名取もすっかり暖かくなり桜が満開です。
はなももも デイルームで観覧できるように桜の木を作成致しました。
平安時代の頃の花見は花の美しさを楽しむというよりも
神事としての意味合いがありました。桜は、田の実りを
司る「サ神」様が座る場所という意味の「クラ」が組み合わさり、
「サクラ」と呼ばれるようになった。というのが主流の説。
だんだん暖かくなる時期に花を咲かせるので、田植えを
始める時期の目安としても重宝されました。
田植えの時期を知らせる桜は田植えを司る神様の特別な場所として、
大切にされたのは当然の成り行きだったのかもしれません。
時代の流れの中で、農業の生産性が向上し、サ神の信仰は
薄れましたが、桜の下で美味しい物を食べて楽しむ習慣だけは
残ってきたのです。
ということで、はなももでは行事食として、春の訪れを
感じていただけるようお花見食事を提供致しました。
・たけのこご飯(青菜・桜型の人参のせ)
・青ねぎと卵とじのお吸物
・ほうれん草、若布、もやしの青じそ胡麻ドレ和え
・かに風味あんかけ豆腐
・煮豆
【春の象徴、色合いの意味】
・赤…春のよろこびと日差し、もしくは桜の花の様子を表現
・白…ざ雪に見立て、残雪&薄雲、冬の名残を表現
・緑…春の芽吹き、よもぎの緑色で夏のきざしを表現
2018.4.10 看護小規模多機能ホームはなもも 鈴木