HAKODATEアカデミックリンク2012終了! [2012年11月11日(Sun)]
11月10日(土)青年センター体育館でHAKODATEアカデミックリンク2012が開催されました! このイベントは函館にある8高等教育機関の発表機会として実施され今年で4回目です。市民の皆様方・地元企業の皆様方にわかりやすくご披露し、また各研究テーマの協力・連携の可能性を探るための交流を目的としています。 発表・研究内容は文系と理系のおよそ40のブースと8つのステージセッションで、参加した学生数はおよそ250名!ソフトウェアの開発、教育支援・実験・調査結果に基づいた提言、商品化へ向けての試作品の展示など様々… 私もすべてのブースを回ろうとしましたが、10箇所程度しか聞いて回ることができませんでした。熱心に聞けば聞くほど、1か所につきたくさんの時間を費やしてしまいます…。それだけおもしろい研究があったということです!しかしその反省を活かして、来年は聞き方にも工夫しながら全ブースを聞いて回りたいと思います! 自分の研究のところに聞きに来た他大学の学生や市民に熱心にプレゼンテーションしていました。 各ブースセッションの30秒プレゼン! ピタッと終わらせる学生さんもいれば、タイムオーバーの学生さんも… 研究の成果は中身だけでなく、人に伝えるためのプレゼンテーション技術も必要とされます。 元気いっぱいの大谷短期大学の3匹の子豚のお芝居。 ステージセッションでは10分程度で各学校から1チームが出演しました。 身近なものから専門的な研究発表まで多岐に渡りました。 どれも聞き取りやすく、2時間はあっと言う間でした! 自分が学生のころはあんなに上手にプレゼンできなかったです… また、今回アカデミックリンクでは初開催の「CCHビブリオバトル」では、極東大、未来大、教育大、函館高専、函館短大から各1名ずつ参加しました! 発表者(バトラー)が自分のお気に入り本を持って集まり、順番に一人5分でその本を紹介します。そのあと会場からは3分の質問タイムがあります。そして、最後はどの本を読みたくなったかを会場のお客さんに投票してもらうというものです。 どの学生さんからも読書を愛していることが伝わってきました。(見習わないと…) 新書、ホラー、恋愛小説、ファンタジー、童話など… プレゼンの仕方、語彙力の多さであんなにも変わってくるんですね! ビックリしちゃいました。 今回チャンプ本になったのは「四方を統べる神―ドラル国戦史〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)」です。 プレゼンしたのは函館高専の吉田有里さん!作品の魅力をわかりやすく、会場を笑いに誘っていたのがポイントが高かったのかと思います。 知識を増やすもっとも有効なのは読書と考えます。読後感や文章の流れの好みなども人それぞれです。こういった取組に参加することで、さらに自分の見聞を広めるだけでなく様々な価値観に触れることができる機会にもなると確信しました! とは言っても、「百聞は一見にしかず!」 函館市内の図書館連携プロジェクトチーム「ライブラリーリンク」では、今後もこの取組を推進していきたいということですので、もしその機会を見つけたらチェックしてみてはいかがでしょうか? 青年センター優秀賞ですが、ブースセッションは函館高専の「函館の地酒をつくるU〜吟醸酒への道〜」、ステージセッションは教育大の「ジェンダーの視点から見る男性の育児休暇」でした!おめでとうございます! 学生の皆さんお疲れ様でした! センター長 仙石 |