「演繹的思考」 と 「帰納的思考」 [2008年06月03日(火)]
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今年の新入社員の研修をしていて気が付いたことがあります。
彼らは、学校教育によって、演繹的な思考能力は育っている ので(日本の)テストでは高い成績を取ることはできるので しょうが、帰納的な思考をするトレーニングが全く足りて いないようです。 つまり、 こういうルール(公式)があって、それを使うとこんな 方法でこの問題が解けます。 ということを学ぶと、それを応用して問題を解くことは できるのです。 ところが、 事象A、事象B、事象C という3つのことが起こっています。 これらのことが起こっている原因はなんだと思いますか? という問題に対しては、非常に思考が浅いのです。 実社会では、後者のような問題を解く力がものすごく重要です。 そして、そのような問題には、唯一絶対の正解はありません。 学校のテストに慣れすぎている人に、こういった問題を 出すと、 「ヒントを下さい」 と言われることがあります。 この言葉が出てくる背景には、 「問題には、必ず正解があって、問題を出す人は その答えを知っている」 という前提があるのではないかと思います。 しかし、実社会では、お客さんは、自分で問題を解決 できないから仕事を依頼されるのです。 問題を提示するお客さんは、答えを知らないのです。 これを読んでいる学生や新人のみなさんは、今のうちから 「唯一絶対の正解がない世界」 に慣れておくといいでしょう。 そのための近道は、「現場」を持つことです。 実際の現場で、唯一絶対の正解がない問題に沢山触れて いくことです。 こういったことが実感できると、 【仮説・検証思考】 【PDCAサイクル】 が、如何に重要かがわかってきます。 |



