A空き家問題から、「不均衡な状態でバランスがとれている不当な社会構造」がみえた。
Bセクター間連携、ハイブリッド領域の解決が有効的ではないか。
Cセクター間連携を促すには何らかの『しくみ』が必要ではないか。
Dしくみがあっても広がりが必要。普及させるのは『誰』か?
E根本的な解決には、人々の価値観を変える必要があるのではない か。(新築に価値をおく考え方、住宅への愛着)そのためには、disruptive innovation(価値観をひっくり返す)が必要ではないか?
★ここが重要であり、しかし、未だ見えてきていない。
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント